2012年10月25日木曜日

すべては現場から ~ 現場技術力診断・コンサルティング ~

10月11日(木)~12日(金)の2日間、住宅産業塾・HORI建築様視察会が開催さ
れました。
11日の夜から開始のイレギュラーなスケジュールになったのですが、その夜に
”未来塾”というHORI建築様のパートナー会の会合を見せていただき、集まっ
ていた業者様方80人ほどと共に、私共住宅産業塾からの参加者もグループワ
ークなどさせていただきました。
その未来塾ではでHORI建築様のスタッフ、業者の方がご一緒に回られた現場パ
トロールの報告も有りました。
写真付きで改善が必要な箇所が指摘され、改善の手法も具体的にお話されてお
り、明日から改善できるようなっておりましたので、住宅産業塾から参加いた
だいた皆さんも、とても実践的で素晴らしい取り組みだと思われたのではない
でしょうか。
住宅産業塾に参加していただいている皆さんはお分かりだと思いますが、工務
店は現場が”命”です。
お客様も利益もすべて現場から発生すると言っても過言では有りません。
現場とそれを取り巻く業務環境の品質を高め、利益性を高め、CSを高めること
が出来れば、皆さんのビジネスは必ず発展する、住宅産業塾はそのように考え
ています。
そこで今回は住宅産業塾の”現場技術力診断・コンサルティング”のご紹介を
させていただきたいと思います。
”現場技術力診断・コンサルティング”では、工務店の現場(施工中及び完成
現場)を工事担当者、検査担当者と訪問し調査、また設計・積算・工務・検査
の方へのヒアリング、帳票やツールのチェック、お客様にお聞きしているCS関
連の調査結果とこれまでのクレーム内容などを確認・分析させていただきます。
後日報告を行わせていただきますが、その際には現在の問題点を指摘させてい
ただくとともに、その解決策を提案させていただきます。
”現場技術力診断・コンサルティング”を受けていただくことで、現在の現場
や状況がどのレベルにあるのか、また何を改善すべきなのか、改善するとどう
なるのかがわかります。
今の現場をより良くしていきたいと思われている方、また、現場を良くしてお
客様へのCSを上げたいとお考えの方、どのような現場が素晴らしい現場なのか
を社内で共有していく必要があるとお考えの方、是非”現場技術力診断・コン
サルティング”をご利用ください。

2012年10月17日水曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ (11)

前回はチラシとホームページの関係についてお話しました。
今回も引き続きチラシとホームページについてのお話ですが、今回のメインテ
ーマはチラシを見てホームページを訪問した人をどうやって見学会などの現実
の世界に連れて行くか、というお話です。
皆さんはチラシを作る際に、会社のホームページのURL(http://www.で始まる
自社のホームページのアドレスですね)を記載されているかと思います。
これは意識しているかどうかは別にして、お客様には「続きはWEBで」という
メッセージを送っているのと同じです。
ここ4~5年でCMの世界では一般的になった「続きはWEBで」というやつです
ね。
「そんなの意識してないよ」とか、「URLって電話番号や所在地書くのと同じ
でしょ」とか言ってはいけません。
実は電話番号を書くことにしても、お客様は、「チラシ見てわからないことが
あれば電話で問い合わせてもいいんでしょ」というメッセージだと受け取って
います。
当然URLも「そこにURLが書かれてあるんだから詳しい情報が掲載されているん
でしょ」というメッセージだと受け取っています。
ですので、私はその潜在意識をもっと積極的に活かせは良いのではないかと思
います。
例えば単純にURLを記載するだけではなく、「詳しくはホームページをご覧く
ださい」と記載し、詳しい情報がホームページに有ることを伝える。
この方法ですと、チラシならそのサイズでしか情報を出せませんが、WEBを活
用することで、より多くの情報をお客様に伝えることが出来るようになるとい
うことです。
ホームページに誘導するにしても、単に「詳しくは・・」だけでは弱いかもし
れません。
では、どうやって誘導すればよいでしょう。
予算に余裕があれば、「WEB予約のご利用で◯◯プレゼント」。
セミナー、イベントの詳細が決まっていれば、「講師のプロフィールはこちら
でチェック」などと具体的に誘導。
わかりやすく、直感的な表現で、URLをPCに打ち込んで貰えるようにしましょう。
また、最近都市生活者と若年層にはスマホでの閲覧が増えています。
”チラシをソファーで見ながらスマホでチェック”というライフスタイルが既
に始まっていますので、ホームページのスマホ対応も考えたいところです。
しかしそこここからはちょっと大変です。
チラシからホームページに誘導するのですから、そこにはチラシ以上の何か詳
しい情報が掲載されていなければいけません。
例えば、前回のイベントの模様を写真で紹介しているとか、セミナーなら講師
の詳しいプロフィールが掲載されているとか、チラシには入りきらなかった詳
しい情報が掲載されていることが大切です。
もっとWEBを積極活用したいのなら、先程も書きましたが、ホームページにイ
ベント申込フォームを作って、「ホームページからイベント申込みをしてくれ
たら◯◯プレゼント」などということも有り得ると思います。
住宅ビジネスに関しては、一度ホームページを見て全てを決める人は少ないで
しょうから、継続してホームページを見ていただくためにも、ホームページを
チラシなど会社を知っていただく初期段階で使って何いただくことにはメリッ
トが有ります。
これからはチラシからホームページへの誘導についても是非お考えになられた
らいかがでしょうか。

2012年10月4日木曜日

職長・安全衛生責任者の資格を取りませんか

皆さんも現場を管理するにあたり、安全が第一であることはよくお分かりかと
思います。
皆さんとご一緒に働かれている職人さんたちもそのことは良く理解しているの
ではないでしょうか。
しかし安全は、「安全第一」というお題目だけで常時実現するかというと、決
してそうでは有りません。
現場を安全に管理するスキル、安全を保持するための方法、安全を徹底するた
め働いている人たちに行う教育、これらのこと全てが必要になります。
そしてここで一つ質問です。
皆さんは現場の安全を実現するために必要なことを本当に理解していますか?
ここで、先日「職長・安全衛生責任者教育」を受けられた方にお聞きしたコメ
ントをご紹介します。
「わかっていたつもりだが、なあなあで今日まで仕事をしてきました。これか
らは教えてもらったことを大事にし安全に対して注意を払って行きたいと思い
ます。」
「今までと違って、安全に対して再認識することが出来ました。」
「これまでは注意が足らなかったと反省しています。今日教えて頂いたことを
基にし、これからもっと高めて行きたいと思います。」
これらのコメントを頂いた方は、ベテランの大工さんや職人さんです。
長く現場でのお仕事をされていますので、勿論安全が第一であることは理解さ
れていますし、また、自分なりには配慮されて仕事をされていました。
しかし、安全についての理解はまだ足りていなかった、勉強不足であったと皆
さんが感じていただいています。
わかっているようで本当にはわかっていない「安全」について。
これを機会に現場に関わる方皆さんで「職長・安全衛生責任者教育」を受けて
見られてはいかがでしょうか。
「職長・安全衛生責任者教育」を受けていただくと以下の内容が理解できます。
・作業員に対する指導及び教育の方法
・危険性または有害性等調査と提言措置
・職長・安全衛生責任者が行う安全施工サイクル
・異常時、災害発生時における措置
・その他
また、受講終了後には「職長・安全衛生責任者」の資格証が付与されます。
講義は住宅産業塾技術コンサルタントの岡本先生が貴社に伺い行います。
講師の岡本先生の紹介ビデオはこちらから

http://youtu.be/5nRCFGYlGfk
現場は安全が第一。
是非「職長・安全衛生責任者教育」を受けてみてはいかがでしょうか。

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ (10)

今回は、チラシや雑誌媒体とホームページの関係についてのお話です。
皆さんが何らかの情報を得る場合、一番最初に情報に接する媒体とは何でしょ
うか?
ホームページですか?
確かにヤフーなどのポータルサイトを見ていて、そこに掲載されている広告か
ら興味を持ってその後調べる、などの行動は有るかもしれませんね。
しかし、ネットを使って検索したりする場合は、他のメディアで少し情報を得
て、その後ホームページで調べる、ということにはなっていませんか?
そうだとすると、やはりチラシや雑誌媒体はまだまだ重要ということにはなら
ないでしょうか。
何となく家を建てたいなと思っている人(何となくというレベルが重要です)、
企業名は明確に意識されていない人、まだどんな家を建てたいかがぼんやりし
ている人。
家を建てたいと思い始めたばかりの人に、ホームページだけで自分の会社のこ
とを知ってもらうのは、大手のブランド力のある会社以外は困難です。
そんな人が相手の場合は、ファーストコンタクトの媒体としてのチラシや雑誌
媒体は効果的なはずです。
では「チラシが最近効果ないんだよな」と思われている方、それも正解です。
そもそも折込チラシは新聞の購読者が減っている、特に30代以下の購読者が減
っている現在、ターゲットに届きにくいですから、当然効果は落ちています。
ただ、まだまだ新聞を購読している方もおられますので、チラシを止めてしま
うのも問題ですね。
そこで、これからのチラシや雑誌媒体の役割を考えますと、チラシを見て見学
会などに直接呼び込むということも大きな役割もあるのですが、チラシからホ
ームページへ一旦誘導し、そこからイベントへの誘導ということも”あり”だ
と思います。
こういった発想でチラシに取り組んで、まずはチラシの発行日もアクセスログ
をチェックしてみてください。
通常の週末よりチラシを発行した週の少しは増えているかもしれません。
もし増えていないとすると、直接イベントに呼び込める効果のあるチラシか、
全く効果のないチラシのどちらかということになります。
では次回はチラシからホームページに誘導されたお客様をどのように見学会な
どのイベントに足を運ばせるかについて、です。