2016年4月19日火曜日

施工事例の上手な見せ方

皆さんのホームページで人気のコンテンツといえば、まず施工事例が挙げられるの
ではないでしょうか。この施工事例を紹介するページですが、単に写真だけを掲載
されてはいませんか?

お客様にとって、写真だけを掲載している施工事例は決して分かりやすいものでは
ありません。それも家具の入っていない、竣工写真をただホームページに貼り付け
ているだけのホームページでは、家の魅力が十分に伝えられているとは決して言え
ません。

一般のお客様は、竣工写真を見ただけでは、その写真に写っている部屋のどこが魅
力なのか良く理解出来ない上に、同じような竣工写真を何枚も見せられるとなると、
飽きてしまいます。

ではどのような施工事例ページが良いのでしょうか?最初に最も理想的な施工事例
ページのお話をしましょう。それは、家具やカーテン、照明などが設置されて人が
住める状態になっている部屋で、なおかつ写真にその家や部屋、設計、素材などの
魅力がテキストで記されているページです。さらに言えば、その写真に人物が写っ
ていれば(社員さんなどでも構いません)本当に満点です。

そこまで出来ないとすると、実際にはどのような施工事例ページを作れば良いので
しょうか。まず必要なのは、写真にコメントやキャプションを付けることです。そ
の写真の部屋のこだわりポイントは何か、設計で工夫しているところはどこか、お
客様からの要望はどのようなもので、それをどのように設計に活かしたのか、この
ような事を文字で表現してあげれば、施工事例を見た一般の方にもその家や部屋の
魅力を伝えることが出来ます。一般の方は皆さんのようなプロでは有りません。写
真を見ただけでは、何が良いのかをなかなか理解できません。それを前提に、わか
りやすくしてあげることが大切です。

皆さんもホームページを一度見直し、人気ページである施工事例をもっと自社の魅
力をアピールするページにしてください。


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