2013年12月13日金曜日

DropBoxなどクラウド・ストレージ・サービズ利用の注意点

DropBox、GoogleDrive、SkyDrive、iCloud、・・。
他にもまだまだあると思いますが、最近ネット上にデータを預けることが出来
るクラウド・・ストレージ・サービスが当たり前に使われています。
皆さんも使われていますでしょうか?

このクラウド・ストレージ・サービスですが、使い出すと便利なことこの上な
いものです。
複数のデバイス(パソコンやタブレットなど)を使っている場合のデータを簡
単に共有出来たり、会社のPCでクラウドにアップしておいて、自宅で作業した
りと(決してお勧めしているわけでは有りません・・)、場所も機器も選ばず
データをいつでも見ることが出来るようになります。

このように便利なクラウド・ストレージ・サービスですが、注意することが幾
つかあります。
BYODの項でもお伝えしましたが、セキュリティや個人情報には注意が必要です。
特に個人情報については、それが漏えいするということは、会社の存続にも関
わる重大事件となります。
可能な限り避けなければなりません。
そのため、いくら便利とはいえ、クラウド・ストレージ・サービスには保存し
ないということをお勧めします。

また、クラウド・ストレージ・サービスを使う機器である、PCやスマホ、タブ
レットには、パスワードや指紋認証など、その機器の持っている高度な認証シ
ステムを用いて、出来る限り安全に使えるようにして下さい。
もし紛失や盗難にあった場合でも、簡単にクラウド・ストレージ・サービスに
アクセス出来ないようにしておくことが大切です。

クラウド・ストレージ・サービスは便利なシステムですが、一方危険も有りま
す。
危険性もよく理解の上、上手に使っていくことができれば、業務の効率化や情
報共有の強い味方になってくれます。
会社として取り組む可能性を探ってみてはいかがでしょうか。

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BYOD(bring your own device)をご存知ですか?

皆さんはBYODという言葉をご存知でしょうか?
BYODと書いて、ビー・ワイ・オー・ディーと読みます。
Bring your own deviceということで、自分自身の機器を持ち込む、という意
味です。
ビズネスの世界で何を意味するかというと、スマホやタブレット、PCなど、自
分のデバイスを仕事に使うということです。

なんだそんな事、ウチの会社じゃあ携帯電話が広まりだした頃からずっとBYOD
だよ、という声も聞こえそうです。
私も経験上、携帯電話はずっと自分のものを仕事で使っていました。
ではなぜこのタイミングでこのような言葉が使われだしてきたのでしょうか?

それはスマホ、タブレットの急速な広がりです。
ご存知のように、スマホ、タブレットはPCとほとんど変わりません。
データを確認したり、また修正したりということが出来てしまうため、殆どPC
で出来る事はできてしまうというモノになっています。

そのようなスマホやタブレットですが、会社が配布してくれるとは限らないの
が現実です。
そこで、会社が配布してくれるのを待つことが出来ない人は、自腹で購入し、
仕事に使いだしてしまいました。
既成事実が出来てしまっているということです。
これがBYODの始まりです。

会社は会社で、それを否定するのではなく、容認するようになってきています。
会社にとってのメリットは、ハードの購入費用を抑えることができるということ、
この一点です。
しかし、会社にとってデメリットも幾つか有ります。
まず機器の管理が難しいことが上げられます。
管理には、台数の管理も有りますが、どんなソフトが入っていて、どのように
使われているのか、という管理も含まれます。

このように会社にとってはリスクのあるBYODですが、やはり便利なものは社員
は使ってしまうものです。
この際、積極的に活用してみるのも良いのではないでしょうか。

ただし、セキュリティや個人情報の管理には最大限の注意をしての上で、活用
することが大切です。