2015年5月1日金曜日

ホームページをもっと積極的に使うには

ホームページが会社の魅力や商品をアピールしてくれるツールになることは、
皆さんご理解のことかと思います。

しかし、活かしきれていないと考えている方も多いのではないでしょうか。で
はなぜ活かしきれていないのでしょうか? 問題点を2つに絞り、どうすれば
今よりホームページを活かすことができるのか、考えていきたいと思います。

◯問題1 そもそも見てくれている人が少ない

この問題の対応策でよく考えられるのは、SEOなどのホームページに関わる
施策で検索順位を上げて、アクセス数を増やそうと言うものです。しかし、こ
の方法は社内でSEOなどの知識を持った担当者がいない限り難しいのが現実
です。(例え外部の業者に依頼する場合でも、丸投げになっていては、なかな
か成果を出すことができません) そのような担当者もいないという状況の場
合、どのようにすれば良いのでしょうか?

そこでSEOの知識が無くても、中長期的に検索順位を上げていくための施策
を一つ提案させていただきます。これは”コンテンツマーケティング”という
もので、例えば健康住宅を建てている会社であれば、健康住宅の様々なコンテ
ンツをコラムやQ&Aという形で掲載していくという方法です。

この方法は数と書かれている内容が重要です。数については、コンテンツ数が
多いほうが検索エンジンから評価されるというのが理由です。とにかく自社の
ビジネスに関係するコラムやQ&Aを増やし続けて下さい。

そしてコンテンツの内容もとても重要です。見に来た人がそのコンテンツに満
足して、そのホームページの他のページも見たいと思うような内容にしていか
なければなりません。

このようなコンテンツマーケティングは明日すぐに成果が出るということでは
有りませんが、着実に続けていけば、確実に検索順位は上がっていき、その結
果、ホームページの訪問者も増えてきます。


◯問題2 ホームページを訪問してくれる人がなかなか資料請求してくれない

ここで考えなければならないのは、情報を出し惜しみしていないか、というこ
とです。ホームページは情報を集めようとしてアクセスしてくるものです。そ
のホームページに情報がきちんと、またふんだんに掲載されていなければ、見
に来た人はがっかりしてしまいます。

ホームページに会社の情報、商品の情報の全てを掲載しなくてはならないわけ
では有りませんが、見に来た人が十分だと感じる程度には情報を掲載しておか
なければなりません。

では、どのようなことを掲載しておけば、お客様はそのホームページの情報に
満足してくれるのでしょうか。

工務店の一番人気のコンテンツである施工事例を例に取ってお話します。施工
事例は一般的には、写真をギャラリー的に見せていくタイプが多いかと思いま
す。それは間違いではないのですが、お客様にとって、それがその会社の事例
を理解するのに役立つのかというと、実はそうでもありません。ただ単に多く
の事例を見ても、それで情報を得たという感じにはなかなかならないものなの
です。

では写真一枚一枚にコメントをつければどうでしょうか?写真に写っている部
屋のこだわりや、お客様からの依頼で設計が工夫した点などを紹介していくの
です。そんな施工事例を数物件見ていけば、その会社の魅力が理解できていく
のではないでしょうか。

ホームページから資料請求しようと思いには、やはりそのホームページの内容
に納得できなければなりません。単にひと通りの情報が掲載されているという
レベルでは不足です。

わかりやすく会社の考え方や対応の仕方、こだわりなどが伝えられるようにな
れば、お客様に納得していただけるかもしれません。一度コンテンツの見直し
をしてみてはいかがでしょうか。


ホームページはスマートフォンからの閲覧が増えてきています。これはPCで
見ていた時代よりホームページが身近になったという事でもあります。しかし
一方では、身近になった分、競争が激しくなったという事も言えます。いかに
自社のホームページに人を呼びこむか、その呼び込んだ人をいかに惹きつける
か、その点を考えながらホームページの運営をしていくことが大切です。


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