2016年4月26日火曜日

アクセスログの読み方 ~離脱率を減らしましょう~

アクセスログ解析といえば、ページビュー数、訪問者というところを見ている方が
多いかと思いますが、アクセスログ解析ソフト”GoogleAnalytics”では、その他に
もいろいろな数値を知ることができます。ホームページを改善するために必要なも
のばかりですが、その中でも至急で改善しなければならないポイントを教えてくれ
るのが、”離脱率”という数値です。

この”離脱率”ですが、ホームページの各ページごとに出てくる数値で、そのペー
ジから他のホームページに移動してしまう率をパーセンテージで表示したものです。
※同じホームページ内の別のページではなく、全く違うホームページに移動してし
まう確率ということです。

例えばトップページの離脱率が45%と表示されているとすると、トップページか
ら他のホームページに移動してしまう人は、トップページを見ている人の中で45
%にも上るということを表しています。

ではこの数値、どのくらいであれば良いのでしょうか? 一般にトップページは、
まず最初に訪問する場合が多く、また、一旦トップに戻ってから他のホームページ
に移動することも多いことから、他のページに比べ高い率でも容認できます。40
%以下であれば、まずは問題ないでしょう。トップページのこの率は訪問者が増え
ると同時に上がってくる傾向にありますので、数値が増えてきたら注意も必要です。

では、トップページ以外ではどうでしょうか。私がこれまで注意していたのは30
%以下に収めるということです。あくまでも目安で、低ければ低いほど良いのです
が、まずは30%以上の離脱率のページがあれば、そのページの改善を始めて下さ
い。

30%以上の離脱率となっているページは、お客様にとって魅力が足らない、ペー
ジのタイトルと内容がマッチしていない、内容がわかりにくい、ダラダラと長いペ
ージになっているなど、問題があるページです。そのため、他のホームページに逃
げて行ってしまうわけです。このようなページは、ホームページ全体の中で、足を
引っ張るようなページです。問題点を探し、改善を進めてください。

離脱率は問題のあるページを教えてくれる大切な指標です。ぜひ活用してください。


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