2013年9月25日水曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(30)  ~アクセスログの読み方 離脱率を減らしましょう~

アクセスログ解析といえば、ページビュー数、訪問者というところを見ている
方が多いかと思いますが、アクセスログ解析ソフト”GoogleAnalytics”では、
いろいろな数値が測られています。
ホームページを改善するために必要なものばかりですが、その中でも至急で改
善しなければならないポイントを教えてくれるのが、”離脱率”という数値で
す。
この”離脱率”ですが、ホームページの各ページごとに出てくる数値で、その
ページから他のホームページに移動してしまう率をパーセンテージで表示した
ものです。
※同じホームページ内の別のページではなく、全く違うホームページに移動し
てしまう確率ということです。

例えばトップページの離脱率が45%と表示されているとすると、トップページ
から他のホームページに移動してしまう人は、トップページを見ている人の中
で45%にも上るということを表しています。

ではこの数値、どのくらいであれば良いのでしょうか?
一般にトップページは、まず最初に訪問する場合が多く、また、一旦トップに
戻ってから他のホームページに移動することも多いことから、他のページに比
べ高い率でも容認できます。
40%以下であれば、まずは問題ないでしょう。
トップページのこの率は訪問者が増えると同時に上がってくる傾向にあります
ので、注意も必要です。
では、トップページ以外ではどうでしょうか。
私がこれまで注意していたのは30%以下に収めるということです。
あくまでも目安で、低ければ低いほど良いのですが、まずは30%以上の離脱率
のページがあれば、そのページの改善を始めて下さい。

30%以上の離脱率となっているページはお客様にとって、魅力が足らない、ペ
ージのタイトルと内容がマッチしていない、内容がわかりにくい、ダラダラと
長いページになっているなど、問題があるページです。
ですので、他のホームページに逃げて行ってしまうわけです。
まずは離脱率30%以上のページを見つけ、問題点を探し、改善を進めてくださ
い。

離脱率は問題のあるページを教えてくれる大切な指標です。
ぜひ活用してください。

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個人情報漏えいには細心の注意を

個人情報漏えい事件が時たま新聞に掲載されていますが、皆さんは自分とは関
係ないと思っていませんか?

実は個人情報の漏えい事件というのは、不正アクセスなどIT技術を使った事件
だけではありません。
その殆どがとても簡単なこと、例えばUSBメモリの紛失、パソコンの盗難、置
き忘れ、メールでの添付ミスなどから起こっています。

例えば、今月2日に東洋ドライブループという会社の従業員が、電車内にパソコ
ンを置き忘れたという事件が有りました。
このパソコンには業務記録やメールのやり取りなどが保存されており、氏名や
電話番号、メールアドレスなど含まれていたそうです。
また今月6日には、経済産業省・東北経済産業局の職員が業務上のメールを送る
際に、誤ってガス事業者の従業員の個人情報付きデータを添付してしまったと
いう事件が起こっています。
このデータには個人の氏名、生年月日、年齢、賃金などが記載されていたとの
ことで、対象となったガス事業者に謝罪し、送付先にはデータの削除をしても
らったということです。

例に挙げた2つの事件は、ともにホームページやプレスリリースで公表している
ために私達の知ることとなったわけですが、どこの企業でもこのような漏えい
事件を起こしてしまった場合、社会的責任として公表しなければなりません。
事件の規模や内容にもよりますが、このような事件は、企業の存続に関わる問
題となる可能性を含んでいるということを忘れてはいけません。

ではどのように対策をすれば良いのでしょうか?

対策としてまず初めに取り組むべきことは、ルール作りです。
例えば、個人情報は外に持ち出すノートPCには保存しない。
メールでは個人情報を送付をしない。
このようなルール作りが必要です。
その後には、システムやハードで防ぐ方法を検討します。
例えばパソコンのUSB機能を利用をできなくするなどのハードでの対応や、メー
ルにファイルを添付しようとした際に、例えば”氏名”や”電話番号”などの
文字列が含まれていた場合警告を出すなどのシステムの対応が有りますので、
検討してみることも必要です。

情報漏えいについては、誰にでも、どの会社にでも起こりえる問題です。
そして無防備な会社は起こってしまってから慌てるものです。
是非一度、自社の情報漏えいリスクについてお考えになられてはいかがでしょ
うか。

情報漏えい対策について、ご質問やお問い合わせがありましたら、住宅産業塾
松浦まで、ご連絡をお願いします。

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2013年9月12日木曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(29)  ~アクセスログの読み方 新規ユーザーとリピートユーザー~

ホームページを運営していく上で、アクセスログの分析はとても大切です。
しかし一般には、ページビュー、訪問者、閲覧数の多いページはどれか、どの
ようなキーワードで検索されているか、と言った事を見ているだけの会社が多
いのも事実です。

そこで今回は現在多くの会社で使われているアクセスログ解析ソフトである、
GoogleAnalyticsを使って得られる情報から、新規ユーザーとリピートユーザ
ーについてお話したいと思います。

新規ユーザーとは、まさにそのホームページに初めて訪問した人です。一度で
も訪問すると、その後はいつ訪問してもリピートユーザーとしてカウントされ
ます。
またリピートユーザーは、2回目以降の訪問ということで、2回目にはリピート
ユーザーとして1つカウントされ、明日また訪問したら、その時には2回めのリ
ピートとしてカウントされます。

家を建てることを考えている方は、他社との比較も当然あることでしょうから、
会社や展示場を訪問するまでには何度かホームページを見ているのではないか
と思います。
そうだと仮定すると、新規ユーザーばかり多く、リピートユーザーが少ない状
態は良くない状態と言えます。

しかしこれは仮定ですので、実際に家を建てられた施主様が訪問などアクショ
ンを取るまでに何回くらいホームページを見たのかを確認し、実際の状況を把
握することが大切です。

もし現在、新規ユーザーばかり多くリピートユーザーが少ないのであれば、ホ
ームページのコンテンツにあまり魅力がなく、ホームページに再来していない
ということかもしれません。。
その場合、お客様に多く見られているページを優先に、コンテンツの見直しを
していくことを考えなければなりません。

このように、アクセスログはいろいろな数値を見ることが出来ます。
数値の意味を理解し、ホームページの改善に活かしていけば、お客様にとって
より良いホームページになっていきます。
ぜひ取り組んでみて下さい。

アクセスログの読み方、活用の仕方など、詳しい事が知りたい方は、住宅産業
塾 松浦までお気軽にお問い合わせください。

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WEB・IT研究会 スマホサイト構築セミナー

スマホサイトの重要性について、このメルマガでも何回かお伝えしております。
現在一般ユーザーの35%がスマホを持つようになり、今後もよりスマホのシェ
アは高まります。
そのような流れの中、企業のホームページのスマホ対応は思っているほど進ん
ではいないようです。
上場企業でBtoCのビジネスを行っている企業であれば、殆どスマホサイトを持
っているようですが、まだまだ中小企業では未対応です。

しかし、それで良いのでしょうか?
現在ホームページを見ている人の中でスマホからアクセスしていただいている
方は30%から40%にもなります。
その方々は今も小さい画面でPC用に作られたホームページを見ているのです。
それは、せっかくアクセスしていただいたお客様に、適切な情報提供ができて
いない状態だということです。

皆さんの中にも、自社のホームページをスマホで見たことが無い方が多いので
はないかと思いますが、ぜひ一度ご自分で自社のホームページを見て下さい。
せっかく見に来ていただいたお客様に見てもらって良いホームページになって
いますか?

9月30日(月)にスマホ対応ホームページをお持ちでない企業の方を対象に、
「どうすれば作れる?スマホサイト構築セミナー」を開催します。
スマホ用にどのようなホームページを作れば良いのか、自社のホームページの
システムに合わあせたベストな開発とはどのようなものなのか、ホームページ
の技術がわからない方にもわかりやすく、必要なポイントをお伝えしていきま
す。
ぜひご参加ください。

◯スマホサイト構築セミナー
 ■参加対象:経営幹部、営業責任者・担当者(マネージャー・リーダー)
 ■会場:東京都港区虎ノ門2-5-4 末広ビル6F 住宅産業塾セミナールーム
 ■日程:9/30(月) 13:00~17:00
 ■費用:15,750円(消費税込)/4名様まで