2013年7月30日火曜日

タブレットPCを使う場合に注意するべきこと

昨年より、本格的にiPadなどのタブレットPCが一般的になって来ていますが、
皆さんの会社では業務にお使いになられていますでしょうか?

タブレットPCは普段使っているPCとは異なり、お客様にもさわっていただける、
立ったままでも取り扱える(PCはいくら軽くなったとは言え、立ったまま何か
をするのには向いていません)、まだ完全に普及しているわけでもないので、
お客様にも興味を持ってもらえるなど、お客様とのコミュニケーションをより
深くしていくには、もってこいのツールです。

施工事例の写真をお客様とより近い位置で見てもらう、Walk in homeなどを使
って3Dを見てもらう、いろいろな使い方が出来るはずなのですが、注意してお
かなければならない事も幾つか有ります。

まず第一に、セキュリティについてです。
タブレットPCは例えば展示場や見学会など、社外で使うことが多いのではない
かと思います。
また、リフォームなどではお客様のところに伺って、カタログをタブレットPC
で見てもらうという使い方も有るのではないかと思います。
その際に気をつけなければならないのは、紛失・盗難です。
タブレットPCが紛失・盗難にあった場合、個人情報がそのタブレットPCに入っ
ていた場合、個人情報の流失ということになります。
新聞紙上を時たま個人情報流出・漏洩の記事が賑わしますが、それと同じ状態
になるということです。
ヘタをすると、会社の存続に関わる問題となります。
パスワード(パスコード)の設定を行うことは当然ですが、例えばiPadなら、
パスコードを10回入力ミスすると、データを消去出来るのですが、そのような
設定を行うことも有効な手段です。

そして第二に、全社的に取り組む、ということです。
タブレットPCなどの新しい媒体は、まずそれに興味を持っている人から、積極
的に活用しだします。
初めはそれでも構わないと思います。
勿論、セキュリティなどは、ある一定のルールを設定する必要が有りますが。
その積極的に使っている人が効果を出しているのであれば、それは全社的に取
り組むべきです。
しかし、放っておいても、使わない人はずっと使わない・・。
”使わない人”=”苦手な人”の場合が多いと思うのですが、苦手な人には、
得意な人から教えてもらえるようにするなどなど、支援が必要です。
例えば、どのタイミングでタブレットPCを持ち出すか、どのように話を組み立
てていくのか、などはロールプレイングを行うなどして、得意な人から苦手な
人へ教えていく仕組みが必要だと思います。

会社により活用方法や取り組み度合いなど、様々だとは思いますが、上記の2点
にはお気をつけになった上で、積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか?


住宅産業塾
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WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(27)  ~ホームページを閲覧するソフトは何をお使いですか?~

ホームページを閲覧するソフトには幾つかの種類があります。
ウィンドウズでは近年まで、InternetExploreというソフトが一般的でしたが、
最近では、グーグルの出しているChrome、他にもFireFoxなどもある程度のシ
ェアを取っています。
その他マックにはSafariというブラウザが有りますし、スマホでもホームペー
ジを見る機会が増えてきているという状態で、お客様のホームページを見るソ
フトの選択肢は増える一方です。

そこで問題になるのは、それぞれのソフトで自社のホームページがどのように
見えているのか、ということです。
残念ながら、それぞれのブラウザには、それぞれの”クセ”が有り、場合によ
っては表示が同じでは有りません。
ここが困ったところです。

あるソフトではきちんと表示されているのに、あるソフトではレイアウトが崩
れている。
また、あるソフトの最新のバージョンではきちんと表示されているのに、ある
時期より古いバージョンではきちんと表示されていない。
このような事はよくあることです。

最近多い例が、古いホームページを新しいブラウザで見た場合のレイアウト崩
れと、新しいホームページを古いブラウザで見た場合のレイアウト崩れです。

特に問題になるのは古いホームページの方で、ある新しいブラウザではきちん
と見えているのに、他のブラウザでは崩れている、しかし会社のPCには一つの
ブラウザしかインストールされていないため、気がついていない・・。
私は住宅産業塾の会員企業以外の工務店のホームページも良く閲覧しますが、
このような状態になっている企業は幾つも有ります。

では、このようにならないための対策は有るのでしょうか?
ここでは簡単な対策を2つお知らせします。

1つ目は、ホームページを作る際に、どのブラウザのどのバージョンできちん
と見れるようにするのかを決めること。
これは開発する際に、InternetExploreのバージョン8以降、GoogleChromeは最
新版で、などと、制作会社に指定することです。
ブラウザとそのバージョンを選択する際には、アクセスログをしっかり確認し、
お客様がどのブラウザ、バージョンで自社のホームページを閲覧しているのか
を確認してから依頼して下さい。

2つ目は会社内のPCに様々なブラウザをインストールしておくこと。
例えばInternetExploreを普段使っているのでしたら、自分のPCと隣の人のPCで
異なるバージョンをインストールしておく。
自分のPCには普段使わなくても、様々なブラウザをインストールしておく。
そして、新しいページを追加した際などに、そのブラウザを総動員してレイア
ウトを確認する。
こうすれば、いち早くブラウザによるレイアウト崩れを発見出来ます。

お客様におかしなレイアウトのホームページを見せないためにも、ぜひ取り組
んでいただければと思います。


2013年7月16日火曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(26)   ~ 30%の人がスマホでホームページを見ています ~

住宅産業塾の会員企業の一部の企業でのデータなのですが、企業のホームペー
ジを見ている人の中で、スマートフォンを使っている方の割合を調査すると約
30%にもなりました。
皆さんは、この数値について多いと思われますか、少ないと思われますか?

これだけの人がインターネットの閲覧に使っているスマホですが、住宅ビジネ
ス以外も含めスマホ対応がされているホームページを持っている企業はどの程
度有るのでしょうか。
正確な数値情報を持ちあわせているわけでは有りませんが、私の感覚では大手
も中小も含めて10%程度ではないかと思います。
中小だけに限ると、まだ未対応という企業が殆どではないでしょうか。

とは言うもののこの半年で急激に対応が進んできています。
今スマホ対応のホームページを持っていない企業でも、いずれ近いうちにスマ
ホ対応のホームページを持たなければならないのが今の時代の流れです。

殆どの方はここまでの話を聞いても、あまり実感がわかないのではないかと思
います。
そこで一つお願いが有ります。
ぜひ一度、ご自分のスマホで(スマホをお持ちでない場合はどなたかのスマホ
で)ご自分の会社のホームページを見て下さい。
見やすいでしょうか?
決して見やすくは有りません。
では、もう一つイムラ様のホームページも見て下さい。
http://www.imura-k.com/
いかがでしょうか?
とても見やすいのではないでしょうか?
どちらのホームページをちゃんと見ようと思いますか?

スマホを使っている多くの方は、自宅でもネット検索をする場合、PCを使わず
スマホで済ませている事がわかってきています。
スマホはPCの代わりにちょっと調べるだけ、きちんと何かをしたい時はPCで、
という端末から、スマホそのものがメインのネットワーク端末になっていると
いうのが現実です。
そのメインの端末に対応できていないのが、今の多くのホームページです。
今後ネット端末として、よりスマホのシェアが伸びる事は間違いなく、その流
れの中、企業もスマホ対策は必ず行わなければならないという事になっていま
す。

ぜひ一度ホームページのスマホ対策についても検討されてはいかがでしょうか。



住宅産業塾
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iPadのセキュリティは大丈夫ですか?

昨年から業務でiPadを活用している企業が増えてきたように思います。
個人の私物を持ち込んで業務に使っている場合(最近ではBOYD bring your
own device と呼ばれています)、会社が社員に支給している場合、様々だと
思いますが、意外と考えられていないのがセキュリティなのではないでしょう
か?

WindowsのPCでセキュリティと言えば、アンチウイルスソフトがすぐに思いつ
きます。
ではiPadではどうでしょうか。
実はiPadにはアンチウイルスソフトは有りません。
そもそもiPadはOSの構造上ウイルスには強いということで発売されていないそ
うです。
また、ソフト(アプリと言いますね)も基本的にはiTuneからダウンロードして
使います。
アプリはiTuneで取り扱ってもらうために審査を受けますので、その時点で怪
しいアプリは取り除かれるというのが、基本になっています。
なので安心ということになります。

しかし外に持ち出すiPadです。
ウイルスのことだけ考えれば良いかというとそうでは有りません。
もっと大切な事が有ります。
それは盗難・紛失対策です。
もしもiPadを外で盗まれたら・・。
そのiPadにお客様の個人情報が保存されていたら・・。

iPadにはパスコードというパスワード(数字のみ)を設定出来ます。
最低でもこの設定はしてください。
また、パスコードの入力を一定回数間違うと保存されている情報を消去すると
いう機能も有ります。
このような対策は是非行なって下さい。

もう一つ心配な点は、iPadが会社から支給か先ほどBOYDと書いた社員の持ち込
みかという点です。
会社の支給の場合、セキュリティ対策をした上で社員に渡すことも可能ですが、
社員の持ち込みの場合、まずは社員のiPadの使用状況の把握から始めなければ
なりません。
そこから始め、どのように活用しているのか、セキュリティ対策はきちんと取
られているのか、について把握し、必要であれば対策を講じて使ってもらう、
という流れが必要です。

これからより使われることの多くなるiPad。
しっかりと管理していかないと、会社の信用問題になりかねません。
しっかりとルールを決めて運用を行うようにしてください。


7月22日(月)にiPadのセキュリティも含めたiPad活用セミナーを行います。
宜しければご参加ください。
詳しくは住宅産業塾ホームページを御覧ください。
http://www.jyutakujuku.com/

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