2014年1月28日火曜日

作家の五木寛之さんの講演

1月25日(土)に致知出版社主催の講演会に行ってきました。
その時に作家の五木寛之さんが講演されており、とても良い講演でしたので、
ちょっとご紹介させていただきます。

講演のタイトルは『いまを生きる力』。
五木さんは昭和7年生まれということで、80歳を越えられています。
しかし、お見受けした感じではとてもお元気そうでした。
しかし最近、メランコリックな気分になられることが多くなってきたのだそう
です。
これは大人になったということなのかな、とご本人はおっしゃっておりました。
しかし最近では、このような感覚を鬱の初期と言って否定的に捉えるようにな
ってきてしまっているのが気になるご様子です。
人というのは前向きに生きなければならないけれど、マイナス思考もやはりあ
るもの。
それとは上手く付き合っていく必要があります。
鬱を感じるのは心が萎えているから、萎えているのは心がしなやかだから、と
五木さんはおっしゃっておりました。
日本は自殺が多い国で年間3万人ほどが自殺で亡くなっています。
もう少し心がしなやかであれば、これだけの人が自殺することもなかったので
はないかと。

生きていくためにはしなやかな心を持つことが必要なのだな、自分の心はどう
なのかな、と考えさせられる講演でした。


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