2015年8月3日月曜日

 Windows10へのアップデート、するべきか、しないべきか

Windowsのパソコンをお使いの方はお気づきかと思いますが、Windowsの右下に
白のWindowsのマークが出てきているかと思います。このマーク、現在多くの方
がお使いのWindows7、8.1から、Windows10発売後1年間に限り、無料でアップ
デートできるというサービスのお知らせです。

「これはラッキー」となりそうな話なのですが、そんな美味しそうに見える話
に乗ってしまって良いのでしょうか?そこで、Windows10へのアップデートを
するべきか、しない方が良いのか、今回は、企業での使用を前提に検証をして
みました。


◯アップデートするかどうかは、既存のソフトやドライバが動くかどうか

Windows10にすることで、重い、遅いと言われていたIE(インターネットエクス
プローラー)が廃止され、新しいブラウザになるため、恐らく使いやすくなる、
OneDriveというMicrosoftのネットストレージサービスが使え、ネット環境さえ
あれば、データを大量にネット上に保存できるなど、メリットも数多くありそ
うなのですが、話はそう簡単ではありません。

会社で使う場合には、例えばプリンタが使えないとか、ソフトが使えなくなる
とかいう事態は絶対に避けなければなりません。まずプリンタは、プリンタの
メーカーがきちんと対応したドライバを出しているかが問題です。大手のメー
カーには当然Windows10の情報が届いているはずですので、これはアップデート
開始時期に間に合わないとしても、数日で対応できているはずです。しかし、
数日と言えどもプリンタが使えないというのはまずいですね。アップデートす
る際は、かならず使っているプリンタのドライバが、Windows10に対応している
かを確認してください。

ソフトの場合では、これも大手はすぐにアップデートされると思います。しか
し、その対応が無償か有償かの確認が必要です。万が一有償なのであれば、そ
の費用を出してまでアップデートする必要があるのかを検討する必要がありま
す。フリーソフトの場合ですと、そもそもアップデートするのかどうかの確認
が必要です。もしアップデートされない場合であっても、Windows10のアップデ
ート後しばらくすると、ネット上に既存のままで使えるかどうかの情報が流れ
る可能性がありますので、それを確認してからのアップデートの方が無難です。

PCには様々なソフトがインストールされています。そのソフトについて、全
て前もって調べるのは至難の業です。前述したフリーソフト以外のソフトにつ
いても、アップデートが行われた後、これまで通り動いているのかを確認した
上でも遅くはないと思います。できれば、半年程度様子を見て、社内のパソコ
ンがきちんと稼働するとの確証を得てからのアップデートをお勧めします。



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