2014年8月24日日曜日

タブレットの活用法(2)

タブレットを活用すると言っても、結局PCと同じじゃないの?
という声を何度か聞いたことがあります。
弊社では、全ての接客室にPCと液晶テレビがあって、そこでプレゼンを
しています。
などという話も聞いています。

確かにタブレットとPCとの機能的な違いはほとんどありません。
キーボードが有るか無いかの差のようなものです。
しかし、お客様の見る目は全く異なっているのです。

タブレットとPCの差。
これを少し抽象的にお話すると、「距離感の違い」です。
もっとわかりやすくお話すると、PCは担当者が操作し、お客様に渡すとことは
ありませんが、タブレットは、場合によってはお客様に操作してもらうことも
有り得るということです。

どうしても担当者が操作をするPCですと、お客様は担当者の話を聞くという
受け身になりがちです。
それが自分で操作できるタブレットならどうでしょうか?

同じ施工事例を見ていく場合で考えてみましょう。
PCですと、お客様に好みを聞いてみたりしながら、ということなのでしょうが、
結局は自分達が見せたい施工事例を、順序立てて、営業的に見せていく
ことになりがちです。
それがタブレットをお客様に操作してもらうということでしたらどうなるでしょうか。
お客様がご夫婦の場合などは、夫婦で好みを語り合いながら、好き勝手に自分達の
見たい施工事例を見ていくかもしれませんね。

それを担当者は、近くで見ている。
お客様の好みを、アンケート的な設問表で知るのではなく、自然な形で知ることが
できるのではないでしょうか?

そして、そこから会話を膨らませることが出来れば、お客様との距離はぐっと
縮まるはずです。

営業するというのではなく、自然に会話しながら、好みを知り、好みの事例に
ついては少しお話していく。
このような方法で上手くお客様とのコミュニケーションを取っている会社が
現実に存在します。

この方法以外にも有るはずですので、皆さんもタブレットの活用法について
お考えになってはいかがでしょうか?



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