2014年9月25日木曜日

レスポンシブデザインの可能性

ホームページの新しい用語で、「レスポンシブデザイン」という事はをご存知
でしょうか?

これは、WEBデザインの新し手法で、様々な種類の画面サイズに単一のプログラ
ムで対応する手法の事を言います。

これまでは、PCにスマホ、そしてタブレットなどの端末でホームページを表示
させるために、複数のHTMLファイルを用意していました。
そして、まずホームページにアクセスすると、ホームページ側でその端末がPC
なのか、スマホなのかなど、どのような端末であるかを判断し、その端末にあ
ったHTMLファイルなどを表示させるという方法をとっていました。

それがレスポンシブデザインでは、一つのファイルで様々な種類の端末に適し
た表示ができるようになったわけです。

このレスポンシブデザイン、実は幾つかのメリットがあるため、今注目を集め
ています。
そのメリットについてご紹介していきます。

メリット1 ホームページの管理が楽
ホームページを追加更新する場合、PC用、スマホ用など幾つかのファイルがあ
る場合、その全てに追加更新をしていかなければなりません。
これは意外と面倒なことです。
面倒ならまだ良いとしても、PC用は更新したが、スマホ用は忘れていた、など
という事態も起こるかもしれません。
その点、レスポンシブデザインですと、一つのファイルで管理しますので、そ
もそもPC用、スマホ用という発想がありません。
そのため、一つのファイルを更新すれば、PC、スマホ、タブレットなど、全て
の端末で更新されているというわけです。

メリット2 SEOに優れている
これまでは同じ内容のページがPC用、スマホ用といくつも存在していたわけで
す。
それがレスポンシブデザインになると、一つのファイルになります。
これはグーグルにとってとても理解しやすいことになり、結果的にSEO効果が高
まると言われています。

しかしメリットがあればデメリットもあるのがこの世の常です。
当然レスポンシブデザインにもデメリットはあります。
そのデメリットも紹介しておきます。

デメリット1 ホームページが重くなる
一つのファイルでPC用、スマホ用、タブレット用など、あらゆる端末の表示を
させるため、そのファイル自体がこれまでのHTMLファイルより、大きなものに
なります。
それは結果として、ホームページが重くなるということにつながります。
現在では、どのような環境でもインターネットのスピードは早いですから、さ
ほど心配はいりませんが、例えばスマホの3Gでインターネットアクセスして
いる方にとっては、重く感じるかもしれません。

デメリット2 構築が難しくなる→制作費用が高くなる
ホームページのプログラムが複雑になりますので、制作期間が長くなり、結果
として費用が高くなります。
現在ではまだホットな技術でもありますので、そう言った意味でも費用は高く
なる傾向があります。


このようにメリット、デメリットのあるレスポンシブデザインですが、やはり
どのような端末にも対応できるというのは、とても魅力的です。
ホームページにどの程度の費用をかけることができるのかは、その企業によっ
て異なるとは思いますが、今後、スマホだけでなくタブレットでもホームペー
ジを見る方が多くなります。
その方たちにしっかりとホームページをみていただき、きちんと家や会社につ
いて理解してもらうためにも、レスポンシブデザインの採用をお考えになって
みてはいかがでしょうか?


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