2012年10月17日水曜日

WEBマーケティングコンサルティングあれこれ (11)

前回はチラシとホームページの関係についてお話しました。
今回も引き続きチラシとホームページについてのお話ですが、今回のメインテ
ーマはチラシを見てホームページを訪問した人をどうやって見学会などの現実
の世界に連れて行くか、というお話です。
皆さんはチラシを作る際に、会社のホームページのURL(http://www.で始まる
自社のホームページのアドレスですね)を記載されているかと思います。
これは意識しているかどうかは別にして、お客様には「続きはWEBで」という
メッセージを送っているのと同じです。
ここ4~5年でCMの世界では一般的になった「続きはWEBで」というやつです
ね。
「そんなの意識してないよ」とか、「URLって電話番号や所在地書くのと同じ
でしょ」とか言ってはいけません。
実は電話番号を書くことにしても、お客様は、「チラシ見てわからないことが
あれば電話で問い合わせてもいいんでしょ」というメッセージだと受け取って
います。
当然URLも「そこにURLが書かれてあるんだから詳しい情報が掲載されているん
でしょ」というメッセージだと受け取っています。
ですので、私はその潜在意識をもっと積極的に活かせは良いのではないかと思
います。
例えば単純にURLを記載するだけではなく、「詳しくはホームページをご覧く
ださい」と記載し、詳しい情報がホームページに有ることを伝える。
この方法ですと、チラシならそのサイズでしか情報を出せませんが、WEBを活
用することで、より多くの情報をお客様に伝えることが出来るようになるとい
うことです。
ホームページに誘導するにしても、単に「詳しくは・・」だけでは弱いかもし
れません。
では、どうやって誘導すればよいでしょう。
予算に余裕があれば、「WEB予約のご利用で◯◯プレゼント」。
セミナー、イベントの詳細が決まっていれば、「講師のプロフィールはこちら
でチェック」などと具体的に誘導。
わかりやすく、直感的な表現で、URLをPCに打ち込んで貰えるようにしましょう。
また、最近都市生活者と若年層にはスマホでの閲覧が増えています。
”チラシをソファーで見ながらスマホでチェック”というライフスタイルが既
に始まっていますので、ホームページのスマホ対応も考えたいところです。
しかしそこここからはちょっと大変です。
チラシからホームページに誘導するのですから、そこにはチラシ以上の何か詳
しい情報が掲載されていなければいけません。
例えば、前回のイベントの模様を写真で紹介しているとか、セミナーなら講師
の詳しいプロフィールが掲載されているとか、チラシには入りきらなかった詳
しい情報が掲載されていることが大切です。
もっとWEBを積極活用したいのなら、先程も書きましたが、ホームページにイ
ベント申込フォームを作って、「ホームページからイベント申込みをしてくれ
たら◯◯プレゼント」などということも有り得ると思います。
住宅ビジネスに関しては、一度ホームページを見て全てを決める人は少ないで
しょうから、継続してホームページを見ていただくためにも、ホームページを
チラシなど会社を知っていただく初期段階で使って何いただくことにはメリッ
トが有ります。
これからはチラシからホームページへの誘導についても是非お考えになられた
らいかがでしょうか。

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