2015年6月3日水曜日

日本年金機構の情報流出

昨日の新聞に日本年金機構が125万件の個人情報を流出されたと報道されています。

新聞を読みますと、メールに添付されていたファイルを不用意に開けてしまったのが
原因のようです。

ここまで読んで驚いたのは、個人情報は恐らく機構内のサーバに保存されえいたと
思いますが、そのサーバにネットに繋げられる個人の使用するPCが存在したことです。
抽出した個人情報がどの程度のものなのかがよくわからないのですが、メールを普段
見ているPCでとても大切な個人情報にアクセスできるとは・・。

また、やっちゃったな、と思ったのは、不用意にメールについていた添付ファイルを
開けてしまったことです。
これはウイルスに感染しないようにするための、基本の”き”というべきことが
できていなかったということです。
ITセキュリティに関する教育はされていなかったのでしょうか?

この事例は、超大手であり、狙うに相応しい対象である日本年金機構であるから起こった
話かもしれません。
恐らく、誰にでも届く、撒かれたウイルスにたまたま引っかかったというのではなく、
日本年金機構をターゲットにした事例でしょう。

日本年金機構が狙われたのだとすると、自社には関係ないと思いがちです。
しかし、実際は違います。
この初歩的なミス、怪しいメールに付いてきたファイルを開けてしまう、というミスは
誰にでも起こりえる問題なのです。
このような怪しいメールは、中小企業であれ、個人であれ、時たま届くものです。
ちょっとしたミスで、自分のPCにもウイルスに感染し、その結果、情報が流出してしまう
という可能性があるということを認識しておかなければなりません。

ちょっとした気の緩みが自社の情報流出ということにつながります。

メールに対しての注意を怠らないようにしてください。




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