2012年6月11日月曜日

家事塾とのコラボ企画のご紹介

家事塾さんとのコラボ企画の第一弾、「家のコト、暮らしのコト徹底研究分科
会」の東京での2回目が5月29日に開催されました。
今回のコラボ企画は、設計や営業の方に向けて、ヒアリング力の向上をしてい
ただくためのセミナーで、講義形式とグループワークを組み合わせ、大変盛り
上がったセミナーになりました。
今回は、参加いただいた方の声をご紹介するとともに、家事塾と住宅産業塾の
次の取り組みについてお話させていただきます。
それではまず「家のコト、暮らしのコト徹底研究分科会」の東京での全2回に
参加された方の声を紹介させていただきます。
~ 参加者の声 ~
・家づくりを考え始めたお客様に家づくりの”気づき”を沢山与えられるよう
 になるので、差別化に繋がるのではないかと思う。
・これまでお客様の本音はどうか、ということに本当は注意していなかったの
 ではないかということを反省している。
・今回のセミナーに参加し、ワークシートを使ったヒアリングの手法などを学
 んだが、一度セミナーでやったくらいではなかなか自分のモノにはならない
 かもしれない。繰り返し練習し、モノにしてていきたい。また社内で自社流
 にするアレンジも必要だと思う。
・リフォームをしたい人に対しては、現在住んでいる家にたいするいろいろな
 問題を明らかにすることが出来る。とても有効だと思う。
・現状はお客様の真の声に耳を傾けるというより、お客様を自分の得意技(勝
 ちパターン)に持って行きまとめる、ということをしていたのではないかと
 反省している。お客様の本当の声を聞くことの大切さを理解できました。
・お客様のお宅に伺ってヒアリングをする機会が減っている現在では、家事塾
 のワークシートを使ったヒアリングの手法は本音把握にとても有効だと思う。
このように、これまで社内で使っていたヒアリングシートなどでは本音が出て
きていないのではないかという気づきと、家事塾のワークシートを使ったヒア
リングの技術の有効性を皆さん理解いただけました。
これからはそれを社内で効果的に横展開していただくことが大切です。

さて、今後の家事塾と住宅産業塾との取組ですが、まずは今回開催した分科会
の内容をより深くし、会員企業に訪問し、セミナーを開催することを考えてお
ります。
今回全2回で開催したセミナーは会社では一部の方しか参加していません。
そのため、教えてもらったスキルを社内で横展開するためには、その参加した
方が社内で広めていかなければなりません。
勿論、上手く効果的に広められる方もおられるに違い有りませんが、実際のと
ころ、教えてもらったばかりのスキルを他者に教えることは困難でしょう。
今回のセミナーでは、「学んだことを社内で試す」という宿題を出させてもら
いました。
その宿題を実行することで、自ら学んだスキルを「モノ」にしていただきたい
との思いからなのですが、実際のところ、難しいと実感されたのではないかと
思います。
そこで住宅産業塾では、社内にスキルを定着させることを目的に、その企業で
より深く学んでいただくことを考えております。
各社に訪問するセミナーでは全3回を予定しており、今回のセミナー以上に、ヒ
アリング力が付く内容になっていますので、是非取り組んでみてください。

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