2014年12月26日金曜日

今年も本日で最終日となりました

本日が仕事納めということも有り、今年のWEB関係での目立った動きについて
書いてみたいと思います。


1.スマホサイトが本格的に機能してきた
都市部では昨年から、地方でも今年になってからは、スマホからホームページへの
アクセスが30%を超えるようになってきました。
1/3がスマホからなのですから、スマホに対応しないわけにはいきません。
まだ未対応の会社、対応しているように見えても一部のページしか対応していない
会社、いろいろですが、来年こそはきちんと対応していただきたいと思います。

2.タブレットも外せない
スマホは30%超えるくらいですが、タブレットはというと10%ほど。
まだまだ、という感じもしますが、もう10%という気もします。
早めの対応が必要ですね。

3.1と2に関連してですが、レスポンシブデザインの一般化
このレスポンシブデザインですが、一つのプログラムでスマホもPCもちゃんと
見せることのできる仕組みです。
これがあれば、一箇所修正すれば、スマホにもPCサイトにも反映されるわけ
ですね。
この技術が一般化してきました。
リニューアルされる際には取り入れてみてはいかがでしょうか。


今年はスマホで当たり前にホームページを見るようになった一年でした。
小さが画面ですので、情報量は限られます。
これまでのホームページの作り方とは異なるデザインやレイアウトが必要
になってきます。
使いかたとしては、以前はスマホでまず見て、その後PCなどと考えて
おりましたが、今はスマホで完結している人が結構いそうな感じです。
自宅にPCを持っていない若い人も増えているという話もありますから、
有り得ない話ではないと思います。

これからはスマホで自社の”らしさ”をいかに伝えていくかも重要な
課題となりそうです。


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2014年12月18日木曜日

災害時の停電、その時IT分野で気をつけることとは?

今年の冬も北陸や東北では雪による災害が起こっています。もし災害が自社の
周辺で起こった際、IT関係で気をつけなければならないこととして、停電への
対策があります。

停電になると、当然ですが、電気製品は止まってしまいます。例えば、PCもサ
ーバも止まるわけです。

サーバを自社に置いる場合は、UPSという停電時に電源供給できる装置を付け
ている場合があるかもしれませんが、社員が使うPCはほとんどの場合、そのよ
うな対応できていないのではないでしょうか。

ということは、停電になると、その瞬間にPCへの電気の供給が失われ、いわゆ
る”落ちてしまう”という状況になるわけです。

ノートPCであれば、バッテリーが付いておりますので、停電になってもしばら
くは問題なく使え、その間に正常に終了させれば問題ありませんが、デスクト
ップPCの場合は、ほぼ確実にいきなり”落ちてしまう”ということになります。

そのようなことが起こると、今まで作業していたファイルが壊れたりすること
も有り得ます。そのファイルがお客様の情報など、会社にとってとても大切な
ものであれば、ファイルが壊れることの被害は甚大です。

このようなことからも、個人で使っているPCには、会社にとって重要なファイ
ルを保存することは危険です。早急に停電になっても問題ない状況にあるサー
バへのデータの移動をしなければなりません。

いつ起こるかわからない停電。停電になることを予測することは無理だと考え、
いつ起こってもデータは安全である状況を作っておくことが大切です。



住宅産業塾
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住宅産業塾では2015年もサテライト会員を募集しております

住宅産業塾では毎年サテライト会員を募集しております。

このサテライト会員という制度ですが、年商で3億円未満の工務店・ビルダーを対象と
しております。

これまで住宅産業塾はある程度の規模のある会社しか、金額的な問題もあり、
入会されていなかったのですが、このサテライト会員は年商3億円未満ですので、
これまでより小さな会社を対象としております。

サテライト会員ですが、所謂正会員とは異なり、毎月長井塾長の寺子屋に
参加していただきます。

この寺子屋ですが、サテライト会員に加え正会員の中で次世代の経営者になる方にも
参加して頂いております。

内容と申しますと、住宅ビジネスの基本を学ぶ、です。

長井塾長の著作に「住宅ビジネス成功の鍵」という書籍があるのですが、
それをテキストにして、毎回経営や商品、工事など、テーマ毎に長井塾長の講義を
受けます。

そして、それぞれのテーマに沿った参加各社の取り組みも発表いただき、
それぞれがお互いの発表を聴き合い、その内容を持ち帰っていただきます。

参加社の中には比較的大きく、住宅産業塾で学んでいる期間の長い会社の
後継者もおられ、サテライト会員の社長にとっては、進んでいる会社でも
ありますので、いろいろと参考になることもあるようです。

このように、学びの機会の多いのがサテライト会員です。

これから会社を伸ばして行きたいと思っておられる、まだ年商3億未満の会社の
社長の皆様、ぜひ参加してみませんか?



住宅産業塾
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2014年12月15日月曜日

新春セミナーの基調講演では、ディズニーリゾートの現場マネジメントが学べます

2015年1月23日(金)に開催する、住宅産業塾の新春セミナーですが、
メインの特別講演は、元ディズニーリゾート運営部長の安孫子薫様です。

この方は、ディズニーランドの創業時から、現場の運営をされていた方で、
自ら運営課題に取り組み、改善改革を行ってきたということです。
ディズニーの感動を呼ぶおもてなし・ホスピタリティとはどのようなものか、
マネジメントとはどのようなものであったのかをお話いただくことに
なっています。

ディズニーリゾートに行ったことのある方なら、皆さんご存知の通り、
あの空間はどのようなお客様にも気持ちの良いよう、運営されています。
私も年に1回か2回ですが、遊びに行きますが、いくら行列に並ぼうが、
また行ってしまいます。
嫌な思いはしたことがありません。

東北の震災が起こった時には、ディズニーリゾートでも、帰宅難民が
多数出たということですが、その時のキャストの対応は素晴らしかったようです。

http://www.zibun-news.com/2013/09/03/2011年3月11日-東京ディズニーランドの対応に感動!/

このような組織を作り上げた方のお話です。

絶対聞かなければなりませんね。



新春セミナーの詳しい情報は住宅産業塾のHPから
http://www.jyutakujuku.com/



住宅産業塾
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2014年12月12日金曜日

新春セミナー 開催します

毎年1月に開催しています、住宅産業塾の新春セミナーですが、
来年も開催します!

来年のテーマは

住宅業界の新しい時代、”顧客創造”への挑戦
~新業態開発とらしさの再設計・再構築により、新しい工務店像を創造する~

です。


これからの時代は、顧客を創っていく時代だと思います。
経済が成長している時期や人口が増えている時期ですと、お客様は基本的に
”いる”状態でした。
その”いる”お客様をどのように自分のお客様にするのかが問われていた
はずです。

しかし、これからは、その辺にはお客様はいません。
そう、お客様を創造していかなければならないのです。

そのような状況だということで、テーマを ”顧客創造”への挑戦 と
したわけです。

セミナーの内容としては、まずは住宅産業塾・長井塾長の基調講演。
”顧客創造”への挑戦
です。

これからは時代の変化、世代の変化、そして顧客の価値観も変わるということで、
住宅業界では、顧客が求める価値を創造する必要が出てきます。
この基調講演では、長い塾長が、この顧客を創造するということについて、
語ります。

新春セミナーの詳しい情報は住宅産業塾のHPから
http://www.jyutakujuku.com/


月曜日のブログでは、特別講演をされる方について、詳しくお伝えいたします!



住宅産業塾
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2014年12月10日水曜日

DROPBOXなどのファイルストレージサービス、会社でどこまで使っていますか?

DROPBPX、OneDrive、Googleドライブ、・・。
他にもいくつもサービスが乱立している感じのファイルストレージサービスですが、
会社ではお使いになっていますでしょうか?

使っている方も結構いるようなのですが、それは会社公認ですか?


ファイルストレージサービスはとても便利です。
私も使っています。
ちなみに、会社公認です。

この点はとても重要なポイントです。

仕事で使うのですから、会社がOKと言っていないサービスに、会社関係の
書類を持ち出すことは、かなり危険な行動です。

例えばUSBメモリやSDカードに会社の情報を入れて持ち帰る、これも同じです。

あくまでも会社の情報は会社公認の状態で取り扱う必要があります。

とても当たり前の話なのですが、結構何気なしにファイルストレージを
使っている方もおられるかと思い、書いてみました。


会社のデータは、会社指定の場所に。
指定がない場合でも、基本的には社外に持ち出さない。
持ち出す場合は、上司の了解を得た上で持ち出す。
これが基本です。


それから、リスクについて考えておくことも必要です。

例えば、DROPBOXのアプリを入れているスマホを落としてしまう。
そんな場合、スマホにセキュリティをしっかりかけていればいいのですが、
誰でも見れる状態になっているとするとどうでしょう。

情報が漏洩するかもしれませんね。

リスクをしっかり理解し、もしそのリクスが起こった場合にはどうなるのか、
その点は会社全体で知っておくべく努力していかなければなりません。


このようなリクスいついて、わからない事があれば、住宅産業塾まで
お問い合わせください。
どのようなリクスがあるのか、そのリスクを排除するにはどうすれば
良いのか、排除できない場合は、リスクを何かに置き換えるという方法も
あるはずです。

またリスクを最小限に抑えるためのルール作りも必要です。

データの管理はリスク管理でもあります。

気になる事がある方は、住宅産業塾までお問い合わせください。


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2014年12月9日火曜日

「ニッポンの健康と住まいの真実」を語る いやし健康増進住宅研究会「第二回医食住健康フォーラム」

いやし健康増進住宅研究会は、2014年11月7日(金)に「第二回医食住健康フォ
ーラム」を東京・神田のエッサムグリーンホールで開催。

今回は「ニッポンの健康と住まいの真実」をテーマに、「そのサラダ油が脳と
体を壊してる(百年賢脳・健康法)」の著書が好評の脳科学専門医山嶋哲盛先
生、食育指導士の伊場優子先生、"住"環境専門家として知られる法政大学デザ
イン工学部建築学科助教川久保俊先生をお招きしての講演。さらに、各先生方
を交えパネルディスカッションも行いました。ディスカッションでは、住まい
手やつくり手にもご登壇いただき健康住宅に関わりを持った実体験をお話しい
ただきました。

住まいづくりにおいて健康問題を真剣に語り合っていこうという試みで始った
医食住健康フォーラム、2回目も食と住環境の関係を捉え、大きな成果を出し
ました。

◯サラダ油が認知症を引き起こす 脳科学専門医・山嶋哲盛先生のお話

物忘れが激しくなるといった認知症が話題になっていますが、いま全世界で認
知症は4,435万人(国際アルツハイマー病協会の推計)。2030年には7,562万人、
2050年には1億3,546万人になると予想もされています。

G7先進国の中でも「日米に多く、フランスイギリス、カナダでは少ない」と
いうことですが、具体的には、米国500万人、日本462万人、ドイツ140~150万
人、フランス100万人、英国80万人、カナダ74.7万人となっています。
日本は米国よりも40万人少なくなっていますが、人口比でみると日本は米国の
3分に1の人口ですので百数十万人でいいはずです。このことから、実態は米
国よりも2~3倍多いというのです。

そして、山嶋先生は認知症を引き起こす原因となっているのが「サラダ油にあ
る!」と指摘されています。サラダ油に含まれるリノール酸を摂りすぎると認
知症だけでなく、喘息や湿疹、感染症になりやすいといわれているのです。そ
うした論文は10年ほど前に、ミネソタ大学の女性教授が発表したといいます。

サラダ油は大豆、菜種、トウモロコシなどから油をつくるわけですが、製造過
程で油から油を絞るといってガソリンの一種のヘキサンなどを使います。濃度
は低いものの、こうした毒性のあるものを食べ続けると、脳に蓄積し認知症な
どの病気を引き起こすというのです。

「料理の専門家はカロリーを気にする。おいしいかどうか、値段が高いどうか
を気にする。しかし、健康にいいかどうかは気にしていない」と山嶋先生。も
っともっと常日頃、食の安全性を健康からの視点で考えたいものです。


◯電磁波が脳細胞を劣化させる

今一つ山嶋先生は、住環境からの視点で電磁波が同じように脳を酸化させてし
まうというショッキングな問題提起されました。

高圧線は電磁波を発しています。スエーデンでは高圧線のある300m以内は住宅
着工ができないようですが、日本は規制がないとのこと。高圧線以外にも携帯
電話、スマホ、電子レンジ、IHクッキングヒーターと身近なところに電磁波
発生源があるわけですから、電磁波には対策が必要です。

最後に山嶋先生は、「50歳過ぎたら、脳と体を使う健康な趣味をもとう」と締
めくくりました。


◯脆弱な断熱性能が死亡率を高める 
  法政大学デザイン工学部建築学科助教 川久保俊先生のお話

川久保俊先生には、「健康に暮らせる住まいとは?」というテーマで、最新の
研究成果などを公表してもらいました。

住宅と健康との関わりで調査をすると、東北地方などで冬に脳卒中、肺炎、心
筋梗塞などで死亡する人が多いということですが、それはどうしてなのかを調
査したところ、「年齢 性別 遺伝 生活習慣 体質、食生活、生活習慣など
の影響が考えられますが、住環境も影響していると思う」と川久保先生は語ら
れました。

東北地方は心疾患、脳血管疾患が多い地域なのですが、これは脆弱な断熱性能
に起因する低い室温が原因と考えられます。暖かい部屋から廊下を出たときに
寒くて、ヒートショックで倒れ、死亡するケースも多いようです。

また、北海道などの断熱性能の高い地域は、肺がんが多い地域でもあります。
これは、気密性が高まったために、ファンヒーターなどの室内の空気が汚染
される機器の使用によるものであると考えらるということです。

以前はシックハウスと言えば空気汚染でしたが、こうした温熱環境による健康
被害を「新シックハウス問題」と呼んでいるとのことでした。

また、「食生活だけでなく、住環境も健康に大きく影響する」とした上で、今
後は「ボケ防止や、家族の絆を強める間取りや住まい方にに目が向いてくるだ
ろう」と川久保先生。

住環境をいま一度点検しつつ、健康配慮の住宅に取り組んでいきたいものです。


◯「まごわやさしいこ」の実践を 伊場優子先生のお話

食育指導士の伊場優子先生には、健康の源である元気をいただくとともに、バ
ランス感覚を持った食生活の重要性をお教えいただきました。

伊場さんのお子さんがひどい喘息だったため、様々な薬を試してみるものの改
善せず、そんな時に「食事を見直して身体の根本から変えていく」という"食養"
という考え方に出会って実践したところ、子どもたちの症状が改善し、食育に
目覚めたということです。

春には春の野菜、夏には夏の野菜と地のものを食べるのが健康にいいと語りま
すが、「まごわやさしいこ」の食べものを摂ろうと語ります。
 ま(まめ)豆類
 ご(ごま)種実類
 わ(わかめ)海藻類
 や(やさい)緑黄色野菜など
 さ(さかな)魚介類
 し(しいたけ)きのこ類
 い(いも)いも類
 こ(酵素)発酵食品
このような食べ物を日本人が昔から食べていたものです。そして、これらの食
べ物が日本人の健康にとってとても有益であることがわかってきています。ぜ
ひ「まごはやさしいこ」を実践し、食べ物からも健康になりましょう。


◯健康住宅に住まわれる施主様の健康住宅に対する信頼
  パネルディスカッションでのお話

山嶋先生、伊場先生、健康住宅専門の工務店である千葉県のヤワタホーム・八
幡社長様、そして、ヤワタホーム様で自宅を建築されたY様でのパネルディス
カッションを行いました。

このディスカッションでは、Y様の体験談が感動を呼びました。

Y様は昔、ある社宅にお住まいになっていたということですが、お子様が重度
のアトピーと喘息で悩んでおられました。様々な手を尽くしても一向に回復し
ないお子様を前に途方に暮れていた時に出会ったのが、ヤワタホーム様の健康
住宅・いやしろの住まいのモデルハウス。

そこに連れて行くと、今までアトピーのせいで、夜も眠れなかったお子様がぐ
っすり眠られたとのこと。これを見た矢野様は、住んでいる家に問題であった
と気付き、すぐにヤワタホーム様に自宅を建ててもらうことを決心されたそう
です。

いやしろの住まいにお住まいになられてから、お子様の症状は劇的に改善し、
アトピー、喘息ともに治り、今ではスポーツに取り組み健康に過ごされている
とのことです。

この話をされているY様のヤワタホーム様への信頼は厚く、また感謝の気持
ちが溢れていました。また矢野様のお話は、住宅には人を健康にさせる力があ
ることを、再認識させていただく良い機会となりました。


2014年12月8日月曜日

データを安全に保存していますか?(2)

さて、前回からの続きですが、個人のPCや外付けハードディスクに大切な
情報を保存されている方。まずは、NASという機器に保存されてはいかがでしょか。

個人のPCや外付けハードディスクの何が問題かというと、ハードディスクが
壊れると、中の情報も無くなってしまう可能性があるからです。
そのため通常はファイルサーバに保存した上で、そこのハードディスクが
壊れては困るので、定期的にバックアップメディア(例えばDVDなど)に
バックアップしていきます。

そもそも小さな会社では費用の面もあり、そこまで出来ないでしょう。
そこでNASが出てくるわけです。
NASは簡単に言うと、外付けハードディスクに入っているハードディスクが
二重化されている機器です。
データが、2枚のハードディスクに保存されるとお考え下さい。
それですと、もしハードディスクが壊れても、もう一枚のハードディスクにも
同じデータが入っているので、そこからデータを取り出すことができます。

費用はファイルサーバを買って業者に設定してもらったりすつと、十数万円は
かかりますが、NASですと通販で数万円で買えます。
設定も難しくは有りません。
すでに社内ネットワークが張られていれば、PCを参加させるのと変わりない
はずです。

かなり安価で、これまでよりかなり安全性が高まります。

是非一度お考え下さい。


住宅産業塾
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2014年12月5日金曜日

データを安全に保存していますか?(1)

このブログを見られている方のなかで、会社のデータがどのように保存されて
いるかご存知の方はどのくらいおられるのでしょうか。

多くの会社では、ファイルサーバを社内に置いて、データをサーバとバックアップ
機器とで分けて保存されているかと思います。

しかし、今でも、例えばお客様の個人情報なども、個人のPCの中に入っている、
または家電量販店で買った外付けハードディスクい入っているという会社も
あるのではないでしょうか。

もしあなたの会社が後者でしたら、これはかなり危険な状態に置かれていると
お考え下さい。

どのような機器でも、基本的にはいつか壊れます。
例えばハードディスクは作られてから2年経過すると、急激に故障する確立が
上がります。
極端な話、ハードディスクは2年に一度は交換しておかなければ信頼できない
ということです。

また、データは1種類のメディアで保存じていてはいけません。
どのようなメディアであっても、壊れることはありえるのです。

では、今個人のPCや、共有の外付けハードディスクに重要なデータを保存している
会社はどのようにすれば良いのでしょうか?

続きは次回に書いていきます。


2014年12月2日火曜日

一度確認してください、ホームページのスマホ対応

工務店の方に、「ホームページのスマートフォン対応はしていますか?」とお
聞きすると、多くの方は「もう済ませています。」とお答えになります。そこ
で、その会社のホームページをスマホで見てみると、PC用に作られたホーム
ページが出てくる、ということが少なからずあります。

後日電話などで、「スマートフォン対応はされていませんでしたね」とお伝え
すると、「できているはずだ」と。その方は、PC用のホームページでもスマ
ホで見れているので、対応できているとお考えになっているのです。PC用の
ホームページとか、スマホ用のホームページとか、実際にご自分で検索してホ
ームページを見ないのであれば、よくわからない話なのかもしれません。

さて、この文章を読んでいる方がある程度の年齢で、自分ではスマホで検索や
ホームページの閲覧をされないなら、30代の人に自分の会社のホームペー
ジを見てもらってください。そして、自社のホームページは他社と比べてどう
なのか、忌憚のない意見を求めてください。

「ウチの会社のホームページはスマホ対応になっているのか?」と聞いてみる
のもよいでしょう。とにかく、スマホでホームページを見ている世代の方に自
社のホームページを見てもらい、ちゃんとスマホ対応がされているかの確認を
することが大切です。

自分ではスマホ対応ができていると思っていても、お客様が見づらいと思って
いては、意味が有りません。しっかりと確認をして、自社のホームページがス
マホでは見づらいのであれば、すぐに対応しなければなりません。特にホーム
ページの担当者を置いていない会社の場合、スマホ対応が曖昧になったままの
場合も多いようです。

今でもスマホ、タブレットからもホームページへの訪問者は30%から40%
です。今後もそれは増え続けると考えられています。競合他社もかなりスマホ
対策を進めているはずです。地域ではいつの間にか自社だけが対応していない
ということになっているかもしれません。

しかし、今からでも十分間に合います。まずは現状を確認し、対応できていな
いのあれば、しっかり対応していきましょう。


住宅産業塾
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2014年11月20日木曜日

タブレットは会社でどう使っていますか?

タブレットの場合、会社で支給しているという話と、ある意味勝手に社員が持ち込んで
使っているという話を、同じ程度に聞くように思います。

どちらが良いかというと、それは当然会社支給です。
なぜか?
それは会社として使っていくと決まっているからです。
勝手に使っている状態ですと、会社全体のノウハウにはなりにくいですし、
使う人、使わない人がいるという状態では、サービスレベルに差があると
思うお客様がいるかもしれません。

できれば全社的に取り組まれたほうが良いですね。

さてタブレットですが、これを使うとどのようなメリットがあるのでしょうか?

ここで重要なのは、タブレットとPCとの違いです。

基本的にはPCで作ったデータをタブレットに入れているでしょうし、
写真などはタブレットで見せても、PCで見せても同じように思われるかも
しれません。

でも実は同じように見えるタブレットとPCはちょっと、いやかなり違うんです。

そのヒントは”距離感”。

もう少し言いますと、PCを営業で使う場合ですと、PCをお客様に触らせる
ことは有りませんよね。
しかし、タブレットはどうでしょうか?
触らせても構わないのではないですか?

ここです。

ここが重要です。

さあ、ここから先はセミナーに来ていただければお話します。



スマホとiPad積極活用セミナー 概要

日時 : 11月28日(金)15:00~17:00
     12月8日(月)15:00~17:00
場所 : 東京港区虎ノ門 住宅産業塾セミナールーム
費用 : 無料

お申込みは住宅産業塾ホームページのセミナー情報から
http://www.jyutakujuku.com/



タブレット活用は上手く活用している会社の事例もお話しますので、
お聞きになれば、すぐに活用できると思います。

それでは皆さんの参加をお待ちしております。


住宅産業塾
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2014年11月19日水曜日

スマホを会社で使いこなす第一歩はスマホ用のホームページから

個人的にスマホを持っている人は、都市部の大人の方でほぼ7~8割という
ところでしょうか。
地方では、それよりもやや少ないかもしれませんが、多くの方がすでにスマホを
お持ちですね。

そのスマホで、みなさん何をされているのでしょうか?

SNS、ゲーム、この辺りが目につきますが、実は多くの方が、ホームページの
閲覧をしています。
例えば今の時期なら、雪を間近にスタッドレスタイヤを調べたり、クリスマス
プレゼントを調べたり。
少し前なら机の前でPCを使ってしていた検索→ホームページ閲覧ということを
しています。
ガラケーではしていなかったが、スマホではしているという方も多いように
思います。

では、そのスマホユーザーのために、あなたの会社はスマホ用ホームページを
用意していますか?

まだだと言う方には、このセミナーを受けていただければと思います。

住宅産業塾の「スマホとiPad積極活用セミナー」です。

このセミナーでは、スマホサイトをお持ちでない会社の方には、
どうやって制作していけば良いのか、それ以前に、社長に重要性を
伝えるには、どのように話していけば良いのか、などをお話します。

よくある話ですが、社長は自分でスマホで検索をしないので、スマホ用ホームページの
重要性がわかってくれない。
こんなのどうかしていますよね。

そんな社長を説得するためにも、このセミナーはお役に立ちます。

ぜひ参加してみてください。


スマホとiPad積極活用セミナー 概要

日時 : 11月28日(金)15:00~17:00
     12月8日(月)15:00~17:00
場所 : 東京港区虎ノ門 住宅産業塾セミナールーム
費用 : 無料

お申込みは住宅産業塾ホームページのセミナー情報から
http://www.jyutakujuku.com/


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2014年11月14日金曜日

ジャパンホームショーに行ってきました

11月12日から本日14日まで開催されているジャパンホームショーに、昨日
行って参りました。

毎年行っているのですが、今年も盛況だったようです。

私はWEBとかITとかを中心に見るのですが、昨年当たりから、クライド型のサービスが
増えてきたように思います。

今年はある会社の統合型の業務管理クライド型システムをじっくり見せてもらいました。
つい最近リリースしたばかりの製品で、さすがは後発だけあり、これまでのシステムも
ある程度研究しているのでしょうか、結構優れモノでした。

見込み客管理から、契約、見積、実行予算、工程、そしてアフターまで、それこそ
工務店が必要とするITについては、これ一つでOK、という感じでした。

今はクラウドが全盛という感じですが、クラウドについて少し考えてみたいと
思います。

まずはメリット。
社内にサーバを置いてそこにインストールする、または個人のPCにインストールする
というシステムと比較すると、一番の違いは、社外からのアクセスです。
元々インターネットにアクセスして使うシステムですから、どこからでもアクセスできる
ということです。
これは便利ですね。
外にいて、次に行くお客様の情報がすぐに確認できる。
とても魅了的です。

ではデメリットは無いのか。
デメリットというか、不安は有ります。
まずは、データが社内に無いということです。
クラウドを運営している会社のサーバに会社の重要な情報がごっそり入るわけです。
もしその会社が倒産したら?
ID、パスワードなどが流出したら?
考えると怖いですね。
例えば、スマホでアクセスしているとすると、スマホを落としたらどうなる?
データを見られないとは言えません。

このように、便利である反面、不安な面もなるのが、クラウドです。


住宅産業塾では、AnyONEという統合型の業務管理システムを会員様にお勧め
することがあります。

このソフトも先ほどのソフトと同じように、契約、見積、実行予算、工程、アフターと
全工程を管理できるものですが、クラウドでは有りません。

サーバを社内に置いて、そこへ各個人のPCがアクセスしていくというシステムです。

クラウドにしなかったのは、もしも情報漏えいしたら?
という不安があったからだと開発者は言っていました。
しかし、機能としては、会社のサーバへ社外からアクセスするシステムを
作ることは可能です。
今そのシステムについて開発を検討しているそうです。

そうなれば、社内にデータは置かれた状態で、社外からも閲覧ができるという
事になりますので、便利になりますね。


クラウドという言葉、よく聞かれると思いますが、メリットデメリットも考え、
自社で使うかどうか判断することが必要です。



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2014年10月27日月曜日

ホームページの与える影響

ホームページは情報を提供するツールです。
その情報には、住宅会社であれば、施工事例やお客様の声など、どこの会社で
も人気のコンテンツがあります。
それに家づくりに関するコンテンツも重要です。
工法や契約から引き渡しまでの流れなどがこの中に含まれます。

また、イメージという抽象的な情報の提供にも重要な役割を果たすのがホーム
ページです。
ホームページ全体から受けるイメージ、例えば新しさや逆に古臭いというイメ
ージ、爽やかさや温か味、デザインセンスの良さや、質実剛健な感じなど、ホ
ームページには、文字には表せないイメージを伝える役目もあります。

このような事を考えて、改めて自社のホームページを見て下さい。
いかがでしょうか?
自分達がお客様に与えたいと思っている内容はホームページに書かれています
でしょうか?
また、自社の雰囲気はちゃんと伝わるようにデザインされているでしょうか?

高級感のある家を目指しているのに、7~8年前のホームページをまだ使って
いるとか、住む人に優しい家づくりをしているのに、コンテンツの見つけにく
いホームページであるとか、会社が打ち出そうとしているイメージとマッチし
ていないホームページというのも結構あるものです。

自社のホームページがどのような印象をお客様に与えるのか、他社のホームペ
ージとの比較もしながら、ぜひ見なおしてみてください。


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2014年10月25日土曜日

医食住健康フォーラム 引き続き講師を紹介させてもらいます

11月7日(金)に開催する医食住健康フォーラムでお話いただく講師の方々を紹介させて
いただいておりますが、本日は、川久保 俊先生をご紹介します。

川久保先生は、建築学界において、若手研究者としてご活躍中です。
利便性を追いもとめる中で、増え続けているのが環境負荷です。
そのような状況の中、健康・快適性と、持続可能な社会との両立をどのように図るか、未来のあるべき建築の姿を建築・環境工学の分野から探求されています。



さて、これから川久保先生の素晴らしいところを紹介させていただきますが、まずは特定分野偏らず、幅広い視点から建築・住宅を考えられている事。
現在いやし健康増進住宅研究会では、バランスの良い健康住宅をつくるうえでのアドバイスや、アンケート分析による健康住宅の効果調査や、入居者の実態調査等において、幅広く協力関係を持たせていただいております。

今回の医食住健康フォーラムでは、健康快適な住まいについて、多くの研究成果に基づきお話しいただきます。


詳しい情報はいやし健康増進住宅研究会のホームページより
http://www.iyashi-k.net/




2014年10月24日金曜日

医食住健康フォーラム 講師を紹介します 山嶋哲盛先生

11月7日(金)に開催する、

医、食、住、それぞれの専門家の先生方より健康と住まいについて語っていただきますが、
「医」の分野では脳科学専門医の山嶋哲盛先生をお招きします。



山嶋先生ですが、最近出された著書「そのサラダ油が脳と体を壊してる」が話題になっています。
一般的に、サラダ油は動物性脂肪に比べて健康に良いというイメージがあるかもしれませんが、
山嶋先生はそれに疑問を呈されています。
また山嶋先生ですが、住宅環境のことも問題視されています。活性酸素が多い現代環境が、人の健康を阻害していることも著書で鋭く指摘されています。

健康な暮らしを実現するにも、まずは正しい情報を得るという事が大事ですね。
山嶋先生のお話は、必聴です!


詳しい情報はいやし健康増進住宅研究会のホームページより
http://www.iyashi-k.net/


2014年10月23日木曜日

医食住健康フォーラム 開催! 伊場優子先生のご紹介

住宅産業塾に関係する団体で「いやし健康増進住宅研究会」という団体があるのですが、
そこが11月7日(金)に「医食住健康フォーラム」を開催いたします。

”ニッポンの「健康と住まい」の真実”をテーマに、医学者、食育・住まいのエキスパート、健康住宅の住まい手にお集まりいただき、その知見・経験をお話いただくのですが、本日はそのお話いただくエキスパートの中から、伊場優子先生をご紹介します。

伊場優子先生は会員工務店 早稲田ハウス様で運営されているオーガニックサロン「きれいのたね」でも料理講座を開催されており、ご存知の方も多いかもしれません。




心と身体を元気にする「食育」を伝え続け、
最近では、『ケイコとマナブ.net』のレッスン動画で登場されたり
 ⇒ 離乳食と大人用ごはんが同時に!炊飯器で離乳食作り
 ⇒ 下準備15分、調理45分で8品!運動会のお弁当作り

食関連のイベントや講演会、各地での料理講座など、
多方面で活躍されています。


「食べ物を変える事により、身体が変わると、ひとは元気になります。」


食育指導師、雑穀エキスパート、整体師などの資格を持ち、
また一方では、日本綜合医学会食養リーダー、
プライベートでは主婦・2児の母という様々なお立場から、
健康と住まいについて語っていただきます。


ご興味のある方はぜひ「医食住健康フォーラム」にご参加ください。

詳しい情報はいやし健康増進住宅研究会のホームページより
http://www.iyashi-k.net/


2014年10月14日火曜日

スマホで何をしているのか?ゲーム?SNS?ネットサーフィン?

私は毎日通勤に電車を使っていますが、社内では本を読む人はめっきり減り、
今はスマホを触っている人が大多数という印象です。

その人達は一体何をしているのでしょうか?
この疑問に総務省の通信白書が答えてくれています。



このデータはパソコンを100として、ということですが、スマホの検索などは
パソコンともう同じような数値です。
検索するにあたり、パソコンとスマホではもう違いはないようです。

このグラフ、表ではエクセルやパワーポイントで仕事をするというような
項目はなく、あくまでも私用というか、仕事以外の使い方についての調査に
なっていますが、それでもスマホやタブレットについては、もうPCとの差は
ほとんど無いようです。

このような数値を見てみると、現在でもホームページのスマホ、タブレットへの
対応をしっかりしていかなければならないということがわかりますね。



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2014年10月10日金曜日

30代、40代はスマホを結構使っている

昨日に続き、総務省の情報通信白書のデータについて、書いていきます。

昨日はネットに繋げるデバイスが多様化しているという話をしました。

その話の続きになるのですが、年代による違いについても考えていきたいと
思います。

スマホについてですが、30代の方は28.9%(平成23年度末)の方が
スマホを使ってネットにアクセスしています。
40代ではどうかというと、18.3%と約10%減り、やはり若い方の方が
スマホに積極的ということが分かります。
因みにこれが20代になると、なんと44.9%です。

例えば若い人向けのアパレルブランドなどは、もうPCなんかよりスマホに
力をいれなければどうにもならないということですね。

住宅取得層ではまだそこまではいきませんが、それでも30代の28.9%は
見過ごせません。
しっかりと対応していかなければ、見向きもされないということになります。

スマホへの対応がまだの会社の方、このままではとてもまずいことになります。
数字が物語っているのですから、すぐに対応を始めてください!


2014年10月9日木曜日

自宅でのPCの保有率が下がっています

総務省が情報通信白書(平成24年版)によると、自宅でのPCの保有率が徐々に
下がってきています。

次にあげる数値は世帯保有状況というものですが、平成21年末の87.2%を
ピークに、平成22年末には83.2%、そして平成23年末は77.4%と
ついに80%を割り込みました。
2年でなんと10%も減ったことになります。

しかし一方で、スマホの保有状況が平成22年末の9.7%から平成23年末
には29.3%と一挙に20%も増えています。
(平成21年は調査していない)

またタブレットは平成22年末は7.2%、平成23年末は8.5%と少しですが
増えており、この数値は来年以降も増え続けると思われます、

ここまでのところでわかるのは、ネットにアクセスするデバイスがPCとは異なる
モノに移行しているということです。

この点に焦点を絞った話で言えば、ネットにアクセス出来るテレビは、平成21年末
で23.2%、平成22年末は26.8%、平成23年末では33.6%と着実に
伸びを示しています。

この現状を理解していくと、ホームページがPCサイトにだけ最適化されている
状況ではかなりまずいということが分かりますね。

お客様はどのようなデバイスで自社のホームページを見ているのかわかりません。
先日このブログで書きましたレスポンシブデザインを採用するなど、お客様に
とって見やすいホームページを作っていくことを考える必要があります。



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2014年10月8日水曜日

スマホのシェアが変わってきています

日本でスマホと言えば、まずはiPhoneです。
現在でもシェアの過半数を占めています。
アメリカでのシェアは確か40%程度だったと思いますので、日本での強さが
目立ちます。

一方、NTTドコモが一時ツートップとして押していたソニー、サムソンの2社は
現在シェアの低下に苦しんでいます。
特に日本やアメリカ以外の国で苦しんでいるようです。
中国メーカーの安いスマホが出回っているようですので、そちらに世界のシェアを
持って行かれているのようですね。

日本では大手3キャリアが中国製の安価な製品を取り扱っていないため、実感が
わきませんが、世界のシェア争いは大きく動いているようです。

この動き、以前もあったような気がします。
ノートPCのシェアが変わってきた時の話と似ています。

その昔、と言っても10年ほど前までは、ノートPCでは東芝のダイナブック、
ソニーのバイオなどがブランド力も強く、良く売れていたように記憶しています。

しかし、あれよあれよという間に台湾のASUSなどが台頭。
機能はそこそこ、でもかなり安い、という戦略で日本メーカーのシェアを奪って
いきました。

ソニーはノートPCでの経験を生かせず、今回もスマホでシェアを落としてしまった
ということですね。
わかっていても、会社の構造上の問題で対処できないのかもしれませんが。

いずれにしろ、世界で勝負していくためにはシェアが必要ですので、今後の
ソニー、サムソンの動きには注目です。



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2014年9月26日金曜日

画面サイズ問題

昨日レスポンシブデザインについて書かせていただきました。
レスポンシブデザインを採用する理由として、PC、スマホ、タブレットなどホ
ームページを見る機器が以前と比べ多種多様になってきたことを上げました。

では実際どの程度多種多様なのでしょうか。

例えばタブレットについてですが、タブレットは主にiPad系(アップル系)と
アンドロイド系が存在します。
少数ですがWindowsも存在しますね。

ホームページを閲覧することだけを考えた場合、OSが何かというのは特に問題
ではなく、画面の幅がどれくらいかということが問題になります。

以下に現在売られているタブレットの画面(画素数)を記載してみました。
一部しか記載出来ませんが、いろいろな幅が存在することはわかると思います。

iPad mini Retinadisplay 2048x1536
Nexus 7                 1920x1200
SONY Xperia Z          1920x1080
ASUS TransBook          1366x768
Lenovo Miix 2           1280x800
ASUS MeMO Pad 7         1024x600
NEC LifeTouch B プラス 800x480

これだけいろいろあると、その全てに最適化させることは、これまでのホーム
ページの作り方ではかなり難しかったんです。

しかし、レスポンシブデザインですと、きちんと最適化されて表示されます。

例えばiPad miniですと、横にしても縦にしても普通のPC用に作ったホームペー
ジを表示させれば問題ありません。
それを自動的に判断し表示させてくれます。

また、ASUS TransBookですと、横にした場合はPC用、縦にした場合はそれ用に
少し幅の短いデザインのモノを表示させることができます。

このように一つのプログラムでいろいろなモニターに最適化されたホームペー
ジを表示させることができるという優れものがレスポンシブデザインです。

今後ますますホームページを見る機器の種類は増えます。
それに合わせて何通りものプログラムを組んで行くことは現実的ではありません。
次回リニューアルをすることが有りましたら、このレスポンシブデザインを検
討されてはいかがでしょうか。


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2014年9月25日木曜日

レスポンシブデザインの可能性

ホームページの新しい用語で、「レスポンシブデザイン」という事はをご存知
でしょうか?

これは、WEBデザインの新し手法で、様々な種類の画面サイズに単一のプログラ
ムで対応する手法の事を言います。

これまでは、PCにスマホ、そしてタブレットなどの端末でホームページを表示
させるために、複数のHTMLファイルを用意していました。
そして、まずホームページにアクセスすると、ホームページ側でその端末がPC
なのか、スマホなのかなど、どのような端末であるかを判断し、その端末にあ
ったHTMLファイルなどを表示させるという方法をとっていました。

それがレスポンシブデザインでは、一つのファイルで様々な種類の端末に適し
た表示ができるようになったわけです。

このレスポンシブデザイン、実は幾つかのメリットがあるため、今注目を集め
ています。
そのメリットについてご紹介していきます。

メリット1 ホームページの管理が楽
ホームページを追加更新する場合、PC用、スマホ用など幾つかのファイルがあ
る場合、その全てに追加更新をしていかなければなりません。
これは意外と面倒なことです。
面倒ならまだ良いとしても、PC用は更新したが、スマホ用は忘れていた、など
という事態も起こるかもしれません。
その点、レスポンシブデザインですと、一つのファイルで管理しますので、そ
もそもPC用、スマホ用という発想がありません。
そのため、一つのファイルを更新すれば、PC、スマホ、タブレットなど、全て
の端末で更新されているというわけです。

メリット2 SEOに優れている
これまでは同じ内容のページがPC用、スマホ用といくつも存在していたわけで
す。
それがレスポンシブデザインになると、一つのファイルになります。
これはグーグルにとってとても理解しやすいことになり、結果的にSEO効果が高
まると言われています。

しかしメリットがあればデメリットもあるのがこの世の常です。
当然レスポンシブデザインにもデメリットはあります。
そのデメリットも紹介しておきます。

デメリット1 ホームページが重くなる
一つのファイルでPC用、スマホ用、タブレット用など、あらゆる端末の表示を
させるため、そのファイル自体がこれまでのHTMLファイルより、大きなものに
なります。
それは結果として、ホームページが重くなるということにつながります。
現在では、どのような環境でもインターネットのスピードは早いですから、さ
ほど心配はいりませんが、例えばスマホの3Gでインターネットアクセスして
いる方にとっては、重く感じるかもしれません。

デメリット2 構築が難しくなる→制作費用が高くなる
ホームページのプログラムが複雑になりますので、制作期間が長くなり、結果
として費用が高くなります。
現在ではまだホットな技術でもありますので、そう言った意味でも費用は高く
なる傾向があります。


このようにメリット、デメリットのあるレスポンシブデザインですが、やはり
どのような端末にも対応できるというのは、とても魅力的です。
ホームページにどの程度の費用をかけることができるのかは、その企業によっ
て異なるとは思いますが、今後、スマホだけでなくタブレットでもホームペー
ジを見る方が多くなります。
その方たちにしっかりとホームページをみていただき、きちんと家や会社につ
いて理解してもらうためにも、レスポンシブデザインの採用をお考えになって
みてはいかがでしょうか?


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2014年9月19日金曜日

エクセルを使う際に気をつけなければならないこと(3)

エクセルを使う際に気をつけなければならないことを2日連続で書きましたが、
追加で書いておきたいことがありましたので、続きを書かせていただきます。

まず、保存についてですが、会社でデータの共有をしている場合は、ファイルサーバに
保存している場合が多いかと思います。

エクセルはそれ自体で自動的にバックアップを取ってくれるというような機能は
ありません。
ですので、ファイルサーバの設定や機能でバックアップを取っておく必要が
あります。
上書き保存対策として別名保存をお勧めしましたが、これでは保存しているフォルダの
入っているハードディスクが壊れた場合には、何の約にも立ちませんので。

会社としてとても大切な、例えば顧客情報などが、エクセルに保存されていると
したら、バックアップはとても大切です。
自分のPCというか、バックアップが定期的にされていないPCなどに保存していると
大変な目にあいます。
もし、PCに保存している場合でも、ウィンドウズにはバックアップシステムが有りますので、
ぜひそれを利用し、もし万が一の時には復旧できるようにしておいてください。

会社にとって多大な損失となる前に、バックアップだけは確実に。


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2014年9月18日木曜日

エクセルを使う際に気をつけなければならないこと(2)

昨日は、エクセルでどのような痛い目にあったことがあるか、という話で
終わってしまいました。

本日こそは、エクセルを使うときに気をつけなければならないことを書いていきます。

まずは、保存の方法です。
昨日、基本的な保存の方法が上書き保存のため、その前の状態に戻ることが
できず困った話を書きました。

では、このようにならないためには何をすれば良いのでしょうか?
皆さんも既に使っている方法だと思いますが、上書き保存ではなく、別名保存を
するのです。
よくある方法が、ファイルのタイトルの後ろに日付を2014から付けていくという
方法です。

例えば、スケジュール.xlsなら、スケジュール20140917.xlsにするというものです。
これは簡単ですね。
それに一番新しいデータもすぐにわかります。
日付が新しいデータが一番新しいのですから。

しかし、これも問題が起こる場合があります。
まずは、タイトルの付け方の法則が決まっていない場合です。
ある人は20140917を付ける、ある人は0917だけを付ける、というように
会社内でバラバラでは、わけがわからなくなります。
それに加え、保存場所は徹底して一箇所にしなければなりません。
タイトルだけは統一されいても、人によって保存場所が異なれば、
幾つもの最新ファイルができてしまいます。

エクセルの場合、保存場所はそれを意識しなければ、今までに保存されていた
フォルダに保存されます。
ですので、最初に置かれた保存場所は尊重し、そこに追加でファイルを
保存することが良いでしょう。

また、この方法を続けていると、ファイルが壊れる、という事態にも対処
できます。
少なくとも、一つ前のファイルが保存されているわけですから、そこまでは戻れる
わけです。

簡単な方法ですが、徹底運用するのは結構大変です。
例えば一日に何回も保存されるような場合は、ファイル数が多くなってしまいます。

それでも、ファイルが壊れたり、上書き保存でデータを戻したくても戻せない
という状況よりはましです。

たかがエクセル、されどエクセル。
会社内の重要なデータも結構保存されているはずです。
一度運用について考えてみてはいかがでしょうか。



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2014年9月17日水曜日

エクセルを使う際に気をつけなければならないこと

エクセルはとても便利なソフトです。

その一番の理由は、ほとんどのPCにインストールされているということです。

このことはとても重要で、エクセルを使い資料を作れば、どの部署でも、どの会社でも閲覧や
追記ができるということです。
これはワードも同じで、マイクロソフトのオフィスが如何に市場のシェアを握っているかが
わかる話です。

さて、そのどのPCでも使えるエクセルですが、まだ便利と言える理由が有ります。
それは、操作が簡単であることです。
簡単に表が作れ、それに数値を入れ、合計を出すことくらいは、誰にでもできます。
簡単な関数を使えるという方は多いはずですし、ピポットテーブルくらい作れる方も
多いのではないでしょうか。
エクセルによって、会社の資料作りはとても簡単に早くできるようになったということです。

しかし、この簡単でどこでも使えるエクセルは決して万能ではありません。

気をつけて使わなければ大変な目に合う可能性もあるということです。

例えばどのような事が起こりえるのでしょうか?

まず考えられるのは、ファイルが壊れることです。
これには幾つかの要因がありますが、一番多いのは使っているうちに入力している
関数に触ってしまい、計算結果が変わってしまっているというものです。
変わってしまっていることがすぐに分かれば、対処のしようも有りますが、いつのまにか
知らないうちに変わってしまっていて、しばらく気がつかない、などということは、
どこにでも起こりえる話で、経験したことのある方も多いかと思います。

ファイルが壊れることに関連していますが、バックアップが取られていないということも
問題ないなります。
エクセルは上書き保存が基本だと思いますが、一度上書き保存してしまうと、
当然その前の状態には戻りません。
この上書き保存のおかげで何度も痛い目に合わされたという方もおられるのでは
ないでしょうか。


このエクセル、このように問題も有りますが、便利であることは間違い有りません。
そこで、少しでも安全に使えるように、何か方法がないのか、考えてみました。


続きは明日書かせていただきます。


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2014年9月12日金曜日

デザインはビジネスになるのか?

昨日アップルウォッチを見て、少し考えてみました。
デザインはビジネスになるのか?

ITギアからは少し話がずれますが、例えば自動車メーカーでは、最近マツダの
デザインが高評価です。
最近グリルのデザインも統一化され、ラインも洗練されてきています。
会社としてのデザインコンセプトが固まってきたような感じもして、
デザインによるブランディングがなされてきました。

自動車業界では、例えばBMWは昔から豚の鼻のようなグリルでひと目で
BMWとわかるデザインを推し進めてきています。
(キドニーグリルと言うそうです)
AUDIも数年前より大きな変形六角形のグリルを採用しており、この時期から
とてもデザインが洗練されてきたように思います。

レクサスも1年ちょっと前からでしょうか、L字型を左右組み合わせたような
デザインのグリルで、挑戦的な感じ、少しやんちゃな感じのイメージに
なりました。
正直レクサスに関しては、高級車に必要な品の良さはあまり感じられないので、
私としては今ひとつだと思っていますが。

アップルに話を戻すと、確かに性能という事も評価にはあるのでしょうが、
デザインで選んでいる方もかなりいるのではないかと思います。

私自身はWindowsユーザーであり、MACはほぼわかりません。
スマホは会社のアンドロイドです。
私物で言えば、音楽を聞くのはiPod nanoの新しいやつを使ってます。
スマホも持ち歩く事を考えると、本当はiPhoneが欲しいです。
それはかっこいいから。
iTunesを使うのは正直すごく面倒くさいので、嫌なのですが、
恐らくスマホならiTunesを使うことはあまりないのではないかと思ってます
ので。

では住宅はどうでしょうか?

注文住宅を建てている工務店の中にもデザインで高評価を得ている会社は
あります。
どのような方からの注文でも、その会社のデザインだと思わせる家に
仕上がっていますし、またそれをお客様も求めているのでしょう。
もちろん建築家に依頼するお客様なら、なおのことデザインを重視されて
いる場合が多いのだと思います。

住宅の場合、デザインは、住み心地に直結します。
それに気に入らないからと言って、簡単に買い換えるというわけにも
いきません。
汎用工業製品ではないため、一つ一つが異なるプロダクトになります。
そう考えると、単にデザインだけでは済まされないものであることは
間違い有りません。

しかし、それでもデザインセンスは重要ですし、会社としては売りになる
はずです。
この会社のデザインだな、とわかるような、洗練されたデザインを
作ることができれば、それもお仕着せではなく、どのお客様にも満足
いただけるようなデザインであれば、お客様は満足し、それがブランディング
に繋がっていくはずです。

そのためにもデザイン、設計に力を入れていかなければならないはずなのです。


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2014年9月11日木曜日

アップル ウォッチ

iPhone6と同時にアップルウォッチが発表されました。

前々から出るという話があったので、驚きは無かったかと思いますが、
実際出てみると、デザインの良さに魅了されます。

同じような商品がサムソンからも出ているので、それと比較された方も
多いかと思いますが、機能はともあれ、デザインの出来はかなり違いますね。
さすがはアップルです。

まさに洗練されているというイメージの角を落としたデザインや
充電の仕方にまでこだわりが感じられ、アップルファンにはたまらない
ものになりそうですね。

私個人としては、常にITデバイスを体に付けておくという状態に少し
抵抗があるので、すぐにこのような商品を買おうとは思いませんが、
ITギア好きの方ならすぐにでも欲しくなるようなものでしょう。

機能についてはまだ詳しく調べていませんが、私としてはまずはデザインに
ノックアウト、です。

このサイトに詳しく掲載されていますので、興味のある方はどうぞ。

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/255/255634/



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2014年9月10日水曜日

iPhone6が発表されました

本日アップルのイベントでiPhone6が発表されました。
画面はiPhone6で4.7インチ、iPhone6Plusでは5.5インチと、これまでのiPhone5の
4インチからはかなり大きくなりました。

私としてはサイズもですが、解像度が気になります。
これまでのiPhone5では1136×640だったのですが、iPhone6では1334×750、
iPhone6Plusではなんと、1920×1080です。
かなり大きく画面が表示されるということですね。

ところでなぜ解像度が気になるかと言いますと、この画面でホームページを
見る方が沢山いるからです。
どの解像度の画面でホームページを見ているかはホームページを作る側から
するととても重要です。
どのようなスマホを持っている方にも最適なホームページの画面を見ていただき
たいとは思っているものの、現実的には難しく、ある程度シェアを持っている
画面を対象に作ることになるからです。

現在はレスポンシブルデザインでホームページを作ることも多いので、
以前ほど気にならなくはなりましたが、それでも気になるんですね。

今回のiPhoneでは、iPhone6が売れ筋なのかもしれません。
そうなると、ホームページを見る方は縦に見るとして、横幅は750ピクセルで
見るということですね。

今すぐにそのサイズを念頭にホームページを作るわけではないのですが、
ホームページをつくる場合には、スマホのシェアを把握し、どの画面サイズが
多く使われているのかを把握してから作らなければなりません。

ということは、これからウォッチしておく重要な機種がまた一つ増えたという
ことですね。

販売数に気をつけていきたいと思います。



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2014年9月5日金曜日

スマホサイトの制作は一時も早く行うべき

スマホからのホームページへのアクセスは、当然ですが、スマホの普及ととも
に増えています。

昨年まではスマホからのアクセスは30%ほどだったのですが、今では40%に近い
数値になっており、約1年でほぼ10%アップしたということになります。これ
だけ多くの方がスマホからアクセスしているのです。スマホ用にホームページ
を作っておかなければ、せっかくお客様が見に来てくれているのに、しっかり
見てもらえないという事態になりかねません。

どの業界でも同じですが、いわゆる大手と言われる企業は全てスマホ対応を終
えています。現在は中小企業の中の一部が積極的にスマホ対応を進めていると
ころです。しかし、多くの中小企業では対応が進んでいないのが現実です。そ
れは何故なのでしょうか?

理由として考えられることの一つは、経営者や広報や宣伝を担当している方の
認識不足です。十数年前、パソコンのホームページについても、経営者がホー
ムページを積極的に活用していない(調べ物などをネットを使ってしないなど)
などの会社は、対応が遅れていました。同じような事態が今起こっている可能
性があります。そのような会社では、経営者は自社のホームページがスマホに
対応しているかどうかを知らないのかもしれません。

ここで経営者の方にお願いです。一度自分のスマホで自社のホームページを確
認してみてください。パソコンで見慣れたホームページがスマホの小さな画面に映し
出されているようなら、それはまだスマホ用のホームページができていないと
いうことです。

おそらくほとんどのお客様は、ホームページで候補となる会社の比較をしてい
るはずです。その際にスマホ対応のホームページを持っている会社と持ってい
ない会社とがあれば、どちらの情報が取得しやすいでしょうか。

多くのお客様は、ホームページを使い会社や商品の比較をしているはずです。
その際にスマホに対応しているホームページと対応していないホームページ
の、どちらが見やすく、情報が取得しやすいでしょうか?

ホームページを見てもらえるということは、会社にとって大きなチャンスのは
ずです。このチャンスを活かすべきです。スマホ用のホームページには当然そ
れを作るための費用はかかりますが、その費用を投資するだけの価値は十分に
あります。

今からでも遅くは有りませんので、すぐにでも対応を初めてみてはいかがでし
ょうか。


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2014年8月29日金曜日

ホームページの幅をどうするか

最近訪問した会社からホームページのリニューアルを考えているが
幅をどれくらいにすれば良いと思いますか?と聞かれました。

ホームページの幅。
以前であれば、ヤフーの幅に合わせていればいいのではないですかね。
という答えを返していたのですが、最近は少し状況が変わってきています。

以前であれば、PCだけを対象にホームページを作っていました。
ガラケー用は全く異なるものと考えれば良かったのですし、そもそも
ガラケーは考えるほどのこともなく、幅は大体決まってました。

PCについては、その当時は徐々にモニターが幅広になって行っていましたが、
古いモニターには、例えば800ピクセルのものが結構あったりと、
思い切った広い幅にすることはできませんでした。

最近状況が変わってきたという訳ですが、まず、タブレットでホームページを
見る人が多くなってきているということが上げられます。
このタブレットが様々な幅になっていますし、タブレットの厄介なところは、
縦でも横でも見ることができるということです。

またPCもかなり小さいモニターのノートもあれば、フルハイビジョン以上の
モニターもあります。

結局は業界大手のホームページを参考にしたり、アクセスログから現状見ている
人のモニターの大きさを把握したりして決めていきます。

そのようにしても、わかるのは現在使われている幅であり、2年後、3年後に
どのような幅が主流になっているのかは本当にわかりません。

私が今携わっているホームページは1200ピクセルほどにしています。
これが2年後に正しいのかどうかは正直わかりませんが、これくらいなら幅が
狭く感じることもないだろうということですね。

この問題、常に頭を悩ます厄介な問題となっています。


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2014年8月27日水曜日

ヒートマップというアクセス解析をご存知でしょうか?

アクセス解析というと、どのページがどれくらいの人に見られていたのか、
またPCとスマホの比率はどうなのか?
離脱率の高いページはどのページか?
などという事を調べることだと思っている方は多いかと思います。

しかし、どの位置にボタンを配置すればよく押されるのか、画面のどの辺りが
よく読まれているのか、などは今までのアクセス解析ではわかりません。

そこで最近使われるようになってきたのが、「ヒートマップ」というアクセス解析です。

これは、画面全体の中でどこにマウスが居たのか、などを把握することができ、
そのような情報から、押されやすいボタンの位置の分析などができるという
ものです。

ヒートマップはこんな感じのもの

http://userheat.com/


今までのアクセス解析に加え、このようなツールをホームページに入れることが
出来れば、今まで以上に、ホームページの弱みや強みの理解に役立つことは
間違いありません。

ただし、分析する項目が増えるので、仕事が増えることは覚悟しておいて
ください・・。


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2014年8月26日火曜日

Facebookからブログなどへのリンクを張ってる方、ご注意ください

Facebookでブログなどへのリンクを張ることは、皆さん結構やっているのではないでしょうか。
この何気ない行為が原因で、友達のニュースフィールドにあなたの書き込みが出なく
なるかもしれません。

Facebookはあなたの書き込みを、友達からどの程度「いいね」をもらっているかなどで
評価していますが、それの発展形として、ブログなどにリンクしている場合、そのリンク先から
どのくらいの時間で帰ってきているかを評価することにしたようです。

あまりにも短い時間でFacebookに戻ってくるようだと、リンク先に書かれている内容は
つまらないものだと評価され、それを書いたあなたの評価も落としていくということです。

これは、興味を引く写真と文章で、広告が書かれているページへ誘導するような
書き込みを排除したいということが目的なのでしょうが、同じような事をしている
人にとっては、かなり大きな問題となります。

これからは、ブログに誘導する場合は、しっかりと読めるコンテンツを用意してから
Facebookから誘導するようにしなければなりませんね。

情報源はこちらです

http://markezine.jp/article/detail/20764



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2014年8月24日日曜日

タブレットの活用法(2)

タブレットを活用すると言っても、結局PCと同じじゃないの?
という声を何度か聞いたことがあります。
弊社では、全ての接客室にPCと液晶テレビがあって、そこでプレゼンを
しています。
などという話も聞いています。

確かにタブレットとPCとの機能的な違いはほとんどありません。
キーボードが有るか無いかの差のようなものです。
しかし、お客様の見る目は全く異なっているのです。

タブレットとPCの差。
これを少し抽象的にお話すると、「距離感の違い」です。
もっとわかりやすくお話すると、PCは担当者が操作し、お客様に渡すとことは
ありませんが、タブレットは、場合によってはお客様に操作してもらうことも
有り得るということです。

どうしても担当者が操作をするPCですと、お客様は担当者の話を聞くという
受け身になりがちです。
それが自分で操作できるタブレットならどうでしょうか?

同じ施工事例を見ていく場合で考えてみましょう。
PCですと、お客様に好みを聞いてみたりしながら、ということなのでしょうが、
結局は自分達が見せたい施工事例を、順序立てて、営業的に見せていく
ことになりがちです。
それがタブレットをお客様に操作してもらうということでしたらどうなるでしょうか。
お客様がご夫婦の場合などは、夫婦で好みを語り合いながら、好き勝手に自分達の
見たい施工事例を見ていくかもしれませんね。

それを担当者は、近くで見ている。
お客様の好みを、アンケート的な設問表で知るのではなく、自然な形で知ることが
できるのではないでしょうか?

そして、そこから会話を膨らませることが出来れば、お客様との距離はぐっと
縮まるはずです。

営業するというのではなく、自然に会話しながら、好みを知り、好みの事例に
ついては少しお話していく。
このような方法で上手くお客様とのコミュニケーションを取っている会社が
現実に存在します。

この方法以外にも有るはずですので、皆さんもタブレットの活用法について
お考えになってはいかがでしょうか?



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2014年8月23日土曜日

タブレットの活用法(1)

タブレットの活用についてのセミナーを開催しますと、参加される方の殆どが
すでに会社でiPadなどを使い始めています。

使い始めて、「さて、どのように使えば良いのか?」ということになるのだと
思います。

このタブレットですが、何社にも話を聞いていますが、ほとんどの会社で
iPadを使っています。

なぜなのでしょうか?
私の個人的な意見ですが、iPadは決して企業で使いやすいとは言えないように
思います。

その理由を幾つか上げていきます。

1.PCと全く使い方が違い、戸惑う。
これは、PCがウインドウズで、iPadがウインドウズの感覚で使えない、という
ことを言っています。
例えばウインドウズでは、ファイルの管理はフォルダという考え方で整理して
いきます。
しかし、どうもその感覚がiPadではウインドウズとは異なるような感じがします。
私だけかもしれませんが、いつも何か戸惑います。

2.オフィスソフトが使いにくい。
これもOSの問題かもしれませんが、パワーポイントで作ったデータがそっくり
再現出来ない場合が多いように思います。
iPadをすごく積極的に使っている会社は、KeynoteをPCにも導入していて、
プレゼン資料はパワーポイントからKeynoteに置き換わったという話も聞いた
ことがあります。
でもほとんどの会社はそこまでしないでしょう。
となると、一旦PDFにしたりと面倒ですし、PDFにしてしまうと、アニメーション
の設定などは関係なくなります。
こういった意味でも使いにくいのです。

3.とにかくiTunesが面倒。
USBにつなげて、USBメモリーのように使えればどれだけいいか。
とお考えの方は多いかと思います。
面倒ですね、iTunes。

さて、iPadが使いにくいという話ばかりしていても仕方有りませんので、
明日は、タブレットをどのように会社で使っていくと成果が出やすいのか、
ということについて、書いていきます。


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2014年8月22日金曜日

ウインドウズ9発売?

アメリカのIT情報サイトでは、アメリカのマイクロソフトが基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の最新版を9月下旬にも発表する見通しだと報じているようです。

え?最近ウインドウズ8を出したばかりじゃなかったの?

企業ではまだまだXPが使われていて、そのPCを7にアップデートしなきゃ、なんて言っているのに、なんとまあ気の早いことでしょうか。

この最新版はどのような人にメリットがあるのでしょう。
何か画期的に変わるのでしょうか?

7から8への変更は、タブレットのようにPCを使うということで、メインの画面がかなり今までのウインドウズとは異なっていました。
私の周辺で8を買った人に聞いてみると、どうも使いにくい、という印象のようですが・・。

8の発売は昨年の10月。
まだ1年も経っていないのに既に発売とは。
確かMEからXPまでの感覚が1年ほどでした。
ということは8はもしかすると、ME扱いになるのかもしれませんね。

今新しくウインドウズPCを購入しようとされている方は、注意が必要かもしれません。
と言っても、発表されてすぐに日本で発売にはならないと思いますので、今必要なPCなら買わざる得ませんが。

恐らく発表はあるのでしょうから、注意しておかなければなりませんね。



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2014年8月19日火曜日

Windowsのアップデートで問題が発生しているようです。ご注意を!

皆さんお使いのPCはほとんどがWindowsだと思います。

そのWindowsの機能として、Windowsアップデートというものが有ります。
これは、常にセキュリティ面での機能向上、バグの修正などを行ってくれる
とても重要な機能です。

このWindowsアップデートで13日以降問題が発生しているようです。

8月13日に公開されているWindowsアップデートの更新プログラムを
適応すると、PCが起動しなくなる恐れがあるとマイクロソフトが発表したのです。

え!起動しなくなる?

これは大変です。

WindowsアップデートはそれぞれのPCで設定は異なると思いますが、
自動的にアップデートを行い、勝手に適応する設定になっている場合が多いです。

もし、そのように自動でアップデートされているとすると、もしかすると自分のPCも
起動しなくなるかもしれません。

もし起動しなくなった時は下記のページを参考に対応してみてください。

http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1408/18/news043.html

もちろん、自分のPCでは参考にするページが見れないはずですので、
他のPCでページを見ながらの対応になりますね。

現在時点で正常に起動していれば恐らく問題無いとは思いますが、
もしもということも有りますので、このような問題が起こっているという
ことは覚えておいたほうがよいでしょう。


2014年7月26日土曜日

エクセルでの業務の限界③

昨日は業務で使うエクセルの限界について書きました。

エクセルに頼ってしまうことによる危険もあるということが、少しお分かりになって
いただけたかと思います。

では、その危険をどのように避ければ良いのか。
今日はその点について書いてみたいと思います。

危険の回避策の一つは、データベースを伴った専用のソフトを使うことです。
通常データベースにデータを登録していくようなソフトはデータを直接エクセルの
ように触ることはできません。
もちろんデータベースがわかっている方なら可能ですが、普通にパソコンを
触れる程度の人では無理です。
ですので、うっかりデータを変えてしまった、関数を壊してしまったなどという
失敗はなくなるわけです。

また、バックアップもデータベースの機能、またはウインドウズの機能で自動的に
してくれる場合が多く、この面でも安心です。

また、入力ミスという問題でも、入力画面が用意されているので、本来入れるべき
ところでないところに別の情報を入力してしまっている、などというミスは減らせます。

と、ここまで書くといい事ずくめのようですが、良くないこともいくつもあります。

この点も注意し、エクセルを止めて自社にあったソフトを選ぶのかを検討して
貰えればとおもいます。

まず良くないことの一つ目ですが、費用がかかります。
エクセルは通常パソコンを買った時点でパソコンに入っており、新たに購入する
感覚が有りません。
そのため、コストがかかっている感覚がないわけです。
しかし、ソフトは全くないところに買い足すわけですから、コストがかかります。
この点が最も大きな問題です。

そしてもう一つ。
エクセルのように自分達の好きなように作れない、ということです。
ソフトは多くの人に販売することで利益を得ます。
そのため、多くの人に受け入れられるよう考えられているはずです。
しかし一方で、細かな自社の仕様にはマッチしないことが多々あります。
そのため結局導入できないなどという話はそこらに転がっているものです。
ここまでは妥協できるが、ここからは譲れない。
ソフトを検討する際には、この基準が必要です。
自社に完全にマッチするソフトが欲しいというなら、オリジナルで開発する
しか有りませんから。
それだと費用は莫大になる可能性がありますので、あまりオススメはしませんが。

このようにエクセルはある意味危険なソフトです。
しかし、専用のソフトにも良い面、悪い面があります。

この点をしっかり見極め、業務に活用するシステムを使って行ってください。



2014年7月24日木曜日

エクセルでの業務の限界②

エクセルは便利なソフトですが、万能ではありません。

昨日は知らないうちに関数がおかしくなっていた、という事例を紹介しまた。
エクセルは共有で使っているうちに、何か、どこかがおかしくなるということが
結構あります。
そのようなことが起こらないようにする何か対応はないものでしょうか?

知らないうちに関数がおかしくなっていた。
このような事例に対しては対応策はあります。
関数がおかしくなったという問題は、関数が入力されているセルを直接誰かが
触ってしまうから起こる問題です。
では、入力するための画面をマクロなどで作ってしまえば良いのです。
そうすればセルを直接触ることはなくなりますので、関数は安全に保てます。

しかし、それだけしても万全では有りません。
エクセルを使っていて起こる問題としては、バックアップということもあります。

エクセルは普通に使っているだけでは、ファイルは一つだけです。
常に更新しているファイルがあるだけです。
この状態ですと、PCに何かあると、大切なファイルが壊れてしまうかもしれません。

安全にファイルを保ちたい場合はファイルをコピーし、別の場所に置いておく
などしなければなりません。
Windowsの機能で、定期的にあるファイルのバックアップを取るということも
できますが、普通はそこまでの知識がある人は社内にはいません。

ということは常に危ない状況にあるか、常にバックアップを取るよう気にかけて
おかなければなりません。

決して安全とは言えませんね。

これがエクセルを普通に使っているという状態での危険性です。
ある意味エクセルでの業務の限界と言えます。

次回は、この問題の解決策について考えてみます。



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エクセルでの業務の限界①

企業で使われているソフトの中でも最も使われているソフトがエクセルではないでしょうか。

なぜそんなに使われているのかという事を考えてみると、いくつかの理由が浮かびます。

まずは基本的な取り扱いがとても簡単であること。
複雑な関数やマクロを使うことを除けば、ほとんどのことは説明書を見ずとも望んでいる
ことができます。
これはとても便利です。

そして、とにかく全てのPCに入っていること。
一部の企業や公官庁を除き、エクセル、ワードは最低限インストールされています。
触れる機会が多いのも使われている理由の一つでしょう。

このように便利なエクセルですが、使い方を誤ると大変な目に合うことも有りますので
ご注意ください。

例えばこのような事例が有ります。
ある会社で営業に使う顧客情報を一つのエクセルファイルで管理していました。
そのデータには顧客名、所在地の他、使ってもらったサービスや支払われた金額も
記入されていました。
このファイルは営業部員が共有で使っていましたので、いつ誰が上書き保存したのかは
常に曖昧です。
その大切なファイルの中の関数がいつの間にか正確に計算されていませんでした。
いつから関数がおかしくなったのかも不明です。
恐らく営業部員のだれかが、行を増やしたり、減らしたり、または関数の計算が入っている
セルに間違って何かのデータを入力したりと、何らか関数の式が変わるようなことを
したのでしょう。

いつからおかしくなったのかもわからないのですが、この会社の場合は気がついたので
ラッキーでした。
気付かずそのまま関数の結果を信じていたら・・・。

エクセルではこのような事が起こりえます。

エクセルはとても便利です。
しかしこのようなことが起こるのも困りもの。
何か方法はないのでしょうか?


続きは明日書かせていただきます。


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2014年7月22日火曜日

朝日新聞にSEO業者の問題が掲載されていました

7月22日の朝日新聞朝刊にSEO業者とのトラブルについての記事が掲載されてい
ました。

検索上位がいきなり圏外 「自演」許さぬグーグル


記事を読みますと、SEO業者に依頼した結果、グーグルからペナルティを受けて
しまい、結果として検索順位が落ちてしまった事例などが掲載されていました。

今回の記事では、SEOの外部施策についての問題点について書かれていました。
ページを大量に作り、そこからリンクを検索順位を上げたいホームページに張り、
順位をあげようとする方法ですが、この方法が問題です。

意味の無い、または、上げたいホームページの内容と関連性の無いページから
いくらリンクを張っても、グーグルは認めてくれません。
というより、意味の無いリンクはペナルティになる可能性が大きいという
ことです。
一度ペナルティで検索順位が下がってしまうと、今度は上げるのが大変になり
ます。

もしSEO業者に依頼するとして、その業者が外部施策をするなら、具体的に
どのような方法で行うのか、具体的に教えてもらい、実際にリンクを張って
くれるのであれば、どのようなページからリンクを張ったのかについて、しっかり
見届けないといけません。

SEO業者に発注する側は、SEOについての知識がないため、依頼するのでしょうが、
せめて、最低限の知識だけでも頭に入れておかなければ、悪質なSEO業者に依頼
してしまい、結果的にホームページにとって大きな損害を与えてしまうという
ことも有り得ます。

SEO業者に依頼し順位を上げたいのだが、どのような業者を選べばよいかわからない、
などという方は、お気軽にご相談ください。
アドバイスをさせていただきます。


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2014年7月18日金曜日

個人情報の管理 名簿屋という怪しい業者

ベネッセの情報漏えい事件があり、驚いた事の一つは、ジャストシステムの
ような大手企業でも、名簿屋と言われるような、怪しげな業者から名簿を買う
ということです。

どこかの誰かが個人情報を集めているわけですが、通常その会社も個人情報を
集める際には、個人情報保護規程やセキュリティポリシーなどを伝え、集めて
いるはずです。

ましてや、ジャストシステムが買った個人情報は、数百万、数千万という単位
ですから、大手企業が集めたと考えるのが妥当です。
そのようなデータですから、「これはどこかの大手企業から漏れた情報では
ないのか?」「この情報は使ってはまずいのではないのか?」と考えるのが
普通ではないでしょうか。

しかし、ジャストシステムは買ってしまった。

今回の事件は、漏らしてしまったベネッセの痛手も大きいですが、ジャストシ
ステムの痛手も大きいはずです。
その事を考えなかったのは会社の大きなミスです。

大手、中小に限らず、名簿を買って利用するというのは、何かを始める際には
時間を買うという意味で有利です。
しかし、やはり買ってはいけないでしょう。

正当にキャンペーンなどで集めるべきです。

どの会社もこのことは肝に命じておくべきだと思います。


2014年7月17日木曜日

ベネッセの個人情報漏えい ②

昨日は、ベネッセの個人情報漏えい事件が、システムでは防ぎきれない、悪意のある
社員、または関連会社社員などによるものであったことを書きました。

本日は、システムでは防ぎきれない情報漏えいをどのように企業は防いで行けば
良いのか、ということについて書いていきます。

今回の事件については、現時点で犯人逮捕にまで至っていませんので、動機はわかって
いません。
ですので、今回の文章は一般論になりますのでご容赦ください。

今回の容疑者は、ベネッセのIT部門の下請け業者のまた下請け業者で働いている
派遣社員だったようです。
そもそも、会社で最も重要な個人情報をこのような人が触れるということが問題
でしょう。
システムの保守をするということと、個人情報そのものを触れるということを
切り分ける必要が有ったはずです。

また、何かのメディアにデータを移動させて持ちだしていると考えられますので、
持ち物の管理はずさんだった可能性があります。
以前私があるECの運営会社の方に聞いた話では、個人情報にアクセスできる
コールセンターの人などは、コールセンターのある部屋には、私物の持ち込みが
一切禁止だったとのこと。
メモなどを室内で取ることはできるものの、持ち出しはNG。
徹底的に管理していると言っていました。
ベネッセの場合もそれくらいの管理が必要だったのだと思います。

そして、もう一つ重要なのは教育です。
なぜダメなのか、持ちだしたらどうなるのか、その教育は大切です。
しかし、今回持ちだした人は、そのような事はしっかり理解していた可能性が
大きいはずです。
では、防げないのか?ということですが、まだ考えられる事はあります。

今回の事件は、はっきり言ってカネ目当ての犯罪でしょう。

ベネッセの子会社の関連会社のそれも派遣で働いている人。
このような人にベネッセへのロイヤリティがどうの、などと言っても意味は
ありません。
待遇も相当低かったはずです。
どうしてベネッセは、そのような人にシステムの一部でも任せなければならな
いのでしょうか。

コストを安く抑えたい、それが原因です。
企業はその考え方を改めなければなりません。
リスク大きさと、日常のコストの関係を見誤っています。

本当に必要な費用は使わなければなりません。

大げさな話になってしまいますが、今回の事件の問題点は、セキュリティシステム
でもなく、教育でもなく、会社のコストに対する考え方のような気がしています。

どのような職務の人にどのような管理を任すのか、そのためのコストはどの程度
必要なのか、今一度経営者は考えなければならないのではないかと思います。


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2014年7月16日水曜日

ベネッセの個人情報漏えい

先日、教育関連企業の大手であるベネッセの顧客情報が漏えいしているとの
ニュースが報道されていました。

個人情報の数ということで言うと、日本で最大規模の情報を保有しているで
あろうベネッセからの漏えいということですので、驚かれた方も多いのでは
ないでしょうか。

幼稚園児の子供がいる私も驚きましたし、実際ベネッセには私達家族(妻と
私の子供)の個人情報が有るはずですので、その情報がどこか他のところに
行ってしまったということは、あまり気分の良いものではありませn。

今回の事件は、ベネッセと同じ教育産業に参入しているジャストシステムから
DMが届いたことが発端のようです。
有る方が、ベネッセに登録している個人情報には、住んでいるマンション名を
少し変えて登録していて、その少し変えてあるマンション名でジャストシステム
からDMが届いたので、おかしいと思ったということだそうです。

普通はこのような事はしませんから、ほとんどの方はジャストシステムはどこか
から名簿を買ってDMを送ってきたのだろうと思ったことでしょう。
事実ジャストシステムは、名簿業者からベネッセから情報漏えいした個人情報
とは知らずに名簿を購入したようです。

数千万人という、これだけ大規模な情報漏えいは日本初だと思いますが、なぜ
このような事態になったのでしょうか。

情報漏えいの原因として考えられるのは、データベースからそこに保存してある
データを悪意を持った者が抜き出す、という事が考えられます。
また、個人情報をパソコンやUSBメモリなどで持ち歩いていて紛失、または盗難
される、という事も考えられます。
また、パソコンに入れている場合などは、社内で盗難に合うという事も考えら
れます。

しかし今回のベネッセのような、大企業でITシステムやセキュリティ管理がき
ちんと機能している場合、単純に個人情報をUSBメモリなどに入れて持ち歩く
などと言うことはまずあり得ません。

多くの識者が指摘していたようですが、結局原因は、内部で働いていた人が
悪意を持って、持ちだしたということのようです。

今回の場合に限らず、社員、また関連会社社員などの教育やロイヤリティが
個人情報漏えいについて、とても大切であると思わされた事件でした。

明日は、システムでは防ぎきれない個人情報漏えいを、企業はどのように防いで
行けば良いのかについて、書いていきます。


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2014年7月11日金曜日

iPadの活用 情報の共有の仕方

工務店の方にお会いすると、iPadなどタブレットをお持ちの方が結構います。
自分で購入された方、会社から支給された方、事情は様々ですが、とにかく持っ
ている方は多くなったなと思います。

タブレットの種類はというと、ほぼ100%iPadです。
他のアンドロイド系など、iPad以外の製品はほとんど見ることは有りません。
iPadの日本でのシェアの高さが伺えます。

そこで気になるのは、iPadの社内でどのように活用されているのか、という
ことです。

営業ならプレゼンに、工事なら図面を保存しておいて現場で確認、または写真
を撮影しその場で報告書が作れるアプリを入れている、設計ならこれもプレゼ
ンがメインになるのでしょう。

社内の情報共有はどのようにされているのでしょうか。
これは結構やっかいな問題です。
私はねっからのWindowsユーザーで、アップルのOSが苦手です。
iTunesもかなり昔からiPodを使っているにも関わらず苦手です。
アンドロイド系なら、Windowsとほぼ同じようにファイルのやりとりができるのに
iPadはiTunesを通さなければならないため、ちょっと面倒という印象です。
もっと簡単にならないものでしょうかね。

iPadが一人1台持っている状況なら、各自のPCにiTunesをインストールしておき、
それぞれが例えばサーバの指定の場所にあるファイルを自分のiTunesを通じで
iPadに保存することは可能です。
また自分が独自に入れたいフィルも、自分のPCを通じてiPadに入れることは
出来るわけです。

それが複数人で1台のiPadの場合、それぞれのiTunesで入っているファイルの
内容が違ったりすると面倒ですね。
同期というのがありますから。
この辺りのことは、実際に複数人で1台のiPadを使っていないとわからない
ことだとは思いますが。

会社によっては、面倒なので例えばDROPBOXなどでファイルの共有を行い、
iTunesは使わないと言っていたところもありました。

どなたか画期的な運用方法を知っておられたら教えて欲しいのですが、ご存知
ありませんでしょうか。


2014年7月10日木曜日

スマホで変わったホームページの見方

前回のブログで、スマホ用ホームページを持っていないと、お客様を逃してい
るという話をさせていただきました。

今回は、スマホで変わったホームページの見方について、書いてみます。
スマホを持たれている方なら既におわかりだと思いますが、以前より自宅でPC
を見る時間が減ったと思いませんか?

自宅でPCでする事と言えば、ホームページの閲覧、メール、SNS、後は年賀状。
多くの人はだいたいこんなものです。

年賀状は正月前だけの仕事ですから、普段はまずはFacebookなどのSNS、それか
らネットを見て、メールをチェック。
大体こんなものです。
このどれもスマホで出来てしまいますね。
様々な業種の大手と言われる会社のサービス、ホームページはスマホに対応し
いますし、SNSはスマホ用のアプリが当たり前です。
メールも転送してスマホで見ているという方も多いのではないでしょうか。

そうなると、自宅でPCを開く必要はかなり減っているということです。
PCは既に”わざわざ”見るデバイスになっている可能性があります。

ここまではスマホを持っている方なら誰でもわかる事だと思います。
それなのに、自社のホームページはスマホに対応していないとすると、これは
かなりマズイ状況だとは思いませんか?

お客様にご不便をおかけするという状況が続くようだと、顧客満足という観点
からも良くない状態です。

もし今の時点でスマホ用ホームページを持っていないのなら、一日でも早く制
作に取り組まなければなりません。
悠長に構えているとお客様が、他社の情報をしっかりと見て、あなたの会社の
魅力には気が付かないまま他社に行ってしまうかもしれません。

そのような事態にならないようにするためにも、すぐに制作に取り組んでくだ
さい!



住宅産業塾
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2014年7月9日水曜日

スマホサイトの制作は一時も早く行うべき

スマホからのホームページへのアクセスは、当然ですが、スマホの普及ととも
に増えています。

昨年まではスマホからのアクセスは30%ほどだったのですが、今では40%に近い
数値になっており、約1年でほぼ10%アップしたということになります。これ
だけ多くの方がスマホからアクセスしているのです。スマホ用にホームページ
を作っておかなければ、せっかくお客様が見に来てくれているのに、しっかり
見てもらえないという事態になりかねません。

どの業界でも同じですが、所謂大手と言われる企業は全てスマホ対応を終えて
います。今はどんどん中小企業がスマホ対応を進めているところです。しかし、
まだまだ積極的に対応を進めようとしていない会社も多いのが現実です。それ
は何故なのでしょうか?

理由として考えられることの一つは、経営者や広報や宣伝を担当している方の
認識不足です。十数年前、PCのホームページについても、経営者がホームペー
ジを積極的に活用していない(調べ物などをネットを使ってしないなど)など
の会社は、対応が遅れていました。同じような事態が今起こっているの可能性
があります。そのような会社では、経営者は自社のホームページがスマホに対
応しているのかを知らないのかもしれません。

ここで経営者の方にお願いです。一度自分のスマホで自社のホームページを確
認してみてください。PCで見慣れたホームページがスマホの小さな画面に映し
出されているようなら、それはまだスマホ用のホームページができていないと
いうことです。

おそらくほとんどのお客様は、ホームページで候補となる会社の比較をしてい
るはずです。その際にスマホ対応のホームページを持っている会社と持ってい
ない会社とがあれば、どちらの情報が取得しやすいでしょうか。

ホームページを見てもらえるということは、会社にとって大きなチャンスのは
ずです。このチャンスを活かすべきです。スマホ用のホームページには当然そ
れを作るための費用はかかりますが、その費用を投資するだけの価値は十分に
あります。

今からでも遅くは有りませんので、すぐにでも対応を初めてみてはいかがでし
ょうか。




住宅産業塾
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2014年6月27日金曜日

業務システムのクラウド対応(3)

前回、社外からのiPadなどのタブレットやスマホからのアクセスは、さらに
危険が大きいという話をしました。
それはなぜでしょうか?

通常PCを社外で使う場合、ID、PASSワードでロックされています。
最近は社内でもそのようにしている会社が多くなってきています。
もちろんタブレットでもスマホでもロックをかけているかと思いますが、大抵は
4桁のパスコードなどです。

何とかそこを乗り越えられれば、クラウドへのアクセスはブラウザがID、PASS
ワードを記憶している場合が多いでしょうから、簡単にクラウドシステムに入る
ことが出来ます。

もしその中に顧客の個人情報が入っていたら。
機能として個人情報をダウンロードできるようになっていたら。
これはもう個人情報漏えい事件発生です。

このように社外でクラウドシステムを活用するということは、危険を伴います。
だからと言って、クラウドシステムを使うな、ということではなく、危険を
理解した上で、活用するべきである、ということです。

皆さんも自社のシステムの危険がどの程度なのかを理解した上で、システムの
活用を進めてください。



住宅産業塾
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2014年6月26日木曜日

業務システムのクラウド対応(2)

前回、クラウドシステムには情報漏えいの危険が有るとお話しました。

それはなぜなのでしょうか?
これまでのシステムと比べ、なぜ危険なのでしょうか?

まずこれまで社内で使っていたシステムについてお話します。
これまでのシステムは、社内LANは使っていたかもしれませんが、基本的には
社外からアクセスすることはできなかったはずです。

社外からアクセスできないということは、システムを通じて顧客情報などが
外部に漏えいするということは可能性としてかなり低いということです。

しかし、それがクラウドになるとどうでしょう?
そもそもクラウドは社内にすらデータがありません。
データはネット上にあるサーバに保管されているはずです。
それを社内からも社外からもネットを通じて追記や閲覧をするということです。

どこからでもアクセスできるという便利さは、危険と裏返しです。

ID、PASSワードでクラウドシステムにログインするなら、そのID、PASSワードが
もれれば、誰でもそのクラウドシステムにログインできるということです。

社外からのアクセスということでは、iPadなどのタブレットやスマホから、という
のも大いに考えられると思いますが、これがまた危険を一層増やします。

続きは次回をお楽しみに。



業務システムのクラウド対応(1)

今年のリフォーム産業フェアでシステム関係を見ていると、クラウド対応がもう
当たり前のようになっていました。

iPadやスマホ、それらのデバイスで会社外からも業務システムにアクセスできる。
これはとっても便利です。

しかし、その便利さの裏側には危険も有ると言うことを理解しておかなければ
なりません。
その危険を知った上で、それ以上に便利であるから活用する、という考え方が
必要です。

今回は、クラウドにはどのような危険が有るのかについて、お話したいと思います。


クラウドシステムの危険、これは情報漏えいということに尽きます。
ではなぜ、クラウドシステムだと情報漏えいの危険が有るのでしょうか?

この点について、次回詳しくお伝えしたいと思います。