2013年12月13日金曜日

DropBoxなどクラウド・ストレージ・サービズ利用の注意点

DropBox、GoogleDrive、SkyDrive、iCloud、・・。
他にもまだまだあると思いますが、最近ネット上にデータを預けることが出来
るクラウド・・ストレージ・サービスが当たり前に使われています。
皆さんも使われていますでしょうか?

このクラウド・ストレージ・サービスですが、使い出すと便利なことこの上な
いものです。
複数のデバイス(パソコンやタブレットなど)を使っている場合のデータを簡
単に共有出来たり、会社のPCでクラウドにアップしておいて、自宅で作業した
りと(決してお勧めしているわけでは有りません・・)、場所も機器も選ばず
データをいつでも見ることが出来るようになります。

このように便利なクラウド・ストレージ・サービスですが、注意することが幾
つかあります。
BYODの項でもお伝えしましたが、セキュリティや個人情報には注意が必要です。
特に個人情報については、それが漏えいするということは、会社の存続にも関
わる重大事件となります。
可能な限り避けなければなりません。
そのため、いくら便利とはいえ、クラウド・ストレージ・サービスには保存し
ないということをお勧めします。

また、クラウド・ストレージ・サービスを使う機器である、PCやスマホ、タブ
レットには、パスワードや指紋認証など、その機器の持っている高度な認証シ
ステムを用いて、出来る限り安全に使えるようにして下さい。
もし紛失や盗難にあった場合でも、簡単にクラウド・ストレージ・サービスに
アクセス出来ないようにしておくことが大切です。

クラウド・ストレージ・サービスは便利なシステムですが、一方危険も有りま
す。
危険性もよく理解の上、上手に使っていくことができれば、業務の効率化や情
報共有の強い味方になってくれます。
会社として取り組む可能性を探ってみてはいかがでしょうか。

住宅産業塾
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BYOD(bring your own device)をご存知ですか?

皆さんはBYODという言葉をご存知でしょうか?
BYODと書いて、ビー・ワイ・オー・ディーと読みます。
Bring your own deviceということで、自分自身の機器を持ち込む、という意
味です。
ビズネスの世界で何を意味するかというと、スマホやタブレット、PCなど、自
分のデバイスを仕事に使うということです。

なんだそんな事、ウチの会社じゃあ携帯電話が広まりだした頃からずっとBYOD
だよ、という声も聞こえそうです。
私も経験上、携帯電話はずっと自分のものを仕事で使っていました。
ではなぜこのタイミングでこのような言葉が使われだしてきたのでしょうか?

それはスマホ、タブレットの急速な広がりです。
ご存知のように、スマホ、タブレットはPCとほとんど変わりません。
データを確認したり、また修正したりということが出来てしまうため、殆どPC
で出来る事はできてしまうというモノになっています。

そのようなスマホやタブレットですが、会社が配布してくれるとは限らないの
が現実です。
そこで、会社が配布してくれるのを待つことが出来ない人は、自腹で購入し、
仕事に使いだしてしまいました。
既成事実が出来てしまっているということです。
これがBYODの始まりです。

会社は会社で、それを否定するのではなく、容認するようになってきています。
会社にとってのメリットは、ハードの購入費用を抑えることができるということ、
この一点です。
しかし、会社にとってデメリットも幾つか有ります。
まず機器の管理が難しいことが上げられます。
管理には、台数の管理も有りますが、どんなソフトが入っていて、どのように
使われているのか、という管理も含まれます。

このように会社にとってはリスクのあるBYODですが、やはり便利なものは社員
は使ってしまうものです。
この際、積極的に活用してみるのも良いのではないでしょうか。

ただし、セキュリティや個人情報の管理には最大限の注意をしての上で、活用
することが大切です。

2013年11月25日月曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(33)  ~施工事例とお客様の声~

工務店・ビルダーのホームページに必ず存在すると言っても過言ではないコン
テンツが「施工事例」と「お客様の声」です。
この2つのコンテンツですが、似たような内容になっている会社を多く見ます。
どちらも竣工写真を掲載しており、お客様の声のページには少しだけお客様に
書いていただいたアンケートの抜粋が掲載されている、というものです。

ここで一度考えていただきたいのが、「施工事例」の内容と「お客様の声」の
内容の違いです。
何が違うのでしょうか?
「施工事例」はその家を建てた工務店の視点でのその家の魅力のアピールです。
一方「お客様の声」に必要なのは、お客様視点でのその家のアピールです。

「施工事例」に必要なのは、”私達工務店はこのような考えで、このような話
を施主様として、こんなにも工夫した結果、こんなにいい家が出来ました。”
という話です。
一方「お客様の声」に必要なのは、あくまでもお客様の思いや現在の満足度で
す。
”家を建てるに当たり、こんな思いを工務店に伝え、その思いが叶い、今はこ
んなに満足している。”という話です。

これは明らかに立ち位置が異なるということです。
「施工事例」は工務店側から、そして「お客様の声」はお客様側から、それぞ
れこんなにいい家が建ちました、という事を伝えなければならないのです。

そのためには、「お客様の声」にはお客様のご家族の顔が写った写真が欲しい
ですし、理想を言えば家具などが入った生活している姿が欲しいところです。
「施工事例」と同じ写真では、お客様が満足しているという姿を伝えるにはや
や弱いということです。
(勿論これは理想を言えば、です)

このように、「施工事例」と「お客様の声」とは、アピールするポイントが異
なります。
その点を意識し、「お客様の声」には、お客様にインタビューするなどで、お
客様が喜んで頂いている実感のこもった言葉を掲載してみてください。
必ずそのページを見たホームページの訪問者にも、お客様の喜んでいる姿が伝
わると思います。

また「施工事例」には、魅力的な写真を沢山掲載してください。
そして、その写真には必ず、どこが魅力的なのかを補足するテキストを加えて
ください。
それにより、写真の魅力がよりホームページを視る人に伝わります。

皆さんも「施工事例」と「お客様の声」のページを充実させて、ホームページ
を視る人に建てた家の魅力をこれまで以上に伝えてください。


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WindowsXPのサポート期限が迫っています

8月のこのこちらでお知らせしましたが、WindowsXPのサポート期限が迫ってい
ます。
具体的には2014年4月9日にサポートが終了します。
その後はセキュリティの更新プログラムが提供されなくなるため、PCの安全性
が保てなくなります。

現在WindowsのOSはXPより3代新しい8になっていますが、非常に安定性の高か
ったXPは中小企業を中心にまだまだ使われています。
このメールを見ているあなたの会社にももしかすると現役のXPが存在するかも
しれません。
是非一度ご確認ください。

もしXPのPCが存在した場合、対応方法はXPのPCをWindows7または8にアップデ
ートする方法と新たにWindows7または8のPCを購入する方法が有りますが、XP時
代のPCはかなり古く、通常のPCのライフサイクルでは購入時期を相当に過ぎて
います。
そのためできれば新たにPCを購入するほうが良いでしょう。
新しいPCは古いXP時代のPCよりモニタの表示領域が広く、使い勝手も良くなっ
ています。
これを機会にできれば買い替えた方が良いかと思います。

いずれにしろ、一度社内のPCの確認をし、XPのPCが存在するようであれば、至
急の対応をしてください。


住宅産業塾
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2013年11月5日火曜日

若い世代へのネット教育の重要性

昨今、飲食店やコンビニのバイトが食品が保管されている冷蔵庫に入るなどし
た写真を撮影し、それをSNSにアップすることで問題化し、世間を騒がす事件が
続発しています。

これはなぜなのでしょうか?
一般に公開されることが前提のSNSであるのに、そのような事をして、どうな
るのかがわかっていなかったのでしょうか?

これらの問題を起こしているのは一部の事件を除き、ほぼ10代から20代前半の
世代です。
そして、この世代の人達とそれ以前の人達とでは大きな世代による差があると
言われています。
では何が違うのでしょうか?

具体的に言いますと、この世代以前の人達はネットの利用をPCで始めており、
ずっとPCでのネット利用をメインにしてきた人達です。
そして若い世代の人達はと言いますと、ネット経験を携帯電話で始め、その後
も携帯電話をメインに経験を積み、現在はスマホを使いこなしている人達です。

それだけなら単なるデバイスの違いでしかないのですが、この世代の差により
ネットの使い方も異なるのではないかという考察が出てきています。

PCでネット経験を始めた人達は、当初SNSなどは有りませんでした。
調べ物をする検索から使い始め、その他にはメールがメインです。
しかし、若い世代の人達は、一時話題になった学校裏サイトなど、ネットコミ
ュニティからネットを使い始め、今はLineやTwitterなどのSNSに移ってきてい
ます。
この人達のネットの使い方は、インターネットという広い世界を想像するよう
な使い方ではなく、比較的小さな範囲でのコミュニケーションツールとしての
使い方がメインになっているようです。
この小さな範囲での使い方という事が問題を引き起こしている原因になってい
るのではないかと思われます。
いつもネットを通じてコミュニケーションを取っているのは、あくまでも”知
り合い”だけです。
冷蔵庫に入った写真もその”知り合い”に見せるだけが目的だったはずです。
それがいつの間にか大事件になっていた、という事なのだと思います。

しかし、使っているのはあくまでもインターネットです。
なぜ一般に広まるかもしれないと思えなかったのでしょうか?

落ち着いて考えれば事件を起こした人も危険性は認識していたのかもしれませ
ん。
しかし、常にどんな時でも、一般に広がるリスクを頭において置けるほどの理
解はしていなかったのだと思います。

このような若い世代が起こす可能性のある問題については解決策は、ネットを
どのように使っていくのか、何をするとどのようなリスクが有るのか、という
事を教育していくしか方法は有りません。
若い方だから理解していない、というわけでは決して有りませんが、ある年代
を境にして、ネットで経験している事が大きく異なるということは理解してお
く必要があるでしょう。
それを踏まえた上で教育をしていく事が大切だと思います。

皆さんの会社の若い世代の方が、今事件になっているようなふざけた事をする
とは思いませんが、基本的にこれまでの経験が異なりますので、、思いもよら
ない事態が今後も起こるかもしれませんので、ネットの使い方について教育
を行うことをぜひお考えください。

住宅産業塾
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2013年10月30日水曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(33)  ~施工事例の上手な見せ方~

皆さんのホームページで人気のコンテンツといえば、まず施工事例が挙げられ
るのではないでしょうか。
この施工事例を紹介するページですが、単に写真だけを掲載されてはいません
か?
お客様にとって、写真だけを掲載している施工事例は決して分かりやすいもの
ではありません。
それも家具の入っていない、竣工写真をただホームページに貼り付けているだ
けのホームページでは、家の魅力が十分に伝えられているとは決して言えませ
ん。

一般のお客様は、竣工写真を見ただけでは、その写真に写っている部屋のどこ
が魅力なのか良く理解出来ない上に、同じような竣工写真を何枚も見せられる
となると、飽きてしまいます。

ではどのような施工事例ページが良いのでしょうか?
最初に最も理想的な施工事例ページのお話をしましょう。
それは、家具やカーテン、照明などが設置されて人が住める状態になっている
部屋で、なおかつ写真にその家や部屋、設計、素材などの魅力がテキストで記
されているページです。
さらに言えば、その写真に人物が写っていれば(社員さんなどでも構いません
)本当に満点です。

そこまで出来ないとすると、実際にはどのような施工事例ページを作れば良い
のでしょうか。
まず必要なのは、写真にコメントやキャプションを付けることです。
その写真の部屋のこだわりポイントは何か、設計で工夫しているところはどこ
か、お客様からの要望はどのようなもので、それをどのように設計に活かした
のか、このような事を文字で表現してあげれば、施工事例を見た一般の方にも
その家や部屋の魅力を伝えることが出来ます。
一般の方は皆さんのようなプロでは有りません。
写真を見ただけでは、何が良いのかをなかなか理解できません。
それを前提に、わかりやすくしてあげることが大切です。

皆さんもホームページを一度見直し、人気ページである施工事例をもっと自社
の魅力をアピールするページにしてください。


住宅産業塾
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2013年10月17日木曜日

SNSなどでの情報公開範囲の設定にご注意を

独立行政法人情報処理推進機構というIT技術者の資格試験などを行っている団
体から、「 インターネットサービス利用時の情報公開範囲の設定に注意! 」
という呼びかけが行われました。
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2013/10outline.html

この呼びかけは、Googleのサービスの一つであるGoogleグループでの設定ミス
により、このシステムの中でやりとりされていたメールがグループに参加され
ているメンバー全員に公開されていたという事件が複数起こっていることと、
SNSでの官公庁職員の震災被災地に対する心ない書き込みに、ネットの住民が反
感を持ち炎上に至ってしてしまったという事件を受けて行われました。

ではこのような現状において、私達は具体的には何に注意をすれば良いのでし
ょうか?

まず基本になるのはプライバシーの設定です。
Googleグループの場合、メールの公開範囲の初期設定が「全てのユーザー」に
なっています。
通常メールは1対1でのコミュニケーションツールという意識が強いのですが、
この設定では掲示板のように参加メンバーであれば誰でも見れるということに
なっています。
ですので、その設定を必要な範囲に届くように変更しなければなりませんでし
た。

ここでの問題は、プライバシー設定について管理者が注意を怠ったということ
が問題で、管理者のITリテラシーの問題と言えます。
FacebookにもFacebookグループという掲示板的なシステムが有りますが、この
システムにも、公開、非公開の設定が有ります。
社内での連絡に使いたい場合など、非公開にし、参加者のみが書き込み・閲覧
できるようにしておかなければ、大変なことになります。
きちんとITリテラシーを持った管理者を指定し、運用することが必要です。

次の炎上の問題はITリテラシーというよりも、SNSでどのような事を書き込む
とどのような反応が返ってくるのか、という事を想像する力が必要になります。

最近飲食店のアルバイト店員が、食品を保存する冷蔵庫に入り込むなど不適切
な行動をし、それをTwitterにアップし炎上、名前や住所までもがネット上に
さらされるという事件が問題になっていますが、これは、SNSでの個人的な書
き込みが個人的な交友の範囲外にいとも簡単に出て行ってしまうということに
気がついていない、ITリテラシーの低い人の陥る失敗の例です。
このような事件を起こしたある若者は、自分の名前がネットにさらされるとは
思わなかった、と発言しています。

さすがに皆さんが飲食店の冷蔵庫に入るとは思いませんが、例えばGPS機能付
きのカメラで友人宅を撮影し、それをFacebookにアップすることで友人宅の住
所が特定されるという可能性や、飲み屋で酔っ払っている友人の写真を撮影し、
その写真を友人のFacebookアカウントに”タグ付け”することで、その酔っぱ
らいがどの人であるか確定できるようにしているなど、ついうっかりの間違い
を犯す可能性はどの人にもあるのだと思います。

SNSは基本的には公開されているものですし、公開されることを望んで使って
いる人も多いはずです。
そのことを常に意識していれば、殆どの失敗は防ぐことが出来るはずです。
書き込む前、それをアップする前に、少しだけ考える余裕を持ちたいものです。

2013年10月8日火曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(31)  ~アクセスログの読み方 コンテンツはしっかり読まれているでしょうか~

ホームページのアクセスログでは、ホームページ全体でどのくらいのアクセス
があり、またどのページに何人くらいのアクセスが有るのかがわかります。
しかし、各ページそれぞれに、それ相応のアクセスが有ったとしても、そのペ
ージを見た人が、そのページの内容を理解しているかどうかはわかりません。

しかし、GoogleAnalyticsというアクセス解析ツールでは、本来の意味での理
解されているかまではわかりませんが、理解していただいているかの”目安”
になる指標が有ります。
それは”平均ページ滞在時間”です。
その数値は、ページを見に来た人がどのくらいの時間そのページに留まってい
たのか、という事を表しています。

例えば、A4用紙で2枚程度のボリュームの文章が掲載されているページがある
として、そのページの”平均ページ滞在時間”が15秒であれば、殆どの人が内
容を理解する間も無く、他のページに移動しているという事がわかります。

このような場合、ページの内容が面白くないのか、リンクバナーから想定され
る内容とそのページの内容がマッチしていないのか、読みたい内容がページの
後半まで出てこないため面倒になって移動してしまったのか、など、いろいろ
と原因は想定されます。
もちろん原因はそれぞれのページで異なるはずですので、ページ毎に分析が必
要になります。

ホームページのアクセスログの分析ではアクセス数や訪問者が基本です。
しかしこれらの数値では、そのページに問題が有るのか無いのかという事はわ
かりません。
そのため、以前お伝えした”離脱率”や今回の”平均ページ滞在時間”という
ような数値があるのです。
これらの数値は、問題点のあるページを教えてくれる重要な数値です。
ぜひ積極的に活用してみてください。



SEO業者には要注意

ホームページを運営していく上で、SEOはとても大切です。
訪問者を増やすためには、必ず手がけないといけない分野です。
SEOについては、担当者の方が勉強しながら自社のホームページを改良していく
という方法も有りますが、それではなかなか成果が出にくいのが現実です。
そこでプロにお願いしようということになるのですが、数多く存在するSEO業者
の中で1社を選ぶには、どのようにすれば良いのでしょうか?

まず価格設定についてでふるいにかける事ができます。

SEO業者の料金表には、通常二通りの料金体系が存在します。
それは
①月額固定制
②成果報酬型
この2つです。

①の月額固定パターンは、順位を上げて欲しいキーワードによりコストは変わ
りますが、そのキーワードの順位が上がろうが上がるまいが、一定の金額を支
払うパターンです。

②の成果報酬型は、選定したキーワードの順位が、設定された順位に入った時
点から費用が発生するというものです。

②はSEO業者にとってリスクのあるものです。
順位を上げるためいろいろと施策をするものの、成果が出なければ費用は発生
しませんので、お金を貰えない期間がどの程度かはわかりませんが出来てしま
います。
もし、順位がずっと上がらなければずっとタダ働きということになります。

ということは、選んだキーワードでの検索結果の順位を上げる困難さや、順位
が上がるまでの期間などが想定できるということで、基本的なノウハウは確実
に持っていると言えます。

①の月額固定しか料金体系を持っていない会社は、怪しいと見ておいた方が良
いでしょう。

そしてもう一つの判断材料が、外部ホームページのクオリティです。

SEO施策は主に二通りの方法で行います。
一つはホームページ自体をSEOに対して強くすることです。
これは自社でも出来ますので、勉強してみてはいかがでしょうか。
そしてもう一つが、外部のホームページからのリンクです。(被リンクと言い
ます)
この被リンクは、基本的には多ければ多いほどホームページの価値が上がりま
す。
また、被リンクするホームページの質(内容や検索順位)が高ければ高いほど
リンク先のホームページのSEOに好影響を与えます。

この”多ければ多いほどホームページの価値が上がる”というところがミソで、
くだらないクズホームページを自動で大量に生成し、そこからリンクを張るよ
うな悪質な業者が存在します。
このような方法はグーグルがとても嫌う方法ですので、一時検索結果が上がっ
たとしても、すぐに下げられてしまいます。

SEO業者には、被リンクを張るホームページがどのようなホームページであるか
をきちんと確認しなければなりません。
営業を受けている時点では、これまでに作った外部ホームページを見せてもらう
などチェックをすることが必要です。
見せてもらえないようですと、危ない業者の可能性が高いということになりま
す。

SEOは、通常数ヶ月かけ順位を徐々に上げていく作業になります。
そのため、最低でも1年くらいはお付き合いをする業者になります。
誤った選択をし、成果はないしお金も取られるというような事態にならないよ
うお気をつけください。


住宅産業塾
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2013年9月25日水曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(30)  ~アクセスログの読み方 離脱率を減らしましょう~

アクセスログ解析といえば、ページビュー数、訪問者というところを見ている
方が多いかと思いますが、アクセスログ解析ソフト”GoogleAnalytics”では、
いろいろな数値が測られています。
ホームページを改善するために必要なものばかりですが、その中でも至急で改
善しなければならないポイントを教えてくれるのが、”離脱率”という数値で
す。
この”離脱率”ですが、ホームページの各ページごとに出てくる数値で、その
ページから他のホームページに移動してしまう率をパーセンテージで表示した
ものです。
※同じホームページ内の別のページではなく、全く違うホームページに移動し
てしまう確率ということです。

例えばトップページの離脱率が45%と表示されているとすると、トップページ
から他のホームページに移動してしまう人は、トップページを見ている人の中
で45%にも上るということを表しています。

ではこの数値、どのくらいであれば良いのでしょうか?
一般にトップページは、まず最初に訪問する場合が多く、また、一旦トップに
戻ってから他のホームページに移動することも多いことから、他のページに比
べ高い率でも容認できます。
40%以下であれば、まずは問題ないでしょう。
トップページのこの率は訪問者が増えると同時に上がってくる傾向にあります
ので、注意も必要です。
では、トップページ以外ではどうでしょうか。
私がこれまで注意していたのは30%以下に収めるということです。
あくまでも目安で、低ければ低いほど良いのですが、まずは30%以上の離脱率
のページがあれば、そのページの改善を始めて下さい。

30%以上の離脱率となっているページはお客様にとって、魅力が足らない、ペ
ージのタイトルと内容がマッチしていない、内容がわかりにくい、ダラダラと
長いページになっているなど、問題があるページです。
ですので、他のホームページに逃げて行ってしまうわけです。
まずは離脱率30%以上のページを見つけ、問題点を探し、改善を進めてくださ
い。

離脱率は問題のあるページを教えてくれる大切な指標です。
ぜひ活用してください。

住宅産業塾
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個人情報漏えいには細心の注意を

個人情報漏えい事件が時たま新聞に掲載されていますが、皆さんは自分とは関
係ないと思っていませんか?

実は個人情報の漏えい事件というのは、不正アクセスなどIT技術を使った事件
だけではありません。
その殆どがとても簡単なこと、例えばUSBメモリの紛失、パソコンの盗難、置
き忘れ、メールでの添付ミスなどから起こっています。

例えば、今月2日に東洋ドライブループという会社の従業員が、電車内にパソコ
ンを置き忘れたという事件が有りました。
このパソコンには業務記録やメールのやり取りなどが保存されており、氏名や
電話番号、メールアドレスなど含まれていたそうです。
また今月6日には、経済産業省・東北経済産業局の職員が業務上のメールを送る
際に、誤ってガス事業者の従業員の個人情報付きデータを添付してしまったと
いう事件が起こっています。
このデータには個人の氏名、生年月日、年齢、賃金などが記載されていたとの
ことで、対象となったガス事業者に謝罪し、送付先にはデータの削除をしても
らったということです。

例に挙げた2つの事件は、ともにホームページやプレスリリースで公表している
ために私達の知ることとなったわけですが、どこの企業でもこのような漏えい
事件を起こしてしまった場合、社会的責任として公表しなければなりません。
事件の規模や内容にもよりますが、このような事件は、企業の存続に関わる問
題となる可能性を含んでいるということを忘れてはいけません。

ではどのように対策をすれば良いのでしょうか?

対策としてまず初めに取り組むべきことは、ルール作りです。
例えば、個人情報は外に持ち出すノートPCには保存しない。
メールでは個人情報を送付をしない。
このようなルール作りが必要です。
その後には、システムやハードで防ぐ方法を検討します。
例えばパソコンのUSB機能を利用をできなくするなどのハードでの対応や、メー
ルにファイルを添付しようとした際に、例えば”氏名”や”電話番号”などの
文字列が含まれていた場合警告を出すなどのシステムの対応が有りますので、
検討してみることも必要です。

情報漏えいについては、誰にでも、どの会社にでも起こりえる問題です。
そして無防備な会社は起こってしまってから慌てるものです。
是非一度、自社の情報漏えいリスクについてお考えになられてはいかがでしょ
うか。

情報漏えい対策について、ご質問やお問い合わせがありましたら、住宅産業塾
松浦まで、ご連絡をお願いします。

住宅産業塾
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2013年9月12日木曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(29)  ~アクセスログの読み方 新規ユーザーとリピートユーザー~

ホームページを運営していく上で、アクセスログの分析はとても大切です。
しかし一般には、ページビュー、訪問者、閲覧数の多いページはどれか、どの
ようなキーワードで検索されているか、と言った事を見ているだけの会社が多
いのも事実です。

そこで今回は現在多くの会社で使われているアクセスログ解析ソフトである、
GoogleAnalyticsを使って得られる情報から、新規ユーザーとリピートユーザ
ーについてお話したいと思います。

新規ユーザーとは、まさにそのホームページに初めて訪問した人です。一度で
も訪問すると、その後はいつ訪問してもリピートユーザーとしてカウントされ
ます。
またリピートユーザーは、2回目以降の訪問ということで、2回目にはリピート
ユーザーとして1つカウントされ、明日また訪問したら、その時には2回めのリ
ピートとしてカウントされます。

家を建てることを考えている方は、他社との比較も当然あることでしょうから、
会社や展示場を訪問するまでには何度かホームページを見ているのではないか
と思います。
そうだと仮定すると、新規ユーザーばかり多く、リピートユーザーが少ない状
態は良くない状態と言えます。

しかしこれは仮定ですので、実際に家を建てられた施主様が訪問などアクショ
ンを取るまでに何回くらいホームページを見たのかを確認し、実際の状況を把
握することが大切です。

もし現在、新規ユーザーばかり多くリピートユーザーが少ないのであれば、ホ
ームページのコンテンツにあまり魅力がなく、ホームページに再来していない
ということかもしれません。。
その場合、お客様に多く見られているページを優先に、コンテンツの見直しを
していくことを考えなければなりません。

このように、アクセスログはいろいろな数値を見ることが出来ます。
数値の意味を理解し、ホームページの改善に活かしていけば、お客様にとって
より良いホームページになっていきます。
ぜひ取り組んでみて下さい。

アクセスログの読み方、活用の仕方など、詳しい事が知りたい方は、住宅産業
塾 松浦までお気軽にお問い合わせください。

住宅産業塾
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WEB・IT研究会 スマホサイト構築セミナー

スマホサイトの重要性について、このメルマガでも何回かお伝えしております。
現在一般ユーザーの35%がスマホを持つようになり、今後もよりスマホのシェ
アは高まります。
そのような流れの中、企業のホームページのスマホ対応は思っているほど進ん
ではいないようです。
上場企業でBtoCのビジネスを行っている企業であれば、殆どスマホサイトを持
っているようですが、まだまだ中小企業では未対応です。

しかし、それで良いのでしょうか?
現在ホームページを見ている人の中でスマホからアクセスしていただいている
方は30%から40%にもなります。
その方々は今も小さい画面でPC用に作られたホームページを見ているのです。
それは、せっかくアクセスしていただいたお客様に、適切な情報提供ができて
いない状態だということです。

皆さんの中にも、自社のホームページをスマホで見たことが無い方が多いので
はないかと思いますが、ぜひ一度ご自分で自社のホームページを見て下さい。
せっかく見に来ていただいたお客様に見てもらって良いホームページになって
いますか?

9月30日(月)にスマホ対応ホームページをお持ちでない企業の方を対象に、
「どうすれば作れる?スマホサイト構築セミナー」を開催します。
スマホ用にどのようなホームページを作れば良いのか、自社のホームページの
システムに合わあせたベストな開発とはどのようなものなのか、ホームページ
の技術がわからない方にもわかりやすく、必要なポイントをお伝えしていきま
す。
ぜひご参加ください。

◯スマホサイト構築セミナー
 ■参加対象:経営幹部、営業責任者・担当者(マネージャー・リーダー)
 ■会場:東京都港区虎ノ門2-5-4 末広ビル6F 住宅産業塾セミナールーム
 ■日程:9/30(月) 13:00~17:00
 ■費用:15,750円(消費税込)/4名様まで

2013年8月28日水曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(28)  ~スマホ、タブレットへのホームページの対応~

このブログをお読みの皆さんは、夏休みを取る事は出来ましたでしょうか?
また、夏休みを取られた方の中には、旅行などで普段行かないところに出かけた、
という方もおられたのではないでしょうか。

旅行に行かれた方で、スマホをお持ちの方にお聞きしますが、その旅行中、ス
マホでどこかのホームページを見られた、という方はどの程度おられるでしょ
うか。
恐らく相当な確立で、一度くらいはどこかのホームページを見られたのではな
いでしょうか。

このように、これまでは自宅や会社内で見ることが多かったホームページも、
外から手軽に見る、という機会が増えており、見たいと思った時に気軽に外
からホームページを見るというスタイルが、スマホを持つようになった人達の
中では当然のようになってきています。

では自社のホームページは、そのような人達のためにきちんと対応しているの
でしょうか?
現実には、まだまだ対応できていない会社が多いかと思います。

このスマホ対策については、まずは自社のホームページをスマホで見ることを
おすすめすます。
お客様になった気分で自社のホームページをスマホで閲覧し、PC用に作ったホ
ームページが表示され、見にくいな、と思われたのでしたら、ぜひスマホ用の
ホームページを作ることをご検討ください。

また、タブレットはどうでしょうか?
タブレットは基本的にPCと同じホームページが表示されます。
ですので、これまでのホームページと同じものでも問題ないように思われてい
ます。
しかし、タブレットのシェアで最も高いiPadではトップページなどによく使わ
れているFlashという技術が使えません。
トップページによくある、画像が入れ替わったり、動画が流れていたりしてい
るところが、かなりの割合でFlashという技術を使っていますので、自社のホー
ムページでその技術が使われているかどうかをしっかり把握し、使われている
ようでしたら、他の技術に置き換えるなど、対策を取らなければなりません。

「ウチの会社はFLASHは使ってないよ」という方も、一度iPadでご覧になってく
ださい。
普段会社や自宅ではWindowsのPCをお使いで、ホームページはWindowsPCについ
ていたInternetExploreを使って見ている、という方が多いかと思いますが、
iPadではInternetExploreでホームページを見ることが出来ません。
通常はSafariというブラウザでホームページを見ることになります。
そして問題なのは、そのSafariで見ると、レイアウトが崩れていることが結構
ある、ということなのです。
もし崩れているようでしたら、正常に表示出来るよう対策をとる必要がありま
す。
対策を取らなければならないかを確認するためにも、是非一度、iPadで自社の
ホームページをご確認ください。

これまでは殆どのお客様がWindowsのPCでホームページを見ていましたが、今は
ホームページを見る方法も多様化しています。
企業は、その多様化にはしっかりと対応していかなければなりません。
そのためにも、まずは自社のホームページがそれぞれの機器でどのように見ら
れているのかを、しっかり把握していきましょう。

2013年8月27日火曜日

WindowsXPのサポート期限の終了が迫っています

皆様の会社では、まだWindowsXPのPCが使われていませんか?
もし使われているのでしたら、これから大切な情報をお知らせしますので、ぜ
ひお読みになって下さい。

日本の会社では殆どWindowsのPCが使われていますが、今、そのWindowsPCにつ
いて大きな問題が持ち上がってきています。

その問題とは、2014年4月のマイクロソフトによるWindowsXPのサポートの終了
です。
これまではWindowsアップデートという形で、WindowsXPのセキュリティプログ
ラムが提供されていましたが、2014年4月以降は、そのサービスが終了します
ので、不具合や脆弱性があっても放置されてしまいます。
また、WindowsXPのアップデートが行われないということで、XPを対象としてい
た様々なソフトがアップデートされないという問題も起こります。

また、WindowsXPと同時期に販売されている、Office2003もサポートが終了し
ますので、こちらも新しいOfficeへの買い替えなどが求められることになりま
す。

ホームページの関係で言いますと、こちらもWindowsXPと同時期にリリースされ
ているブラウザソフトInternetExplore6のサポートが終了します。
こちらは無料で最新版のInternetExplore10にアップデート出来ますので、お使
いの方はぜひアップデートして下さい。

WindowsXPは販売期間が長かったOSで、そのため、会社内にも多数存在してい
るOSです。
(日経パソコンが行った2013年4月から5月に930社に対する調査によると企業
にあるPCの65%がXPでした!)
少しずつ新しいPCに置き換わり、その数は減ってはいるのでしょうが、まだま
だ現役で動いているWindowsXPのPCもありそうです。

このWindowsXPのPCですが、そのまま放置すると、外部からの侵入への対応策
などセキュリティ対策が新しく取られることが無くなりますので、場合によっ
ては、これまで起こらなかった外部からのPCの乗っ取り被害に合う、などと言
うことも有り得ます。
これは、自社が情報漏えいなどの被害に合わなくても、公官庁への不正なアタッ
クの踏み台(あなたの会社のPCからアタックがされること)にされたり、スパ
ムメールを大量に配信するような事態になったりと、危険極まりません。

一度社内PCのOSをお調べになり、XPがあるようでしたら、買い替えの計画をお
立てになられる事をされるべきだと思います。

ぜひご検討ください。


住宅産業塾
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2013年7月30日火曜日

タブレットPCを使う場合に注意するべきこと

昨年より、本格的にiPadなどのタブレットPCが一般的になって来ていますが、
皆さんの会社では業務にお使いになられていますでしょうか?

タブレットPCは普段使っているPCとは異なり、お客様にもさわっていただける、
立ったままでも取り扱える(PCはいくら軽くなったとは言え、立ったまま何か
をするのには向いていません)、まだ完全に普及しているわけでもないので、
お客様にも興味を持ってもらえるなど、お客様とのコミュニケーションをより
深くしていくには、もってこいのツールです。

施工事例の写真をお客様とより近い位置で見てもらう、Walk in homeなどを使
って3Dを見てもらう、いろいろな使い方が出来るはずなのですが、注意してお
かなければならない事も幾つか有ります。

まず第一に、セキュリティについてです。
タブレットPCは例えば展示場や見学会など、社外で使うことが多いのではない
かと思います。
また、リフォームなどではお客様のところに伺って、カタログをタブレットPC
で見てもらうという使い方も有るのではないかと思います。
その際に気をつけなければならないのは、紛失・盗難です。
タブレットPCが紛失・盗難にあった場合、個人情報がそのタブレットPCに入っ
ていた場合、個人情報の流失ということになります。
新聞紙上を時たま個人情報流出・漏洩の記事が賑わしますが、それと同じ状態
になるということです。
ヘタをすると、会社の存続に関わる問題となります。
パスワード(パスコード)の設定を行うことは当然ですが、例えばiPadなら、
パスコードを10回入力ミスすると、データを消去出来るのですが、そのような
設定を行うことも有効な手段です。

そして第二に、全社的に取り組む、ということです。
タブレットPCなどの新しい媒体は、まずそれに興味を持っている人から、積極
的に活用しだします。
初めはそれでも構わないと思います。
勿論、セキュリティなどは、ある一定のルールを設定する必要が有りますが。
その積極的に使っている人が効果を出しているのであれば、それは全社的に取
り組むべきです。
しかし、放っておいても、使わない人はずっと使わない・・。
”使わない人”=”苦手な人”の場合が多いと思うのですが、苦手な人には、
得意な人から教えてもらえるようにするなどなど、支援が必要です。
例えば、どのタイミングでタブレットPCを持ち出すか、どのように話を組み立
てていくのか、などはロールプレイングを行うなどして、得意な人から苦手な
人へ教えていく仕組みが必要だと思います。

会社により活用方法や取り組み度合いなど、様々だとは思いますが、上記の2点
にはお気をつけになった上で、積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか?


住宅産業塾
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WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(27)  ~ホームページを閲覧するソフトは何をお使いですか?~

ホームページを閲覧するソフトには幾つかの種類があります。
ウィンドウズでは近年まで、InternetExploreというソフトが一般的でしたが、
最近では、グーグルの出しているChrome、他にもFireFoxなどもある程度のシ
ェアを取っています。
その他マックにはSafariというブラウザが有りますし、スマホでもホームペー
ジを見る機会が増えてきているという状態で、お客様のホームページを見るソ
フトの選択肢は増える一方です。

そこで問題になるのは、それぞれのソフトで自社のホームページがどのように
見えているのか、ということです。
残念ながら、それぞれのブラウザには、それぞれの”クセ”が有り、場合によ
っては表示が同じでは有りません。
ここが困ったところです。

あるソフトではきちんと表示されているのに、あるソフトではレイアウトが崩
れている。
また、あるソフトの最新のバージョンではきちんと表示されているのに、ある
時期より古いバージョンではきちんと表示されていない。
このような事はよくあることです。

最近多い例が、古いホームページを新しいブラウザで見た場合のレイアウト崩
れと、新しいホームページを古いブラウザで見た場合のレイアウト崩れです。

特に問題になるのは古いホームページの方で、ある新しいブラウザではきちん
と見えているのに、他のブラウザでは崩れている、しかし会社のPCには一つの
ブラウザしかインストールされていないため、気がついていない・・。
私は住宅産業塾の会員企業以外の工務店のホームページも良く閲覧しますが、
このような状態になっている企業は幾つも有ります。

では、このようにならないための対策は有るのでしょうか?
ここでは簡単な対策を2つお知らせします。

1つ目は、ホームページを作る際に、どのブラウザのどのバージョンできちん
と見れるようにするのかを決めること。
これは開発する際に、InternetExploreのバージョン8以降、GoogleChromeは最
新版で、などと、制作会社に指定することです。
ブラウザとそのバージョンを選択する際には、アクセスログをしっかり確認し、
お客様がどのブラウザ、バージョンで自社のホームページを閲覧しているのか
を確認してから依頼して下さい。

2つ目は会社内のPCに様々なブラウザをインストールしておくこと。
例えばInternetExploreを普段使っているのでしたら、自分のPCと隣の人のPCで
異なるバージョンをインストールしておく。
自分のPCには普段使わなくても、様々なブラウザをインストールしておく。
そして、新しいページを追加した際などに、そのブラウザを総動員してレイア
ウトを確認する。
こうすれば、いち早くブラウザによるレイアウト崩れを発見出来ます。

お客様におかしなレイアウトのホームページを見せないためにも、ぜひ取り組
んでいただければと思います。


2013年7月16日火曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(26)   ~ 30%の人がスマホでホームページを見ています ~

住宅産業塾の会員企業の一部の企業でのデータなのですが、企業のホームペー
ジを見ている人の中で、スマートフォンを使っている方の割合を調査すると約
30%にもなりました。
皆さんは、この数値について多いと思われますか、少ないと思われますか?

これだけの人がインターネットの閲覧に使っているスマホですが、住宅ビジネ
ス以外も含めスマホ対応がされているホームページを持っている企業はどの程
度有るのでしょうか。
正確な数値情報を持ちあわせているわけでは有りませんが、私の感覚では大手
も中小も含めて10%程度ではないかと思います。
中小だけに限ると、まだ未対応という企業が殆どではないでしょうか。

とは言うもののこの半年で急激に対応が進んできています。
今スマホ対応のホームページを持っていない企業でも、いずれ近いうちにスマ
ホ対応のホームページを持たなければならないのが今の時代の流れです。

殆どの方はここまでの話を聞いても、あまり実感がわかないのではないかと思
います。
そこで一つお願いが有ります。
ぜひ一度、ご自分のスマホで(スマホをお持ちでない場合はどなたかのスマホ
で)ご自分の会社のホームページを見て下さい。
見やすいでしょうか?
決して見やすくは有りません。
では、もう一つイムラ様のホームページも見て下さい。
http://www.imura-k.com/
いかがでしょうか?
とても見やすいのではないでしょうか?
どちらのホームページをちゃんと見ようと思いますか?

スマホを使っている多くの方は、自宅でもネット検索をする場合、PCを使わず
スマホで済ませている事がわかってきています。
スマホはPCの代わりにちょっと調べるだけ、きちんと何かをしたい時はPCで、
という端末から、スマホそのものがメインのネットワーク端末になっていると
いうのが現実です。
そのメインの端末に対応できていないのが、今の多くのホームページです。
今後ネット端末として、よりスマホのシェアが伸びる事は間違いなく、その流
れの中、企業もスマホ対策は必ず行わなければならないという事になっていま
す。

ぜひ一度ホームページのスマホ対策についても検討されてはいかがでしょうか。



住宅産業塾
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iPadのセキュリティは大丈夫ですか?

昨年から業務でiPadを活用している企業が増えてきたように思います。
個人の私物を持ち込んで業務に使っている場合(最近ではBOYD bring your
own device と呼ばれています)、会社が社員に支給している場合、様々だと
思いますが、意外と考えられていないのがセキュリティなのではないでしょう
か?

WindowsのPCでセキュリティと言えば、アンチウイルスソフトがすぐに思いつ
きます。
ではiPadではどうでしょうか。
実はiPadにはアンチウイルスソフトは有りません。
そもそもiPadはOSの構造上ウイルスには強いということで発売されていないそ
うです。
また、ソフト(アプリと言いますね)も基本的にはiTuneからダウンロードして
使います。
アプリはiTuneで取り扱ってもらうために審査を受けますので、その時点で怪
しいアプリは取り除かれるというのが、基本になっています。
なので安心ということになります。

しかし外に持ち出すiPadです。
ウイルスのことだけ考えれば良いかというとそうでは有りません。
もっと大切な事が有ります。
それは盗難・紛失対策です。
もしもiPadを外で盗まれたら・・。
そのiPadにお客様の個人情報が保存されていたら・・。

iPadにはパスコードというパスワード(数字のみ)を設定出来ます。
最低でもこの設定はしてください。
また、パスコードの入力を一定回数間違うと保存されている情報を消去すると
いう機能も有ります。
このような対策は是非行なって下さい。

もう一つ心配な点は、iPadが会社から支給か先ほどBOYDと書いた社員の持ち込
みかという点です。
会社の支給の場合、セキュリティ対策をした上で社員に渡すことも可能ですが、
社員の持ち込みの場合、まずは社員のiPadの使用状況の把握から始めなければ
なりません。
そこから始め、どのように活用しているのか、セキュリティ対策はきちんと取
られているのか、について把握し、必要であれば対策を講じて使ってもらう、
という流れが必要です。

これからより使われることの多くなるiPad。
しっかりと管理していかないと、会社の信用問題になりかねません。
しっかりとルールを決めて運用を行うようにしてください。


7月22日(月)にiPadのセキュリティも含めたiPad活用セミナーを行います。
宜しければご参加ください。
詳しくは住宅産業塾ホームページを御覧ください。
http://www.jyutakujuku.com/

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2013年6月26日水曜日

IT管理システムは統合型ですか、各業務ごとの単独型ですか?

皆さんの企業ではどのようなIT管理システムを導入されていますか?

お客様と出会うところから契約、設計、予算、工事、そしてアフターと様々な
業務が有りますが、それをトータルに管理する統合型のシステムでしょう
か、または業務ごとに個別のITシステム(ソフト)を活用しているのでしょう
か。
業務ごとに個別のITシステムということであれば、エクセルやファイルメーカ
ーでオリジナルのシステムを作っているという会社も有るのではないでしょう
か。

そこで考えたいのが、統合型のITシステムと単独のITシステムのどちらが工務
店ビジネスに適しているのか、ということです。

この事に関しては様々な考えかたが有ると思うのですが、ここではその一長一
短についてお話したいと思います。

まずは統合型のシステムの場合
長所は・・
◯ 同じデータを複数回入力する必要がない
 一つの大きなITシステムですので、例えば顧客名は見込み客の時点で一度入
 力すれば、契約、見積もり、請求、アフターなどにも連携され、二回三回と
 入力する必要が有りません。
 これについては、何度も入力するという労力の削減という問題も有りますが、
 何より入力ミスが起こらないという事が重要です。
 別々のシステムに同じ情報を入力する。
 それも複数回入力しなければならないとなると、いくら注意していても人間
 は間違えます。
 基本的に人間は間違いを犯すものですので、その点統合型のITシステムであ
 れば安心です。

◯ 業務の情報の共有化がしやすい
 業務毎にITシステムが異なっている場合、担当業務以外の業務の情報に触れ
 る機会が少なくなります。
 自分の業務の範囲の情報は自分の業務専用のITシステムに入力していきます。
 しかし、他の部門で入力されている情報を見る機会は有るのでしょうか?
 業務毎にITシステムがわかれていると、どうしても他部門の情報は少し遠い
 ものになるのではないでしょうか。
 それが統合型のITシステムになると、簡単に他部門の情報にアクセス出来る
 ので、情報の共有化は簡単です。

短所は・・
◯ カスタマイズが難しい
 統合型のITシステムはかなり大掛かりなものになります。
 そのためカスタマイズに多大な費用がかかったり、時間がかかったりします。
 その点ではエクセルやファイルメーカーにはかないません。

◯ 費用がかかる
 どうしても統合型のITシステムは大規模ですので費用がかかります。
 特に使いはじめる段階での費用負担が大きいのが問題です。
 しかし最近では利用する(ITシステムをインストールする)PCの台数に応じ
 て毎月課金する統合型のシステムも有り、使いはじめる段階で多大なコスト
 をかけずにスタート出来、評価を得ています。


単独型のITシステムの場合
長所は・・
◯ 自由度が高い
 統合型のITシステムはどうしても自社の仕事の"やり方"よりITシステムの
 "やり方"に合わせる必要が出てきます。
 自社の仕事の"やり方"にこだわりが有り、それをITシステムに合わせられな
 い場合は、業務ごとの単独型ITシステムを採用するのが良いかもしれません。

◯ 費用が安くすむ場合がある
 これは一概には申し上げられないのですが、例えば、一部業務機能をエクセ
 ルで行なっている場合、エクセルは既に会社内に有るわけですので、費用は
 かかりません。

短所は・・
◯ 同じ情報を何度も入力しなければならない
 ITシステムが連携していないので、顧客情報や工事情報などを単独のITシス
 テムごとに入力し直す必要が有ります。
 これは労力としてもマイナスですが、なによりミスを起こす可能性が有るこ
 とが問題です。

◯ 統計データが取りにくい
 個別のITシステムの業務範囲内では統計データを取り分析することが可能で
 すが、業務をまたいだ統計データを取ることは困難です。

このように、統合型のITシステム、単独型のITシステム、それぞれに一長一短
が有ります。
しかし私としては、統合型のITシステムをお薦めしたいと思っています。
統合型のITシステムは、入力ミスを防ぎやすい、情報の共有が簡単、一つのIT
システムなので、情報を複数回入力することもなく、効率的な業務運営が可能、
などのメリットが有ります。
近年では費用も抑えられた上、機能が充実している統合型のITシステムも有り
ますので、検討してみてはいかがでしょうか。

IT管理システムについて、気になる、今のITシステムに不満が有るなど、何か
有りましたら、お気軽に松浦までお声がけください。


住宅産業塾
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2013年6月14日金曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(25)   ~ リニューアルの前に考えるべきこととは? ~

ホームページは賞味期間があるものです。
私の感覚で恐縮すが、3年から5年が賞味期限でしょうか。
デザインが古くなったり、メニュー構成が現在の事業の内容とマッチしなくな
ってたりするのが、この年数に当たると思います。
もし自社のホームページがこの年数に当たっていましたら、一度ホームページ
を見直してみてはいかがでしょうか。

さて、本日はそのホームページのリニューアルについて、リニューアルをする
前に考えておくべきこと、についてです。

リニューアルをする場合、殆どの会社では、デザインの事が最も重要な話題と
して話合われます。
デザインはとても重要ですので、これについてもしっかり検討することは必要
です。
しかし、その前にしっかりと考えておくべき事が有るのです。

ホームページには例えば問い合わせ、資料請求をお客様からいただく、イベン
トにお客様に来ていただく、なども目的が有ります。
他にも、しっかりと自社の家づくりを知っていただく、などという目的も有る
はずです。

リニューアルをするのですから、新しいホームページではこれらの目的が今ま
でのホームページ以上の成果であるべきです。
ではそのためにはどうするのか?
ここが問題です。

今までのコンテンツより、より効果を上げていくには何を変えるべきなのか、
また何を加えるべきなのか、それを考えておかなければ、せっかくデザインを
変えても、結局は今までのホームページとさして成果が変わらないという事に
なりかねません。

特に考えなければならないのは、自社と自社の家づくりの魅力についてのコン
テンツです。
現在のホームページにももちろんこれらのコンテンツは有るはずですが、その
コンテンツがホームページの訪問者に伝わっているのかを調べる必要が有りま
す。

ではどうやって?
答えはアクセス解析です。
グーグルアナリティクスというアクセス解析ソフトは、ページビューはもちろ
ん、そのページの滞在時間がわかります。
この2つのデータを使って訪問者がそのページを見て、理解出来ているのかに
ついて測ります。
その結果、より良いページに変えていくのです。

他にも施工事例ページやお客様の声のページなど、重要なコンテンツは幾つも
有ります。

これらについても同様に検討し、ページのコンテンツをブラッシュアップした
上でホームページのリニューアルを行わないと、せっかくのリニューアルが単
に今風のきれいなホームページになった、というだけの事になってしまいます。

是非検討してみて下さい。


2013年5月30日木曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(24)  ~ ブラウザは一つでなく複数で確認を ~

皆さんは自社のホームページをご覧になる際、ホームページを見るソフト”ブ
ラウザ”は何をお使いでしょうか?
多くの方はウィンドウズの標準ブラウザである、インターネット・エクスプロ
ーラー(Internet Explorer)の方も多いかもしれませんね。
他にはグーグルが出しているクロームやファイアフォックスをお使いの方もお
られるかもしれません。
マックユーザーならサファリかもしれませんね。
今回なぜそのような事をお聞きしたかと言いますと、これまでもあったことで
すが、最近になって幾つかの会社のホームページを拝見したところ、インター
ネット・エクスプローラーでは正常に表示されているのに、他のブラウザでは
きちんと表示できていないという事例がありました。
会社の方にお知らせしたところ、全く気がついていないという状況で、担当者の
方は慌ててホームページ制作会社に連絡するという事態になりました。
以前はインターネット・エクスプローラーが90%ほどのシェアを持っており、
他のブラウザでの表示はさして気にする必要もなかったのですが、現在のイン
ターネット・エクスプローラーのシェアは約50%でしかありません。
ということは、お客様もインターネット・エクスプローラー以外のブラウザで
ホームページを見ているという可能性が高いわけです。
もしインターネット・エクスプローラーではきちんと表示できていても、他の
ブラウザでの表示が崩れていたら・・。
約半数のお客様には崩れたホームページをご覧頂いていることになるかもしれ
ません。
もしこれまで一つのブラウザでしかチェックをして来なかったという方は、一
度他のブラウザで自社のホームページを確認することをお勧めします。

2013年5月29日水曜日

個人情報の管理は会社にとっての重要課題です

Yahoo! Japanの会員IDを管理しているサーバに不正アクセスがあったとの報道
が有りました。
なんと最大で2200万個ものIDの情報が流出したかもしれないということでした。
さすが日本一のポータルサイト、規模が大きいですね。
そのニュースを聞き気になったのは、個人情報の管理について、です。
皆さんのホームページにも”プライバシーポリシー”または”個人情報保護方
針”など個人情報の取り扱いについて記載されているページが有るはずです。
しかし、個人情報についてどれだけ注意して取り扱っていますでしょうか?
通常では中小企業に向けてハッカーが不正アクセスしてくることは考えにくい
ですね。
ではパソコンに個人情報を入れていても安全では?
決してそのような事は有りません。
実はハッカーの不正アクセスによる情報漏えいは殆ど有りません。
情報漏えいの事例として多いのは
①会社外での紛失や盗難
②コンピュータウィルスの感染
です。
①の会社外での紛失や盗難ですが、これは例えばお客様の情報が記載されてい
るエクセルデータを印刷し、カバンに入れて持ち歩いていて、車上荒らしにあ
った。
または、UDBメモリにお客様の情報が入ったエクセルデータを保存していたが、
いつの間にか紛失してしまった。
などの状況です。
ハッカーには縁がないかもしれませんが、このような事例なら明日起こっても
仕方ないのではないでしょうか。
②の事例はもっと酷いものです。
どこかのサイトを見ていたり、スパムメールに付いていた添付ファイルを不用
意に解凍してしまったりするだけで、コンピュータウィルスに感染するのです
から。
しかしこちらは①と比較して対処は簡単です。
アンチウィルスソフトをきちんと更新し、コンピュータ内のスキャンを週に一
度程度していればまず大丈夫です。
①の場合の対処法ですが、例えば、個人情報は印刷して持ち歩かない、USBメ
モリなどのメディアやパソコンに個人情報を保存する場合はパスワードをかけ
る、などは必要でしょう。
個人情報漏えいや流出は場合によっては会社の存続に関わる問題になりかねま
せん。
個人情報の運用ルールをしっかり決め、対処していくことが肝心です。

2013年5月24日金曜日

LINE、お使いになっていますか?

スマホをお使いの方ならご存知かと思いますが、昨年からLINEという無料通話
が出来、無料でメッセージのやり取りが出来るSNSが流行っています。
このLINE、アプリをインストールすると勝手にそのスマホのアドレス帳にアク
セスし、LINEのサーバに情報をアップロードしてしまい、そのことが問題にも
なっています。
しかし一方、アプリがインストールされたスマホのアドレス帳の情報を元にユ
ーザー同士をマッチングし紹介してくる機能が有り、この点が便利だとも言わ
れています。
このLINE、業務で使うとしたらどうでしょうか?
個人情報の流出ということにならないのか?という疑問も出てきています。
本当のところはどうなんでしょうか?
そこで個人情報保護法について改めて調べてみました。
個人情報保護法は組織に対しての法律です。
ですので、アプリをインストールした個人が、アドレス帳にある個人情報をそ
の個人情報の持ち主の許可無くLINEに提供したとしても、個人情報保護法の対
象外になるので問題は有りません。
では、企業がLINEを使うことを社員に推奨していて、顧客の情報をLINEに提供
しているとしたらどうでしょうか?
現在訴訟が行われたり、判決が出たりしている事実は無いようですので、白か
黒かはわかりません。
しかし、個人情報の取扱については、企業がガイドラインを決めなければなら
ないことですので、ここは慎重に対処した方が良いかもしれません。

2013年5月8日水曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(23) ~ SEOの基本はコンテンツ ~

SEOという言葉で皆さんはどのようなイメージをお持ちになっておられますでし
ょうか?

”YahooやGoogleでの検索順位を上げる技術”

正解です。

SEOを専門とする会社などでは、既にあるホームページの内容を特に触らずに
検索順位を上げてくれるサービスなどを競っています。しかし、その検索順位
至上主義に陥ると大変な事が待っているかもしれません。

ホームページの運営で最も大切なこと、それは”がっかりさせないこと”です。

検索順位を上げるためには、基本的には、検索してもらうためのキーワードが
そのページに入っているはずです。キーワードがそのページに入っていること
をYahooやGoogleなどの検索エンジンは確認して検索順位を上げていくので、こ
れは間違い有りません。しかし、検索順位を上げることにだけ血眼になり、そ
のページの内容が見に来た人の期待よりレベルの低いものでしかないとしたら
どうなるでしょうか?その人は二度と今見たページを訪問することはないでし
ょう。そうなるとSEOにかけた手間も費用も無駄でしか有りませんし、多くの
人が見に来ることもあり得ますので、会社の評判を落とすことにもなりかねま
せん。

そうです。ものには順序があります。まずは検索エンジンから呼んできたいペ
ージのクオリティを上げることから始めなければなりません。SEOはその後です。

そしてそのページの内容が充実してくれば、ある程度検索順位は上がっていき
ます。その時点で、もっと上位を、ということであれば、初めてSEOの技術的
なことについて考えてみる、というのが本来の姿です。

巷には様々なマーケティング会社、WEB系会社があります。短期的な話をし、本
末転倒な提案をしてくることもあります。そのような会社に惑わされることなく、
基本を忘れずにホームページの運営に取り組んでください。

2013年4月25日木曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(22) ~ リニューアル時はなるべくシンプルに ~

ホームページをリニューアルされる際、気をつけることの一つに、”なるべく
ページ数を増やさない”ということが有ります。
必要最小限でのリスタートにする、という事です。
ホームページというのは、リニューアル後少なくとも3年程度は使うものです。
その間に施工事例は当然増え、お客様の声も増えます。
また、ブログが新たに開設されたり、資材の情報が増えたりもします。
このようにどんどんコンテンツは増えるものです。
これはある意味仕方のないことです。
このようにリニューアル時には、今後にコンテンツが増えていくことも考慮し
て、なるべくコンテンツを整理して、わかりやすくまとめて行くことをお薦め
します。
お客様は決して沢山のページを見なければ満足しないのでは有りません。
わかりやすく、納得しやすいホームページであれば、何十ページも見なくても
満足してくれます。
というよりは、少ないページで満足させられることが出来れば、その後イベン
トページに興味を持ってもらえたり、会社案内のページを見てもらえたりと、
最初には見てもいにくいページに進んで行ってもらえると思います。
皆さんもリニューアルを検討される際には、出来るだけシンプルにされることを
考えてはいかがでしょうか。

2013年4月12日金曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(21) ~ 自社の魅力について、わかりやすく書かれていますか? ~

ホームページのリニューアルのお手伝いをさせていただくことが多いのですが、
どちらの会社でも”自社の魅力について”というところで難航します。
営業をされている方は、お客様とお話ししていく中で、必ず自社の魅力を伝え
ているはずです。
それは、商品力かもしれませんし、技術力かもしれません。
もしかすると、社長の人間的な魅力の可能性も有ります。
いずれにしろ必ず伝えているはずです。
しかし、今有るホームページを見ても、それがしっかりと書かれていませんし、
リニューアルするために考えましょうと言ってもなかなか出てきません。
社内にいると自社の魅力が感じられなくなるのでしょうか?
それはもしかすると自分の奥さんのような感じかもしれません。
魅力が沢山あって、この人しかいないな、と思って結婚しても、数年もすると
その魅力も当たり前になる。
マンネリと言いましょうか、良くないことですが、それが人間かもしれません。
そのような場合には如何に新鮮な気持ちになっていただくかが重要です。
新人に近いような方にミーティングに参加していただくことがカンフル剤とし
て有効な場合も有ります。
お客様は、ホームページでその会社に初めて接するという場合が多いものです。
このファーストコンタクトで如何に魅力を伝えられるか、この瞬間はとても大
切です。
自社の魅力について、わかりやすく、整理して、順序良く、伝えることが出来
れば、問い合わせや資料請求が増える、イベントへの参加が増える、来場が増
えるなど、良い結果として帰ってくることは間違い有りません。
ぜひ一度自社の魅力が上手くホームページに表現できているか、見直して見て
はいかがでしょうか。

2013年3月21日木曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(20) ~ ブログに何を書いていますか? ~

”ホームページは更新が命”ということで、皆様も日夜ホームページの更新に
力を入れておられると思います。
その力を入れているコンテンツの多くはブログやイベント情報ではないでしょ
うか?
イベント情報はイベントの告知がメイン。
どのようなイベントがいつ、どこで開催されるのか、また、そのイベントはど
のような人を対象としているのか、参加する方にはどのようなメリットが有る
のか、このような事が書かれているかと思います。
単にイベントの日時くらいしか書いていないとすると、それは問題です。
最低、上に書いたくらいの事はお客様にお知らせして下さい。
さて、今回はもうひとつ更新といえば、ということで上がるコンテンツである
ブログについてです。
皆さんはどのようなルールでブログの運営をされているでしょうか?
お一人でブログを運営している場合は特にルールは要らないかも知れませんが、
せめて何日に一度は書き込む、くらいのルールは必要です。
問題は複数人数で書き込みをする場合です。
多くの場合、順番だけ決めて、「次は◯◯さんの順番ですからね。」というこ
とで順番が回ってくる、という感じの会社が多いのではないですか?
順番は勿論大切です。
そして、いつまでに書くかも大事です。
しかし最も大切なことは、”何を書くか”です。
そこでどのような事を書けば良いのか、これについて考えてみたいと思います。
ブログを見るお客様はそのブログに何を望んでいるのでしょうか?
まずはそこから考えて行きましょう。
少し話が逸れますが、私が協力させて頂いてる企業のホームページで人気のあ
るコンテンツには共通のモノが有ります。
それは”スタッフ紹介”です。
なぜでしょう?
勿論施工事例などよりは下位に来ますが、どの会社でも人気です。
それは、そこで働いている”人”が気になるからではないでしょうか。
ですので、ブログもそれを書いている人となりがわかる内容が良いのではない
でしょうか。
プライベートの紹介も重要なポイントだと思います。
例えば、「息子が今年小学校を卒業する」などという内容や、「フルマラソン
にチャレンジした」などというプライベートは、その人のイメージを作るのに
とても役立ちます。
ただし、「昨日もパチンコで負けた」というような事はダメですね、勿論お分
かりかと思いますが。
ただし、プライベート一色になってしまっても、会社のブログとしては、少し
役不足ですね。
プライベートな話題も入れながら、メインは会社、家づくり、お客様(特定で
はなく)などの話題を入れて行きましょう。
例えば、イベントが有った場合にはその日に、今日のイベントの内容や、お客
様の感想を書き込む、地鎮祭があれば、それもその日に書き込む、などが必要
です。
イメージとしては、会社関係7割、プライベートな話題3割位で作れれば、見や
すいブログになるような気がします。
いかがでしょうか、参考にしていただければ幸いです。

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(19) ~ コンテンツの見直しをされていますか? ~

ホームページは更新しなければダメ、という意識をお持ちの方は多いかと思い
ます。
では、どのようなページを更新されていますでしょうか?
ブログ、イベント情報、それ以外には?
ホームページのリニューアルをする際には、家づくりや会社の魅力について考
え、コンテンツを作っていったかと思います。
まるでパンフレットを作るように。
しかし、ホームページはパンフレットでは有りません。
パンフレットなら、一度作ったコンテンツを変更することは、それを作り直す
機会が巡ってくるまで有りません。
しかし、ホームページはいつでも改訂できます。
そう、いつでもできるのです。
私がいつもお話している事の一つは、ホームページはリニューアルをした時点
では30点(100点満点で)です、という事です。
リニューアルをした時点では、以前のホームページの悪かったことが修正され、
また、今度のホームページではこうしたいといった希望が叶えられているのだ
と思います。
しかし、その時点で考えていた事が、本当にお客様に望まれている事だったの
でしょうか?
パンフレットは、それを渡した相手が2ページ目はしっかり読んでいるけど、3
ページ目は流して読んでるな、なんて事はわかりません。
しかしホームページにはアクセスログの解析が出来るため、このような事もわ
かるのです。
アクセスログの解析の結果、ちゃんと読まれていない事がわかれば、そのペー
ジのコンテンツを修正しなければなりません。
ブログとイベント情報だけを更新し続ける事だけが更新では有りません。
もっと大事なコンテンツの良し悪しをきちんと理解して、改訂していく事がホ
ームページでは必要なのです。
この事をご理解いただいて、是非コンテンツの見直しにも取り組んでください。

2013年3月8日金曜日

これからは絶対必要!「スマホサイト活用」セミナー

皆さんの会社のホームページにアクセスしてくるお客様の中で、どのくらいの
方がスマホからのアクセスであるか、御存知ですか?
スマホからのアクセスがどれだけ有るのかについては、GoogleAnalyticsという
グーグルが出しているフリーのアクセス解析ソフトをホームページに組み込め
ばすぐにわかります。
(このソフト、簡単に組み込めますので、是非取り入れて下さい。
ご質問は松浦までお願いします)
私が確認させていただいている企業様のホームページでは、スマホからのアク
セスは多い所で30%以上、少ない所でも15%は軽く超えるくらいのアクセス率
になっています。
この数字が多いか少ないか、という事ですが、これは考えかたの問題です。
多いと言えば15%でも十分多いですね。
スマホサイトへのアクセスについては、地域差が有るようですし、また、その
企業が対象としている年齢層も影響が有るようです。
簡単に言うと、都市に近い所では高い傾向が有り、また顧客の年齢層が低いと
高い傾向が有るようです。
そういったことも考えて、まずは自社のホームページへアクセスしてくる方が
どの程度割合でスマホからなのかの把握はして下さい。
そして、スマホサイトを制作されるとして、気をつけないと行けないポイント
を1つだけお伝えしておきます。
最終ページ(詳しい内容が書かれているページ)までスマホ対応してください。
ホームページ制作会社からの提案に有りがちなことなのですが、メニューペー
ジだけスマホ対応しておき、読んでもらう内容が書いてあるページに行った途
端PCサイトが表示されるということが良くあります。
これはダメです。
絶対にダメです。
理由は、・・それはガッカリするからです。
スマホでホームページを見始めて、トップはスマホサイトになっている。
その下のメニューページもスマホサイトになっている。
そして、見たいコンテンツを決めて、そのコンテンツが書かれているページに
入った途端PCページが現れる・・。
ガッカリです。
ですので、これだけはやめて下さい。
スマホサイトを作るのであれば、本来読んでもらうべきページは全てスマホ対
応にすること。
これでけは気をつけて下さい。
住宅産業塾では3月25日(月)に
これからは絶対必要!「スマホサイト活用」セミナー
として、スマホサイトを作る際に気をつけること、また、そもそも現時点でス
マホサイトが必要なのかを判断する要素について、いつから取り組めば良いの
か、などについて詳しくお伝えするセミナーを開催します。
詳しくはこちらからご覧ください。

2013年2月22日金曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(18) ~ 問い合わせ・資料請求フォームを検証しましょう ~

皆さんがホームページを持っておられる理由の一つは、問い合わせ・資料請求
をお客様からいただくということだと思います。
では、お問い合わせ・資料請求をこれまでよりも多く頂くために、何かホーム
ページの改善をされていますでしょうか?
本日はお問い合わせ・資料請求をより多く得るための改善の中で、基本中の基
本である、お問い合わせ・資料請求フォームについて、考えてみたいと思いま
す。
皆さんは、自社以外のホームページで気軽に問い合わせとか資料請求をされま
すでしょうか?
恐らくあまりされないのではないですか?
そう、皆さん同様、お客様もそんなに気軽にはお問い合わせ・資料請求をして
くれるものでは有りません。
しかし、そんなハードルも越え、お問い合わせや資料請求ページにまで辿り着
いているお客様も月に何人もいるかと思います。
さてここで、本日のキーポイントです。
お問い合わせ、資料請求ページに辿り着いているお客様の中で、実際にお問い
合わせ、資料請求をしてくれている方は何%でしょうか?
もし100%ならあなたの会社のお問い合わせ・資料請求ページには何の問題も
有りません。
現在のままで結構です。
と言うより、改善することはないでしょう。
しかし実際は、辿り着いた方の半分程度しかお問い合わせ・資料請求をしてく
れていないのが現状ではないでしょうか。
この現実は何を語っているのでしょうか。
せっかくお問い合わせ、または資料請求をしようと思ったのに、お問い合わせ・
資料請求ページの作り方、見せ方が悪いために、お問い合わせ、資料請求をせ
ずに帰ってしまった、ということですね。
ではどのように改善すれば良いのでしょうか?
問い合わせ・資料請求ページの改善点は大きく2つのポイントにわかれます。
①入力フォームの改善
②それ以外の改善
です。
ではまず入力フォームの改善のお話から始めます。
ご自分でも経験が有ると思いますが、入力フォームは面倒です。
簡単に言うと、入力しなければならない項目が沢山あると、それだけで逃げ出
したくなります。
ということは簡単ですね。
入力項目を必要最低限まで減らしましよう。
よく有るのが、お客様はちょっとお問い合わせしたいだけなのに、沢山の
アンケートまで着いた入力フォームを用意しているという間違いです。
アンケートがしたいのか、問い合わせて欲しいのか、ここを曖昧にしないこと
です。
先ほどのよく有る間違いの場合、二兎を追っていることが問題です。
このように、必要な項目とは何かを考え最低限の項目に絞ることで、項目数を
減らすことが出来、その結果、お客様の入力への心理的ハードルを下げること
が出来るわけです。
一度本当に必要な(取得しなければならない)項目が何なのか再考されること
をお勧めすます。
ではもう一つの改善である、入力フォーム以外の改善ですが、これは何なので
しょうか?
これはお客様に安心してもらうための改善です。
具体的には、入力フォームに入力して貰う前に、お問い合わせや資料請求をし
てもらったら何日以内に返事をするとか、暗号化通信で安全に情報が届く仕組
みを取っているとか、こちらからは営業をしないとか、そういったお客様に少
しでも安心してもらうための情報を発信することです。
そもそもお客様はあなたの会社の何かに興味が有るので、問い合わせや資料請
求をしようとしています。
しかし、あなたの会社の事はよく知りません。
そのため少し不安です。
その不安を解消出来れば、気軽に問い合わせ・資料請求をしてくれるというこ
とです。
どうですか、問い合わせ・資料請求ページだけ取っても改善出来るポイントは
幾つもあるものです。
ぜひ一度見なおしてみてはいかがでしょうか。

2013年2月19日火曜日

お客様のデータ、有効活用されていますか?

工務店・ビルダーの皆様が管理されているデータには、営業系、工事系、設計
系など、様々なデータが有ります。
その中で、戦略的にまた積極的に活用していくべきデータの第一にはお客様と
いう軸での営業系データになるのではないでしょうか。
お客様のデータというと
① ホームページからの問い合わせ・資料請求で得られる名簿
② 見学会などイベントへ来場された方の名簿
③ 商談中のお客様の名簿
④ 契約されたお客様の名簿(間に設計契約などの名簿が入る場合も有りますね)
⑤ 工事中のお客様の名簿
⑥ 引渡し済のお客様の名簿
など、幾つかに別れます。
それを当然、一気通貫に管理されている会社も多いことでしょう。
そこまでは、これまでの行われてきたことです。
ただ、これから必要になるのは、その管理されたデータの”活用”です。
最近よく聞くようになった”ビッグデータ”という言葉は、まさにそのデータ
を活用していくという事に主眼を置いているものです。
スーパーのPOSデータを基に、幾つものパターンの”お得意様”を作り、その
属性にマッチした割引クーポンをレシートに印刷したり、amazonなどの大規模
ECサイトでお勧めを表示させているのも、この発想です。
では、工務店・ビルダーの皆様では、お客様の持つデータをどのように活用さ
れていますでしょうか?
例えば、
○○ ホームオーナー様へ”特別な”サービスを ○○
 ・お客様のお誕生日にはメッセージカードを送る(奥様にはお花も!)
 ・息子さん、娘さんの入学式や卒業式の時期にはお祝いを送る
 ・定期メンテンナスの時期の少し前に、不具合がないかアンケートを送る
これらの事を自動的に教えてくれるシステムが有れば便利ではないですか?
もしエクセルなどで管理されているのなら、マクロを組むことで実現します。
他にも色々と考えられると思いますが、これまで貯めていたデータを上手く活
用することで、顧客満足度向上に繋げることや、リフォーム受注に繋げること
などが考えられるのではないでしょうか。
データは企業の持つ重要な資産です。
一度その活用方法を考えられることをお勧めします。
また、データの活用方法についてのご質問・ご相談は住宅産業塾の松浦まで、
お問い合わせください。

2013年2月8日金曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ(17) ~ Facebook活用していますか? ~

ここ1年の間にWEB関係の話題として最も多く耳にしたのがFacebookではないで
しょうか。
皆さんももう取り組まれているかもしれません。
個人として取り組んでいるものの、それをどのようにビジネスに展開していけ
ば良いのかがよくわからない。
このような言葉も聞かれるようになりました。
ではこのFacebook、どのように活用していけば良いのでしょうか?
その前に、まず押さえておきたい事実が有ります。
Facebookのアカウント、則ちユーザー数ですが、現在1千万人を超えています。
しかし、そのうちの70%ほどが東京都に在住ということになっています。
東京、千葉、埼玉、神奈川で約80%ほどになりますので、その他の地域の方は
残りの200万人ということになります。
地方の方は、自分の周りにはまだFacebookを始めていない方の方が多いのだ、
ということを知っておくことはとても重要なことです。
そしてもう一つ押さえておきたいこととして、なぜFacebookを活用したほうが
良いのでしょうか?という初歩的な疑問です。
Facebookの魅力、最も大きな魅力は「いいね」ボタンです。
この「いいね」ボタンの意味を知れば、Facebookに取り組もうという気になり
ます。
Facebookは基本的に個人と個人が「友達」になることで、その「友達」の書き
込みを見ることが出来るようになるというサービスです。
私とあなたがFacebook上で「友達」関係にあれば、私の書き込みは基本的にあ
なた専用のページに掲載される、ということです。
ここからが重要なところですが、私の書き込みに対してあなたが「いいね」ボ
タンを押してくれれば、私とは関係のない、あなたの「友達」の専用ページに
私の書き込みが掲載されるのです。
※あるルールに則って掲載されますので、全て掲載されるわけでは有りません。
今は原理的な話をしていますので、ご了承下さい。
これにはどのような意味が有るのでしょうか?
ブログはそのブログを知っている人にしかブログの内容を伝えることが出来ま
せん。
それはわざわざブログを見に来てもらう必要があるからです。
と言うことは、ブログの場合、ブログを知ってもらうことに力を入れる必要が
有るということです。
しかしFacebookの場合、私とあなたが「友達」で、あなたが私の書き込みに対
して「いいね」ボタンを押してくれるという状況であれば、勝手にあなたの「
友達」に私の情報が伝わるのです。
そして、「友達」の「友達」は大抵は同じような年代であったり、同じような
地域に住んでいたりと、比較的属性の近い人達なものです。
あなたのお客様が「友達」なのであれば、その「友達」もお客様に”近い”感
性や収入、嗜好を持っている可能性が高いのです。
どうですか?魅力的に思えて来ましたか?
しかし、ここで最初の問題が出てきます。
そもそもFacebookをしている人が少ない場合はどうすれば良いのか?
伝わるもなにも、最初に「友達」となってくれるお客様がいないではないか、
と。
そこで怯まずに、まずはお客様にFacebookを使ってもらえるようにお誘いをし
ていきましょう。
そして、お客様にどのような情報が提供出来るのか、お話ししましょう。
イベント情報、建築中の家がどのように建っていくのかの経過がわかる情報、
社員のプライベートが垣間見れる情報・・。
いろいろな情報を掲載できるのではないでしょうか。
ブログを今まで書いてきた会社ならできる事です。
お客様がFacebookを始めれば、お客様は現実世界の友達もFacebookにお誘いに
なられます。
そのお客様の本当の友達に会社の情報を知っていただける可能性がある。
これがFacebookに会社で取り組む理由の大きな一つです。
是非チャレンジされてみてはいかがでしょうか?

2013年1月25日金曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ (16)

集客についてお悩みの企業様は多いかと思います。
これは住宅業界だから、というのでは無く、飲食もアパレルも、自動車業界も
皆さん集客には悩まれています。
特にこれからの時代、少子高齢化ということですので、人が減る時代に入って
いきます。
当然、ありとあらゆる需要が減ってきますので、競争は激化することになるの
は間違い有りません。
また、消費者のニーズが昔の1990年代以前のように画一化していないので、
ニーズを掴むことも困難になってきます。
その画一化されなくなったニーズ、しかし全く無くなった訳ではないニーズを
探り当てるにはどのようにすれば良いのでしょうか?
私は、”探り当てる”ということももちろん大切だと思っていますが、同じく
らい重要なのは、”探り当ててもらう”ことだと考えています。
この”探り当ててもらう”ことに最も適している媒体がホームページであるこ
とは皆さんもお分かりですね。
現在はまだ雑誌などの媒体で”知ってもらい”そこからホームページを見ても
らうという流れが多いかもしれませんが、いずれ、直接何らかのキーワードで
検索してホームページを見に来る人が増えてきます。
そして、その傾向は既に始まっています。
例えば以前なら、ちょっと奮発して美味しいレストランで食事、などという場
合、「東京ウォーカー」を始めとする情報誌を手に取っていたと思います。
しかし今はどうでしょうか?
「食べログ」に代表されるレストランガイド的なホームページをお使いでは無
いですか?
私の場合、奮発して美味しいレストランで食事しようとする場合は、まずは食
べログなどでチェック、そして、そのレストランのホームページで今のメニュ
ーをチェックします。
評判はレストランのホームページだけではアテになりませんから、食べログで
確認しますが、詳しい情報はレストランのホームページの方が豊富な場合も有
りますし、その期間のメニューなどはそのレストランのホームページでないと
確認のしようが有りません。
住宅会社もこれと同じではないでしょうか?
同じというより、お客様はもっと熱心なはずです。
何分、住宅は人生で最も大きな買い物ですから。
ミシュランの三ツ星レストランに2人で行った所で、どれだけ払ってもまあ6
万円ですから。
レベルが違います。
それほど必死な方に向けて、どれだけ情報提供ができるのか、という事がとて
も重要です。
自社の良いところを上手く伝えることが出来ているか?自社の建てた家の住み
心地を伝えるコンテンツが用意されているか?そのコンテンツが古くて3年前
の話になっていないか?・・・
お客様の必死さに合わせたしっかりした内容のホームページを作れば、お客様
からの信頼を得るのにとても有効な武器になります。
どの業界でも一般的によく言われる話が有ります。
「自社のホームページは自社の社員が一番見ていない」
お客様は熱心にご覧になっているはず。
新年でも有り、ぜひ一度ホームページの内容をじっくり見なおしてみてはいか
がでしょうか。

2013年1月11日金曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ (15) ~ お客様はとても真剣にホームページを見ています ~

皆さんは自社のお客様がどの程度自社のホームページをご覧になっているのか、
ご存知でしょうか。
ホームページに力を入れられ、成果の出てきているある会社の社長様はこのよ
うに仰っておりました。
「お客さんは、とても良くホームページを見てから来場していますね。」
まさにその通りです。
お客様はしっかりと皆さんのホームページをご覧になっています。
長井塾長も良く講演で話しをしていますが、今は"AISAS"の時代です。
以前の"AIDMA"の時代から大きく変化しています。
※ここで復習のため"AIDMA"と"AISAS"の違いを記載しておきます。
まずはAIDMAです。
A  Attention(注意)
I  Interest(関心)
D  Desire(欲求)
M  Memory(記憶)
A  Action(行動(購入))
これがAISASになると
A  Attention(注意)
I  Interest(関心)
S  Search(検索)
A  Action(行動(購入))
S  Share(共有、商品評価などをネット上で共有しあう)
ここで重要なのは、SearchとShareです。
これはインターネットの時代でなければ成立しない概念です。
お客様がたがAISASがどうのこうの、ということを知っているかどうかは問題
では有りません。
とにかくネットで検索し調べてからでないと行動をしないんです。
では、社名などでせっかくホームページに辿り着いていただいたお客様が、み
なさんのホームページを見たらどう思うのでしょうか?
そこをしっかりと考えて下さい。
自社の魅力や自社の家づくりはきちんと表現できているのか?
施工事例の写真は単なるスナップ写真になっていないか?
お客様の声が3年前で止まっていたりしないか?
今の20代~40代の人間は、検索し、調べ、評価することに慣れています。
この点が重要です。
商品やサービスを比較することが好きですし、比較したことの結果でしか満足
できなくなってきています。
ですので、あえて比較しやすくしてあげる事もホームページをつくる際の”コ
ツ”の一つです。
オリジナリティの強すぎるデザインのトップページや、他のページに移動して
もらうためのメニューやバナーがわかりにくい位置にあると、そのページを見
た人は、面倒になり、見たいというモチベーションが下がってしまいます。
ですので、あえてありきたいりな配置にしたりして、分かりやすさを重要視し
ています。
そして選んだ商品やサービスに満足してもらった後は、Shareが待っています。
皆さんの中にもFacebookをされている方は多いかと思います。
美味しいものを食べた時などに、つい写真を撮ってアップしている人って多い
のではないでしょうか?
それと同じです。
以前ならブログで家づくりをずっと、それこそ日記にしてアップし続けていた
方がかなりいました。
(今でも沢山いらっしゃいます)
それもひとつの方法ですが、Facebookだと広がり方に、より可能性が有ります。
これがShareです。
ぜひお客様のCSをアップさせて、良い意味でのShareをしていただきましょう。
最後に、これはどこの業界でも同じなのですが、ある言い回しが有ります。
「自社のホームページは自社の社員と社長が一番見ていない」
あなたの会社はこうなってはいませんか?
お客様はそれこそ必死で見ています。
それに対応しうるだけのホームページを積極的に作っていきましょう。

住宅産業塾
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