2013年1月25日金曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ (16)

集客についてお悩みの企業様は多いかと思います。
これは住宅業界だから、というのでは無く、飲食もアパレルも、自動車業界も
皆さん集客には悩まれています。
特にこれからの時代、少子高齢化ということですので、人が減る時代に入って
いきます。
当然、ありとあらゆる需要が減ってきますので、競争は激化することになるの
は間違い有りません。
また、消費者のニーズが昔の1990年代以前のように画一化していないので、
ニーズを掴むことも困難になってきます。
その画一化されなくなったニーズ、しかし全く無くなった訳ではないニーズを
探り当てるにはどのようにすれば良いのでしょうか?
私は、”探り当てる”ということももちろん大切だと思っていますが、同じく
らい重要なのは、”探り当ててもらう”ことだと考えています。
この”探り当ててもらう”ことに最も適している媒体がホームページであるこ
とは皆さんもお分かりですね。
現在はまだ雑誌などの媒体で”知ってもらい”そこからホームページを見ても
らうという流れが多いかもしれませんが、いずれ、直接何らかのキーワードで
検索してホームページを見に来る人が増えてきます。
そして、その傾向は既に始まっています。
例えば以前なら、ちょっと奮発して美味しいレストランで食事、などという場
合、「東京ウォーカー」を始めとする情報誌を手に取っていたと思います。
しかし今はどうでしょうか?
「食べログ」に代表されるレストランガイド的なホームページをお使いでは無
いですか?
私の場合、奮発して美味しいレストランで食事しようとする場合は、まずは食
べログなどでチェック、そして、そのレストランのホームページで今のメニュ
ーをチェックします。
評判はレストランのホームページだけではアテになりませんから、食べログで
確認しますが、詳しい情報はレストランのホームページの方が豊富な場合も有
りますし、その期間のメニューなどはそのレストランのホームページでないと
確認のしようが有りません。
住宅会社もこれと同じではないでしょうか?
同じというより、お客様はもっと熱心なはずです。
何分、住宅は人生で最も大きな買い物ですから。
ミシュランの三ツ星レストランに2人で行った所で、どれだけ払ってもまあ6
万円ですから。
レベルが違います。
それほど必死な方に向けて、どれだけ情報提供ができるのか、という事がとて
も重要です。
自社の良いところを上手く伝えることが出来ているか?自社の建てた家の住み
心地を伝えるコンテンツが用意されているか?そのコンテンツが古くて3年前
の話になっていないか?・・・
お客様の必死さに合わせたしっかりした内容のホームページを作れば、お客様
からの信頼を得るのにとても有効な武器になります。
どの業界でも一般的によく言われる話が有ります。
「自社のホームページは自社の社員が一番見ていない」
お客様は熱心にご覧になっているはず。
新年でも有り、ぜひ一度ホームページの内容をじっくり見なおしてみてはいか
がでしょうか。

2013年1月11日金曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ (15) ~ お客様はとても真剣にホームページを見ています ~

皆さんは自社のお客様がどの程度自社のホームページをご覧になっているのか、
ご存知でしょうか。
ホームページに力を入れられ、成果の出てきているある会社の社長様はこのよ
うに仰っておりました。
「お客さんは、とても良くホームページを見てから来場していますね。」
まさにその通りです。
お客様はしっかりと皆さんのホームページをご覧になっています。
長井塾長も良く講演で話しをしていますが、今は"AISAS"の時代です。
以前の"AIDMA"の時代から大きく変化しています。
※ここで復習のため"AIDMA"と"AISAS"の違いを記載しておきます。
まずはAIDMAです。
A  Attention(注意)
I  Interest(関心)
D  Desire(欲求)
M  Memory(記憶)
A  Action(行動(購入))
これがAISASになると
A  Attention(注意)
I  Interest(関心)
S  Search(検索)
A  Action(行動(購入))
S  Share(共有、商品評価などをネット上で共有しあう)
ここで重要なのは、SearchとShareです。
これはインターネットの時代でなければ成立しない概念です。
お客様がたがAISASがどうのこうの、ということを知っているかどうかは問題
では有りません。
とにかくネットで検索し調べてからでないと行動をしないんです。
では、社名などでせっかくホームページに辿り着いていただいたお客様が、み
なさんのホームページを見たらどう思うのでしょうか?
そこをしっかりと考えて下さい。
自社の魅力や自社の家づくりはきちんと表現できているのか?
施工事例の写真は単なるスナップ写真になっていないか?
お客様の声が3年前で止まっていたりしないか?
今の20代~40代の人間は、検索し、調べ、評価することに慣れています。
この点が重要です。
商品やサービスを比較することが好きですし、比較したことの結果でしか満足
できなくなってきています。
ですので、あえて比較しやすくしてあげる事もホームページをつくる際の”コ
ツ”の一つです。
オリジナリティの強すぎるデザインのトップページや、他のページに移動して
もらうためのメニューやバナーがわかりにくい位置にあると、そのページを見
た人は、面倒になり、見たいというモチベーションが下がってしまいます。
ですので、あえてありきたいりな配置にしたりして、分かりやすさを重要視し
ています。
そして選んだ商品やサービスに満足してもらった後は、Shareが待っています。
皆さんの中にもFacebookをされている方は多いかと思います。
美味しいものを食べた時などに、つい写真を撮ってアップしている人って多い
のではないでしょうか?
それと同じです。
以前ならブログで家づくりをずっと、それこそ日記にしてアップし続けていた
方がかなりいました。
(今でも沢山いらっしゃいます)
それもひとつの方法ですが、Facebookだと広がり方に、より可能性が有ります。
これがShareです。
ぜひお客様のCSをアップさせて、良い意味でのShareをしていただきましょう。
最後に、これはどこの業界でも同じなのですが、ある言い回しが有ります。
「自社のホームページは自社の社員と社長が一番見ていない」
あなたの会社はこうなってはいませんか?
お客様はそれこそ必死で見ています。
それに対応しうるだけのホームページを積極的に作っていきましょう。

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