2016年9月6日火曜日

入力フォームを改善して資料請求を増やす

ホームページには、資料請求や問い合わせを受けるという、大きな役割があり
ます。そしてその数を左右する要因の一つは、入力フォームの質です。

皆さんは、入力フォームの質といってもピンとこないかもしれませんが、この
ような経験はありませんか? 入力ミスをしてしまったが、送信ボタンを押す
までわからなかった。送信ボタンを押した後、次のページでミスを指摘され、
なんとなくブラウザの戻るボタンを押したら、入力した情報が消えてしまい、
入力する気が無くなり、別のホームページに行ってしまった・・。

ホームページの訪問者が、入力フォームのページまで行っているということは、
かなりの確率で、資料請求や問い合わせをする気があります。それなのに、フ
ォームのシステムが悪かったり、入力項目が多すぎたりすることで、結局送信
ボタンを押さずに、他のページや別のホームページに移動してしまう。これは
とても残念なことです。

しかし、入力フォームが良いのか良くないのかをどのように判断すれば良いの
でしょうか? 実は簡単に判断できるのです。まずは実際にメールで送られて
くる資料請求・問い合わせの数を把握します。そしてその数と入力フォームの
アクセス数と比較するのです。

アクセス数の50%程度が資料請求・問い合わせとして届いていれば、急いで改
善する必要はありません。(もちろん、もっと増やすことも可能ですが)しか
し、それを下回っているようでしたら、改善の必要ありです。急ぎ改善するこ
とをお勧めします。

ここからは、具体的にどのような改善が出来るのかを考えていきます。

①入力を楽にする
 ・郵便番号を入力すると、県・市・町など、郵便番号と紐付いている住所が、
  住所入力欄に自動的に入力されるようにする
 ・漢字の名前を入力すると、カナが自動的に入力されるようにする
 ・郵便番号や電話番号は半角英数に、名前や住所は全角で入力されるように
  する
②ミスを早めに教えてくれる、ミスをしないように誘導してくれる
 ・半角のところに全角に入力したら、次の入力項目に行く前にアラートが出
  てすぐに修正できるようにする
 ・入力する前に、入力欄、またはその近辺に入力例が表示されている
③入力ページからすぐに送信ではなく、一度確認ページをはさみ送信する。
 確認ページから入力ページに戻りやすいように、ボタンのデザインを工夫す
 る
④問い合わせページは、なるべく個人情報の入力を減らす
⑤資料請求の場合、送られる資料がどのようなものかわかるようにする
⑥担当者の顔写真をページ内に表示する
⑦個人情報の取り扱いを記載する

これらのことがきちんとできるだけでも、資料請求・問い合わせの数が増える
可能性があります。少なくともフォームの使いやすさや信頼感は増すはずです。

自社のフォームを見直し、直すところがあれば改善に取り組んでみてはいかが
でしょうか。


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